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若山照彦氏の説明の変更点
STAP論文撤回、若山氏が理由修正 ネイチャー誌、掲載直前に
http://www.asahi.com/articles/DA3S11247446.html
2014年7月17日05時00分 朝日新聞
英科学誌ネイチャーに発表されたSTAP細胞論文の撤回理由の文が、掲載直前に修正されていたことがわかった。主要著者の一人の若山照彦・山梨大教授が6月に発表したSTAP細胞にかかわる試料の解析結果が誤っていた可能性が出てきたためとみられる。若山氏は「改めて詳細な解析結果を公表する」としている。
印刷された7月3日付の同誌に載った撤回理由には「STAP幹細胞の元になったマウスは若山研究室にはいなかった」という趣旨の記述があるが、電子版では削除されている。朝日新聞の取材に、ネイチャー編集部は、修正依頼が印刷の締め切りに間に合わなかったと説明。若山氏は、自らがこの記述の削除を同誌に依頼したことを認めた。
若山氏は6月16日に山梨大で開いた会見で、「STAP幹細胞は、若山研究室に存在しないマウスに由来する」と発表していた。会見で自らが述べたのと同様の記述を削除したことになる。
STAP細胞は、若山氏が提供したマウスを元に、理化学研究所の小保方晴子氏が作製したとされる。それを若山氏が改変して増殖能力を持たせたものがSTAP幹細胞だ。
若山氏は研究室に残っていたSTAP幹細胞の遺伝子解析を第三者機関に依頼。小保方氏に渡したマウスは目印になる遺伝子が18番染色体に組み込まれていたのに、STAP幹細胞は15番染色体にあったことが判明したと発表した。小保方氏が作製したSTAP細胞は若山研究室が提供したマウスに由来しないと主張し、STAP細胞はES細胞ではないかという疑惑が強まる一因になった。
ところが、論文が撤回された後、若山氏は朝日新聞の取材に、STAP幹細胞の目印の遺伝子の場所が15番染色体ではない可能性が浮上したことを認め、「より詳細な解析が必要となった」と説明した。
ただ、若山氏は、STAP幹細胞が若山研究室にあったマウスに由来するとしても、そのマウスを小保方氏に渡したことはないと主張している。
小保方氏の代理人の三木秀夫弁護士は、若山氏が依頼した修正について「どういう意図があったのかわからない。きちんと説明してほしい」と話している。
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