http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/523.html
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小保方さん、意図的に細胞すり替えか? 若山氏の発言が決定打の様相
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140617/dms1406171539012-n1.htm
2014.06.17 夕刊フジ
小保方晴子・研究ユニットリーダー
記者会見で小保方氏との微妙な関係について明かした若山氏
「STAP細胞」論文の共著者である若山照彦山梨大教授が、理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)にトドメを刺した。16日の会見で、論文ではSTAP細胞の作製に若山氏提供のマウスが使われていたとされるが、実際は「全く別のマウス」だったことを発表。専門家は「意図的に細胞をすり替えた可能性が高い」と指摘し、「ES細胞(胚性幹細胞)正体説」が一層強まってきた。
「あってほしいと思う夢の細胞だが、すべての解析結果が否定している」。2時間半にわたる会見で、若山氏の表情は終始険しかった。
二人三脚で研究を進めてきた小保方氏と若山氏。若山氏がマウスを交配させて生ませた子を提供し、小保方氏がSTAP細胞を作製。それを使って、若山氏が増殖能力を持たせたSTAP幹細胞にした。
会見では、このSTAP幹細胞の解析結果を発表し、8株は人工的に遺伝子を挿入した位置がもとのマウスと異なっていたほか、2株は別系統のマウスだったことが明らかになった。若山氏は「僕の研究室から提供するマウスでは絶対にできない結果」と断言した。
東京大の上(かみ)昌広特任教授(医療ガバナンス論)は、「今回はっきりしたのは、渡した細胞と違う細胞が返ってきた、渡された側に何かが起きたということだ」と指摘し、こう続ける。
「細胞のすり替えは、偶然の間違いでは起こりえない。状況的に考えられるのは、小保方氏や周辺者が、意図的に混入したり、すり替えを行った可能性が高い」
ES細胞正体説を取ると、つじつまがあう“事実”は、次々と発覚している。
理研によれば、小保方氏の研究室に「ES細胞」と表示された容器が見つかり、中にあった細胞の特徴の一部が、若山氏が保管するSTAP幹細胞と一致したという。本当にES細胞かどうかは不明として、今後も検証を続ける。若山氏は会見で「小保方氏がうちの学生からES細胞を渡されていた。ES細胞を自由に使える環境だった」と明かした。
研究段階で、小保方氏の不正を見抜けなかった若山氏の“失態”は看過できない。「ハーバードの優秀な研究者にノートを見せてくれとは言えない雰囲気があった」と小保方氏のノートをチェックしていなかったことも判明。ただ、共著者の中では、論文撤回呼びかけや第三者機関の解析と、積極的に問題解決に取り組んだ唯一の研究者といえる。
小保方氏や上司である笹井芳樹氏が若山氏に責任転嫁する発言があったことについて、「僕は個人。理研は組織として大きいし、責任を押しつけられるのではという恐怖感はあった」と語った若山氏。第三者機関の解析結果を共著者らに連絡したところ「意味がない」という返事があったと明かし、相手は「丹羽(仁史)先生以外」と特定を避ける場面もあった。
「研究チームで、初めて具体的に不可解な点を指摘したことは大きい。チーム内で仲間割れがあったことが分かった。若山氏は、相当前から笹井氏に不信感を覚えていたのだろう。『有力な仮説』と語った笹井氏ももう無理。調査に協力すべきだ」と上氏。若山氏の決死の会見は、ナゾの細胞の秘密を暴いたようだ。
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