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万能細胞:STAP論文問題 小保方氏ノート「見ていれば」 共著者の若山氏、ずさんな研究見抜けず謝罪  毎日新聞
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/516.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 6 月 15 日 20:29:55: mY9T/8MdR98ug
 

 STAP細胞論文の責任著者の一人、若山照彦・山梨大教授(47)が、毎日新聞のインタビューに応じ、自らの研究室で実験していた小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーの実験ノートを確認したことがなかったことを明らかにした。「一度でも見ていれば信頼性に疑いを持てたかもしれない。申し訳なかった」と、小保方氏のずさんさを見抜けなかったことを謝罪した。小保方氏は2011年4月〜13年2月、当時理研にあった若山氏の研究室に客員研究員として在籍していた。【須田桃子】

 STAP細胞にかかわるさまざまな解析結果で不自然さが指摘されていることを踏まえ、「(論文には)信じられるデータは一つもないような気がする」と述べ、STAP細胞の存在に疑問を投げかけた。

 若山氏は小保方氏との共同研究で、小保方氏が作製したSTAP細胞をマウスの受精卵に注入し、STAP細胞由来の細胞が全身に散らばる「キメラマウス」を作る実験を重ねた。若山研では通常、全員が同じ部屋で実験し、生データを口頭で報告し合っていたため、実験ノートを見る習慣がなかったという。

 だが、小保方氏は別のスペースで実験していた。若山氏は「小保方さんのノートを見ることを思いつかなかった。チラッとでも見ていたら、疑う心が浮かんだかもしれない」。11年11月にキメラマウスの作製に成功したことがSTAP細胞の万能性の根拠となり、理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の竹市雅俊センター長ら幹部が信じたとされる。若山氏は「価値のある研究と思った。僕が『おかしい』ということを突き止めておけば、他の人が信じるのを防げたかもしれない」と悔やんだ。

 一方、若山氏は13年3月に山梨大に移った後、STAP細胞の再現実験に数十回取り組んだものの、一度も成功しなかった。小保方氏にも、アドバイスを求めるため何度も状況を伝えた。「共著者である責任と、自分の研究室は再現性を重視してきたことから、論文が受理されるまでに何とか再現したかった。しかし、成功できず焦りが強くなった」と当時を振り返った。また、今年1月末の記者発表時、「作製は簡単」と説明されたことでさらに不安が募り、3月10日に論文撤回を呼び掛ける直前まで実験を繰り返したという。

 若山氏は「失敗を経験した僕が一番、真剣におかしいと思える立場にいた」と、いち早く撤回を呼びかけた背景を説明した。一方、共著者の笹井芳樹・CDB副センター長らは、不正認定後も記者会見でSTAP細胞研究の有望さを主張している。

 若山氏は今後について、「捏造(ねつぞう)行為があったとしたら税金の無駄遣いをしたことになる。論文に携わった研究者として、社会に役立つ研究成果を出していくことで償いたい」と話した。

 若山氏は、STAP細胞から樹立した「STAP幹細胞」の解析を第三者機関に依頼しており、16日に山梨大で記者会見を開き、分析結果を発表する。

==============

 ◇STAP細胞論文を巡る経緯

1月30日 論文が英科学誌ネイチャーに掲載される=<1>は28日に会見する(左から)小保方晴子氏、笹井芳樹氏、若山照彦氏

2月18日 理化学研究所が論文の疑義について調査委員会設置

3月10日 若山氏が「研究が信用できなくなった」と論文取り下げを提案=<2>

4月 1日 理研調査委が2件の画像について小保方氏の不正を認定する最終報告を公表

   8日 小保方氏が不服申し立て

   9日 小保方氏が記者会見。不正を否定し、STAP細胞を「200回以上作製した」と主張=<3>

  16日 笹井氏が記者会見。実験データは「若山氏がチェックしたのを前提に見ていた」と釈明

5月 8日 理研が不服申し立てを退け再調査しないことを決定

6月 3日 小保方氏が主論文の撤回に同意

  12日 理研の改革委員会が再発防止の提言。理研発生・再生科学総合研究センターの解体や人事の刷新、論文の徹底調査などを求める=<4>


http://mainichi.jp/shimen/news/20140615ddm002040090000c.html  

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コメント
 
01. 2014年6月15日 22:24:09 : xvgdPlW91s
あのノートにはね・・・・

02. 2014年6月15日 22:26:57 : xvgdPlW91s
早稲田理工も東京女子医科大も会見を早く開いて、説明責任を果たしてくれ。

03. 2014年6月16日 08:29:14 : 6UDp69LJxY
>>02

それだけは、ご勘弁ください。


04. 2014年6月16日 09:31:01 : LhvYHPMQvw
2010年7月から、指導者の立場で疑いながら一緒に研究していて↓、
「分からなかった」というのは説得力がないです。
信じれるとすれば小保方氏が「高度な騙し」ができるほど優秀な人間だったということになるが、
ノート云々の話はそれに反してる。

http://wayback.archive.org/web/20140209054710/http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140202-OYT1T00332.htm

「私は、小保方さんが作った細胞が多能性を持っているかどうか、マウスを使って判定する実験を2010年7月頃から手伝った」

 ――小保方さんの情熱を見て、当初の「できっこない」が「もしかすれば」に変わった瞬間はあったか。

 「なかった。情熱はあってもおそらく無理だと思っていた。彼女はまだ若いし、若い頃の失敗は後々のためには良いと思っていた。今回の発見は、それぐらい常識を覆す研究成果だ。2011年末頃、緑色に光るマウスの1匹目が生まれた時は、小保方さんは世紀の大発見だとすごく喜んでいたが、私はそれでも信じられず、『どこかで自分が実験をミスしたせいでぬか喜びさせてしまったかも』と心配だった」


05. 2014年6月16日 11:56:14 : KozAwljKFY
>>04
> 指導者の立場で疑いながら一緒に研究していて

その「疑い」とは、「どこかで自分がミスをしたのでは?」と、あくまでも自分の担当部分に向けられていて、彼女に対して向けられたものではなかったことは、引用文からも明らかでしょう。共同研究者を疑う心を持たない純朴な研究者は、若山氏以外にも沢山居ます。そして科学研究社会における多くの成功者は、そういう人種に属する人たちです。


06. 2014年6月16日 12:44:25 : nbLx0eVkgs
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/06/16/kiji/K20140616008378430.html
若山さんが出てくると、オボちゃん俄然元気になる様子。どうやら、理研に在籍するきっかけを作ってくれたこの恩人と刺し違える作戦だな。会見での冴えないオッサン振り(吃りや風体)から、疑いを抱く視聴者が相当数出るだろうが、大方の細胞生物学の研究者たちは、細胞クローニングの世界的権威の一言一句に注意深く耳を傾け、正しい判断を下すだろう。

07. 2014年6月16日 13:00:31 : Qjg8s5yZHM
>>05
   <純朴な研究者・・・>

あんまり笑わせないでね。
笹井さんの投稿ですか?


08. 2014年6月16日 13:13:09 : efYYgyF3F6
>>07
STAPはホンモノとか言ってる笹井は小保方側だろw
仲良くしっぽり出張旅行をするぐらいだからな

09. 2014年6月16日 15:26:49 : LhvYHPMQvw
>>05
引用文を見れば、疑いの基本が「STAP細胞なんて嘘だ」であることは明らかです。
例えば、

“最初は『できるはずがない』と思ったが、”
“――小保方さんの情熱を見て、当初の「できっこない」が「もしかすれば」に変わった瞬間はあったか。
 「なかった。情熱はあってもおそらく無理だと思っていた。”

この記事全体について、小保方氏は「自分を含め誰もが不可能(要するに『出来る』という小保方の主張は嘘か勘違い)だと思うことをやり遂げた」という話になってる。であるなら、簡単に「やり遂げた」と思ってしまう道理がないわけで、通常の研究者の関係において性善説的に信じるのとは事情が違う。
研究者社会のことを知ってるなら、他人の研究に疑いを持つケースも多く、場合によっては完全に嘘だと認識する場合も少なからずあることは分かるでしょう。そのような状況で、ポジティブデータを一回見せられただけで信じれるようになりますか?
本当か?何かの間違いじゃないのかと思うのが普通で、記事では自分の操作を疑ったと言ってるが、これは外向きの発言であって、当然自分だけでなく小保方氏も疑ってるはず。

それに不思議なのは、若山氏は(渡された)「STAP幹細胞」に疑惑があると言ってるが、「STAP細胞」を「STAP幹細胞」に変換するの過程を行っていたのは若山氏ではなかったのかという点。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/12/stap-obokata-haruko_n_5137481.html
今、STAP細胞の実体が「ES+TS細胞」だと言われているが、これらは既に増殖能を有しているので、「STAP幹細胞化」をする必要がありません。
ES細胞(+TS細胞)を渡されたとするなら、若山氏は「STAP幹細胞化」の過程でいったい何をしていたのか?
自分の作業も疑ってるのなら、ここで疑惑に気づかないはずはないと思いますが。
さらに、先日の「STAPと示されたキメラの写真が実はESと同じだった」という問題。
慎重に解析し、ターニングポイントにもなった「STAP細胞キメラ作製」の写真をESと間違えるなど普通にあり得ないことで、この過程でも若山氏は何をやっていたのかという話になる。胎盤が光ったならTS細胞混入の「自称STAP細胞」であるはずで、それがES細胞のものと同じだったなど意味が分からない。


10. ダイナモ 2014年6月16日 15:45:41 : mY9T/8MdR98ug : FSWtIzYIYE
>>09
>STAP細胞の実体が「ES+TS細胞」だと言われているが

ES+TSだといわれているのはSTAP幹細胞の方だと思うが。


11. 2014年6月16日 16:35:58 : LhvYHPMQvw
>>10
いや、STAP細胞でしょう。
Kaho氏のページで確認したのを覚えているし、下の記事でも
http://www.nikkei-science.com/wp-content/uploads/2014/06/20140611STAP.pdf
「分裂・増殖しない細胞」という記載がある。
トリソミーは分裂時に生じるので、分裂を繰り返してると予想されるSTAP幹細胞なら
これがあっても不思議ではないわけです。

12. 2014年6月16日 16:42:38 : nbLx0eVkgs
>>09さんは、先ず若山さんの会見動画を全編観てください。>>06の「冴えないオッサン振り」は杞憂でした。取り消します。

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