http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/507.html
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http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-d08b.html
2014年6月12日
STAP細胞問題で、新たに決定的とも言える事実が明らかにされた。
4月10日付記事
「小保方氏会見が浮き彫りにした杜撰理研内部調査」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-d73f.html
をはじめ、4月17日付記事、
6月4日付記事
「STAP細胞問題核心掴む若山教授会見を実現せよ」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/stap-bb3c.html
などで、山梨大学の若山教授が小保方晴子ユニットリーダーから、「STAP細胞」であるとして受け取った細胞が由来するマウスの種類を特定することにより、問題の核心が明かになることを指摘してきた。
そもそも、STAP細胞作製論文の撤回を提案したのは若山教授である。
若山教授は、今回のネイチャー論文とは別の実験で、STAP細胞であるとして小保方氏から受け取った細胞がどのマウスに由来するかの分析を専門家に依頼した結果、小保方氏が説明していたマウスとは異なるマウスであったことを確認し、論文撤回を提案した。
したがって、ネイチャー論文で使用した「STAP細胞であるとして渡された細胞」が由来するマウスの属性を明らかにすることにより、問題の核心が把握できると考えられるのである。
この点に関する、決定的とも言える分析結果が公表された。
日経サイエンス号外2014年6月11日
「STAP細胞 元細胞の由来 論文と矛盾」
解析したのは理化学研究所統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員らである。
また、東京大学の研究グループが同じ手法で解析し、同様の結果を確認した。
結論を要約すると、ネイチャー論文でSTAP細胞の万能性を証明するために使用された細胞が、STAP細胞ではなく、ES細胞であった可能性が高まったということである。
若山教授が、ネイチャー論文で使用した、小保方氏から「STAP細胞であるとして渡された細胞」が由来するマウスを専門家分析によって明らかにして、これがSTAP細胞を作製するために用いられたとされるマウスとは別の種類のマウスであることが判明すれば、小保方氏は、ES細胞などの別の細胞を、STAP細胞だとして若山氏に提供したことになる。
この点が決定的に重要であるから、私は、当初より、若山氏が実験に使用した細胞が由来するマウスについての特定を求めてきたのである。
若山教授は別の実験で小保方氏から受け取った細胞が、小保方氏の説明とは異なり、別のマウスに由来するものであることを確認して、ネイチャー論文の撤回を呼びかけた。
ここから先は推察であるが、若山氏は当然のことながら、ネイチャー論文に使用した「小保方氏からSTAP細胞であるとして渡された細胞」が由来するマウスを特定しているのだと思われる。
その結果が、STAP細胞を作製したマウスとは異なる系統のマウスであることを確認し、論文撤回を呼びかけたのではないか。
若山教授はSTAP細胞の万能性を検証する役割を担った。
小保方氏から「STAP細胞である」として受け取った細胞を用いて、キメラマウスの作製などを担当し、これを成功させた。
ところが、若山教授は、「STAP細胞である」として受け取った細胞が、本当にSTAP細胞であるのかどうかを確認するために、その細胞が由来するマウスの特定を専門家に依頼した。
その結果、あってはならない結果を受け取ったのである。
したがって、若山教授が記者会見を行い、ネイチャー論文で使用した、小保方氏から「STAP細胞である」として受け取った細胞が由来するマウスが、小保方氏が使用したSTAP細胞作製のためのマウスであるのかどうかを明らかにする必要がある。
仮に、その細胞が由来するマウスが異なるマウスであることが確認できたなら、その段階で、STAP細胞論文の不正問題には決着がつく。
空前絶後の巨大不正=捏造問題に発展することになる。
画像を切り貼りしたとか、論文の一部に他の論文からのコピペがあったなどという、ある種の技術的な不正ではなく、正真正銘、巨大犯罪行為と表現しても差し支えないような巨悪が浮かび上がってしまう。
小保方氏は記者会見でSTAP細胞の作製に200回以上成功していると述べた。
しかし、多くの専門家見解をまとめると、それは、単にOct4-GFPの発現を確認しただけのことであって、STAP細胞作製ではなかった可能性が高いのではないか。
Oct4-GFPの発現とは、遺伝子操作されたマウスの体細胞を酸に晒す結果として、一部の細胞が光り出すもので、死にかけの細胞の自然発光である場合が含まれてしまう。
STAP細胞の作製成功を立証するには、この
Oct4-GFPの発現
以外に、
テラトーマの生成、キメラマウスの生成が必要になる。
キメラマウスの生成を担当したのが若山教授。
テラトーマについては、博士論文で用いた画像を転用したのである。
キメラマウスの生成については、若山教授にSTAP細胞ではなく、ES細胞等の別の細胞を提供し、これによって、キメラマウスの生成が可能になったと考えらえるのである。
現段階では、まだ確定情報ではないが、蓋然性の高い推論として、このような仮説が提示される状況に立ち至っている。
もし、この仮説が正しいということになると、史上空前とも言える巨大スキャンダルになる。
誠に奇妙であるのは、こうした巨大スキャンダルの可能性が浮上しているにもかかわらず、メディアの報道がこの仮説を無視する方向に動いていることだ。
このことの奇妙さが際立っている。
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