http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/495.html
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STAP論文不正問題で、カネも名誉もなくなりそうなオボチャン
小保方さん、論文取り下げで借金危機 笹井氏らも道連れ 理研総退陣論も
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140605/dms1406051531017-n1.htm
2014.06.05 夕刊フジ
新型万能細胞「STAP細胞」の論文不正問題が、急展開だ。理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)が補完的な論文に続いて主要論文の撤回にも同意した。「白紙」に戻ったSTAP論文の次に待ち受けるのは、関係者らの処分だ。STAP細胞をぶち上げた理研トップらの退陣を求める声も噴出。小保方氏ら研究者には、研究費の返還も予想されている。
「STAP細胞はあります」と力説した涙の会見から約2カ月。小保方氏が論文撤回に同意した理由について、代理人の三木秀夫弁護士は4日、「理研の検証実験に参加するため、応じざるを得なかった」と説明。「STAP細胞について存在する事実は変わらない」とあらためて主張した。
「仕方がなかったんです。悲しいです」と無念さを吐露したという小保方氏。科学ジャーナリストの大朏(おおつき)博善氏は、「小保方氏の気持ちは研究を続けたいという一心だろう。検証チームに入る代わりに、論文を撤回するといった理研側との取引があったかどうかは不明だが、論文にこだわっている場合ではないと判断したのではないか」と話す。
だが、科学の世界では論文と研究は一心同体だ。主要論文の撤回で科学的信用はなくなり、事実上の「白紙」に戻ったといえる。
東京大の上(かみ)昌広特任教授(医療ガバナンス論)は、「論文の問題はこれで終わったことになる。今後は、研究者と管理者の責任がそれぞれ問われることになるが、管理者としての『経営責任』をうやむやにしてはいけない」と指摘する。
管理責任が浮上しているのは、理研トップの野依(のより)良治理事長、小保方氏が所属する発生・再生科学総合研究センター(CDB)の竹市雅俊センター長、笹井芳樹副センター長らだ。
「どんちゃん騒ぎの記者会見は誰の判断で行われたのか。笹井氏は管理職としてふさわしかったのか。小保方氏はなぜ抜擢されたのか。責任問題は山積している。野依、竹市、笹井氏の辞任は避けられないのではないか」と上氏は続ける。
2012年12月に理研CDBが実施した小保方氏の採用面接では、通常行うはずの英語のヒアリングを省略するなど、“特別扱い”だったことが判明している。
論文撤回により、研究費の返還問題も議論が進む。STAP細胞の研究費は国民の税金であり、今後、理研側が、研究者個人に返還請求する可能性がある。「研究費が不正に使われたのならば、金を返せというのは当然のこと。どの部分を請求するかはケース・バイ・ケースだが、数千万円に及ぶこともある。理研が補完的な論文である『レター』を撤回したため、調査しないというのはおかしい。『レター』については不正が認定されず、研究費の返還も問われなくなる。理研側はこうした民事的問題についてもしっかり議論しなくてはいけない」と上氏。
研究費の返還請求がなされれば、小保方氏は「不正」という不名誉に加え、多大な金銭負担を背負うことになる。国民には見えないところで、さまざまな駆け引きがささやかれるSTAP細胞問題。黒幕は誰なのか。上層部の説明責任が、一層強まっている。
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