http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/433.html
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科学界追放か…世界の研究者も呆れた小保方さんの実験ノート
http://gendai.net/articles/view/geino/150067
2014年5月9日 日刊ゲンダイ
理研調査委が「クロ」認定/(C)日刊ゲンダイ
本人は「なにを言っても通らない」と、うちひしがれているという。本当はグーの音も出ないのではないか。
8日、理化学研究所の調査委員会は、小保方晴子さん(30)の不服申し立てを退ける決定をした。STAP論文の画像に「捏造(ねつぞう)」と「改竄(かいざん)」があったと指摘された小保方さんは、「悪意のない間違い」「不正ではない」と不服を申し立てていたが、「悪意があったことは明らか」と一蹴した。
理研が突きつけたのは、小保方さんの“前科”だ。
小保方さんは、STAP論文をネイチャー誌に投稿する前の2012年7月、同じ趣旨の論文をサイエンス誌に投稿して却下されている。その時、審査した専門家から「画像を加工する場合は、加工の有無が分かるよう両側に線を入れるように」と注意されていた。
ところが、その7カ月後、ネイチャー誌に投稿した時も、画像に線を入れなかった。データの正しい提示法を認識していながら、意図的に線を入れなかった「確信犯」というわけだ。
東大の上昌広特任教授はこう言う。
「理研の判断は妥当だと思います。“不正はなかった”という小保方さんの主張に一つ一つ根拠を示しながら“不正はあった”と結論づけている。世界中の研究者が、理研の主張に納得したと思う。正直、理研には感心しました。たしかにマネジメントには問題が多い。でも、返り血を浴びてでも、科学者として真摯に調査しようという態度だった。記者会見も3時間応じた。一方の小保方さんは、求められた資料を提出しないなど調査に協力しなかった。いま小保方さんに同情する研究者は、ほとんどいないでしょう」
■7月、早大「博士論文」調査がトドメ
小保方さんにとって致命的なのは、自ら公開した「実験ノート」だという。「ちゃんと実験していることを示したい」と公開した。
ところが、<陽性かくにん! よかった><10の5乗ずつ移植(ハート)>などと、中学生のメモ書きのような中身。
さすがに、ワシントン大生物学部の鳥居啓子教授が「絵日記のような実験ノートにびっくり。理科の観察日誌?」とツイートするなど、世界中の研究者が呆れている。
もはや小保方さんを雇う研究機関はないのではないか。
「あのノートを見たら、引き受ける研究所はないでしょう。それに小保方さんには理研だけでなく文科省もカンカンになっている。理研と文科省を敵に回す組織はない。7月には、早稲田大学が小保方さんの博士論文に不正がなかったか結論を出す。コピペは明らかだから、博士号は剥奪される可能性が高い。博士号を失ったら、そのまま科学界から追放される恐れがあります」(民間シンクタンク研究員)
この3カ月間のバカ騒ぎは、一体なんだったのか。
◇
理研「再調査せず」 小保方氏の研究不正確定へ
http://news.tbs.co.jp/20140508/newseye/tbs_newseye2196358.html
STAP細胞の論文について、理化学研究所は小保方晴子ユニットリーダーからの不服申し立てを退け、再調査をしないことを決めました。これにより、小保方氏の研究不正が確定し、処分が検討されることになります。
「再審査は行わないことを決定」(理化学研究所 川合眞紀理事)
8日午後に会見した理化学研究所は、小保方氏側から求められていた再調査について必要ないと判断し、論文の取り下げを勧告したことを明らかにしました。
「STAP細胞はあります。私の説明や弁明をさせていただく十分な機会は少なかったのではないかと」(小保方晴子ユニットリーダー 先月)
小保方氏側はこれまで「多忙な中で画像の差し替えを忘れた」などと説明。7日、実験ノートの一部を公開するなどして、研究不正にはあたらないと主張してきました。
「こういうデータの管理状態を継続しているということは、誤ったデータを使うことは当然想定される。それを回避する、すなわち論文等に掲載するには、一枚一枚確認することが求められる。そうしないというのは悪意があると考える」(理化学研究所調査委員会 渡部惇委員長)
理研の調査委員会は、実験データの管理方法や使用方法についても、データを間違えて使用する危険性があり、データへの信頼性を根本から壊すものと言わざるを得ないと指摘。実験ノートについて小保方氏が正しいと主張する画像がどのように得られたか、科学的に実証することは不可能だと説明しました。
「起こるべくして起こった。そういう事態を事後的に修正しようとするものであろうと考える」(理化学研究所調査委員会 渡部惇委員長)
不服申し立てが退けられたことで、小保方氏が研究不正を行ったという認定は確定します。理研は懲戒委員会を設置し、今後、小保方氏らの処分を決めることになります。
一方、その小保方氏。代理人によりますと、理研から連絡を受けた小保方氏は、非常にショックを受けた様子だったということです。
「非常に不服でございます。到底承服できないと考える。(小保方氏は)もう何を言っても通らないと絶望感にとらわれている」(小保方氏の代理人 三木秀夫弁護士)
小保方氏側は今後の対応を協議するとしています。(08日16:40)
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