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「200回作製」で完全墓穴 小保方さん学者人生“絶体絶命”
http://gendai.net/articles/view/geino/149381
2014年4月10日 日刊ゲンダイ
新たなファクトなし/(C)日刊ゲンダイ
「200回以上、作っている」――。
9日、70日ぶりに姿を現した小保方晴子さん(30)。涙を流しながら「STAP細胞はあります」と訴えたが、結局、STAP細胞をめぐる疑惑は最後まで晴れなかった。もはや、小保方さんの研究者人生は終わりだろう。このまま理化学研究所との「10年裁判」に突入しかない。
STAP論文を「捏造」「改ざん」と切り捨てた理化学研究所に対して、「事実関係をよく理解していただかないまま不正と判定されてしまいました」と、反論した小保方ユニットリーダー。
■理研幹部は拍子抜け
小保方さんがどんな「爆弾発言」をするのか、理研の幹部は緊張しながらテレビ中継を見ていたが、あまりに稚拙な主張に拍子抜けしたらしい。
「小保方さんが所属している神戸の研究所では、数十人の研究者が集まって主張に聞き入ったが、途中から苦笑、失笑が漏れ、最後は<不正を認めた調査委の結論は間違っていない>という空気になったようです」(理研事情通)
専門家が呆れたのは、「STAP細胞の作製に200回以上成功した」という発言。200回の成功には、最低、数年はかかるからだ。
「小保方さんの会見は、失敗だったと思う。完全に墓穴を掘った。不信感を強めただけです。<STAP細胞の作製に成功した人が他にいる>と口にしながら、名前は伏せたいと、明らかにしない。データを記したノートを公開したらどうかと記者に迫られても、<秘密実験もあるから>と公開を拒否。具体的な根拠も示さず<STAP細胞はあります>と情緒的に訴えるだけだった。科学者の弁明じゃないですよ」(科学ライター)
小保方さんは理化学研究所に不服を申し立てているが、9日の会見を見る限り、最終報告が覆る可能性は低いという。東大医科学研究所の上昌広特任教授はこう言う。
「会見では何ら新たなファクト(事実)が示されませんでした。理研はこのまま(改ざん、捏造の報告書を)事実認定するでしょう。それにしても<200回以上成功>というのはどうかと思いました。だってほとんど毎日実験に成功しているようなものですからね…」
■理研とはドロ沼裁判へ
それにしても、科学者としては考えられないような釈明を連発した小保方さんは、どういう精神構造をしているのか。「自己愛型パーソナリティーだと思います」と、明大講師の関修氏(心理学)はこう言う。
「ニセ作曲家の佐村河内守氏に似ていると思いました。佐村河内氏は、謝罪会見をしながら、本心では悪いとは思っていなくて、裏切った新垣さんを攻撃していた。小保方さんも<私の不注意、不勉強、未熟さで…><心よりおわび申し上げます>と謝罪しながら、<でも、私は…>と自分の正当性を訴えていた。自己愛型は、自分が正しいと信じ込んだら、絶対に譲らない。他人にどう見られているかを、すごく気にする。小保方さんは“未熟だが、熱意ある研究者”を演出しようとしたのかもしれない。自己愛型は、自分を守るために、自分に都合の悪い相手を攻撃する特徴がある。もし、理研が最終報告書を撤回せず、懲戒処分したら、裁判に訴える可能性が高いと思います」
研究者が訴える裁判は長期化しやすい。2006年に東大から解雇処分を受けた教授は最高裁まで争い、7年後に敗訴が確定。理研でも論文不正に関与したと名指しされた研究員が名誉毀損訴訟を起こし、6年後に和解が成立している。「小保方VS理研」の対立はドロドロの法廷闘争になるのではないか。
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