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2014年04月10日
小保方氏の会見を視聴していたが、最悪だったと思うのは日本のマスメディアと理研の爺どもである。小保方女史の会見をマスコミは「謝罪会見」と銘打ちたいのだろうが、彼女の本意は「抗議会見」である。この点は、間違って受けとめないようにしたい。無論、筆者には小保方氏が作製に成功したと云うSTAP細胞の存在の真偽など判らない。拙ブログ14年3月16日付「なぜ?ウクライナ政変、なぜ?STAP細胞、なぜ?マレーシア旅客機」の中で、小保方氏に関して以下のように書いた。
“ STAP細胞論文問題も、小保方女史が、名誉欲に目がくらみ、自らの論理を出鱈目なデータを添えて証明した、と考えるのには無理がある。6か月程度の幻の名誉に浸るなどと云う目的は馬鹿げているので、彼女なりにネイチャーに載せられる根拠は持っていたと推認できる。最近の科学は、スピードとの戦いであり、 早い者の独り勝ちルールがあるので、それを意識したあまり、確認作業が不十分だった、と云うのが実像に近いと思われる。これから半年、1年後に同様の手法 で、どこかの国の誰かが、「STAP細胞の作成(*作製の誤り)に成功」の記事がメディアを覆いつくす日があるのだと思う。 ”(拙ブログより)
以下に、毎日新聞の9日の小保方氏の会見模様を伝える記事を添付するが、後半部分において、弁護士が頭を抱えているような印象を与える写真を全ページに亘り貼りつけている。明らかな毎日、TBS系お得意の印象報道である(笑)。最近は、毎日新聞、TBSの手口はバレバレが、洗脳される読者や視聴者も多いのだろう。他社も似たりよったりで、「小保方氏涙の謝罪」、「200回成功、正当性強調」、「別の人が成功、証拠示さず」、「STAP細胞200回、説得力なし」、「科学論争離れた場外戦」、「難病患者、期待していたのに残念」等々と殆ど犯罪者扱い。
*バカバカしいので、毎日新聞の記事の転載は中止した。あしからず、ご了承願おう。
わが国のマスメディアの記者諸君は、小保方氏がSTAP細胞を作製したと云う論文が科学雑誌最高峰のネイチャーに掲載された事で、小保方氏本人以上に興奮し、祭り上げてしまった多くの記事や番組が汚された鬱憤を、彼女に対し、恥じらいもなく、ひたすら糾弾するような態度に豹変した。大臣まで踊らせたのは、メディア報道のなせる業である。そもそも、彼女が作製したSTAP細胞を理解できる人間が理研側にいたかどうかさえ怪しいわけで、彼女を含めた検証体制があれば、自ずと真偽の方向性が示される筈にも関わらず、調査に協力させようとしなかったこと自体が訝しい。冷静な目で眺めれば、理研の組織防衛体制だけが目立ち、真実を追及姿勢はゼロに近いのだから、理研の調査結果など、一顧だにする、価値はない。
若手の免疫学者で、現在英国UCLの研究員である小野昌弘氏のブログによれば、京大にも記者クラブがあるそうだが、彼の研究が有名雑誌に掲載されると判った瞬間には、翌日記事になっているそうだ。各社のポストに素人でも理解できる論文の要約情報が投げ込まれる仕組みになっている。東大や阪大にも記者クラブがあると云うことだろう(笑)。小野氏によると、記者クラブ所属の8社程度の取材があったが、まともに会話が相互通行したのは朝日新聞の記者1名だけだったと回顧する。他の記者は、生物学の基礎すら知らない有様で、先端研究の機微など、まったく理解されなかったそうである。科学ニュースなど云うものは「大本営発表」に過ぎないのだそうだ。
おそらく、“愛しさ余って憎さ百倍”になっているのが、現状のマスメディアなのである。記者クラブの連中の記事や報道など、“すべからくこんなもの”と云うことだ。政治案件も、司法案件も、国際問題も、すべてが「大本営発表」であり、糞に成り果てている。だいたいが、全国つづうら浦、神羅万象の新聞やテレビニュースなど作れるはずもない。結局、誰かの音頭取りに身を任せ、真実を伝えるとか、真実を探求するなどの意識は皆無なのである。いわば流れ作業による紙面作りであり、それを教師にしたテレビ報道だけが、我国に存在する。今回のSTAP細胞の真偽より、こちらの問題の方が目立った騒動である。
小保方氏は耐えに耐えて、よく2時間半の長時間の勾留尋問に答えていた。と筆者は眺めていた。よくもまあ、あれだけフラッシュがたけるものである。話が始まったらやめろよ!筆者は、小保方会見を観ていて、なるほど、警察検察の取り調べ可視化は不可避だ、と強く思った。彼女のSTAP細胞は未作製かもしれないし、出来ているかもしれない。しかし、日本の土壌で、この前人未到の最先端研究は限りなく不可能なものに思えた。成功しようが、失敗しようが、日本で研究する限界を、彼女自身、実は十分理解しているだろう。女ガリレオは日本に馴染まない。
真偽は別にして、ケツを捲り、日本を見捨てるべきである。おそらく、米国、中国、ロシア、イスラエル等は、彼女の研究を受け入れるに違いない。ただ、理研もしたたかな面があり、彼女を放逐する気はないようだ。他国に彼女の研究が横取りされる事への危惧を持っているようだ。ここが、今回のSTAP細胞に関するポイントなのである。理研の関係者も、今回は組織防衛上、捏造云々の結論で終息させるつもりのようだが、実は、多分彼女はSTAP細胞作製に成功していたに違いない、と云う認識があり、故に、小保方女史を手放す気は全くない点も見えている。筆者は個人的感想だが、「STAP細胞はあります」を支持する。
もう一人、気に喰わない男のことを語っておこう。これはあくまで筆者の第六感だが、あの共同研究者で山梨大教授の若山照彦氏の不可解さだ。そもそも、目が泳いでいて、おどおどした態度は、何か異なる事情で、小保方氏の研究に異議を唱えている雰囲気があった。概ね、小保方氏擁護の立場であった彼が急遽手の平を返した状況が唐突だ。若山教授は気鋭で世界的にも著名な研究者らしいのだが、46歳で山梨大学教授と云う社会的地位は、少々不自然だ。理研の幹部クラスになっても良い研究キャリアだとすると、余計な勘繰りも浮かんでくる。まぁなんの確証もないので、この話は此処まで(笑)。
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