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STAP細胞 困難な検証 理研、ゼロからスタート   日経新聞
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/318.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 4 月 07 日 22:13:30: mY9T/8MdR98ug
 

 理化学研究所の丹羽仁史プロジェクトリーダーらは7日、都内で記者会見し、STAP細胞が本当に存在するかどうかを検証する方法の詳細を説明した。同氏は不正があったとされる小保方晴子研究ユニットリーダーらの論文の共同執筆者。論文で示された手法にはとらわれずに、より厳密な実験を目指すというが、1年の期限内に真実に迫れる保証はない。

 「(STAP細胞作製を)再現できると信じて実験するわけではない」「再現できなかったとき、(STAP細胞が存在しないと)どのように説明するかは極めて困難だ」――。会見に同席した、検証作業の総括責任者を務める相沢慎一研究ユニットリーダーの言葉は歯切れが悪かった。

 丹羽氏は既に新たなSTAP細胞の作製を試み始めているが、仮に存在してもそう簡単には作れそうもないと実感しているという。例えば生まれて1週間の若いマウスから素早く脾臓(ひぞう)を取り出し、血液細胞の一種であるリンパ球をより分けるなどの作業は熟練を要する。必要な数のマウスをそろえるのも大変だ。

 こうした作業がうまくいったとしても、STAP細胞の存在の有無を明らかにするハードルは高い。大きくは(1)成長して特定の機能を持つに至った細胞(分化細胞)が、酸などの刺激で受精卵に近い状態に戻る(初期化する)(2)初期化した細胞が様々な細胞や組織に育つ能力(多能性)を持つ――の2点の確認が必要になる。

 小保方氏らの論文にあるように分化したリンパ球細胞からSTAP細胞が得られるかは、ゲノム(全遺伝情報)に残る痕跡からわかる。T細胞受容体遺伝子再構成(TCR)と呼ぶリンパ球に独特の目印を追いかける。STAP細胞の塊、それを胚に入れて育てたキメラ胚、培養条件を工夫して増殖能力を持たせたSTAP幹細胞のすべてで目印の検出を目指す。

 ただ、丹羽氏によると論文の方法でSTAP細胞を作っても、できた細胞の塊はリンパ球以外から変わったものも多く混ざってしまう。キメラ胚を作ってもTCRを検出しにくく、決定的な証拠は得にくいとみられる。

 そこで、論文とは別の厳密な方法を試す。まさに「ゼロ」からのスタートになるが、丹羽氏らはむしろ、こちらに力を入れたい考えだ。もとの細胞に刺激を与える方法は論文のもう一人の共同執筆者チャールズ・バカンティ米ハーバード大学教授が提唱する、細い管を通して物理的に刺激する実験も並行して進める。

 具体的にはまず、肝臓の細胞だけが蛍光を発する特殊なマウスを作る。蛍光を頼りに肝臓を取り出し、これを一つ一つの肝細胞にばらして酸などによる刺激を与え、STAP細胞化を目指す。できた細胞を別のマウスの胚に入れ、キメラ胚にして全身が光るかどうかを確認する。

 この方法なら、もとの細胞の出どころが肝臓であるとはっきりしており余計なものが混ざりにくい。蛍光のデータをもとに、分化した肝臓の細胞からSTAP細胞を作ったと証明できる。

 さらに、キメラ胚の全身が光れば、体を構成する様々な細胞に成長する多能性も示せる。肝臓のほか心筋だけが光るマウスなども既に開発されており、確実な技術だ。iPS細胞の多能性の確認などでも、この手法が使われたという。

 STAP細胞そのものは増殖する能力が低く、すぐに死んでしまう。詳しい性質を調べたり利用法を検討したりするには、論文にもあるように、培養液の調整などによって増殖能力を持たせたSTAP幹細胞を作る必要がある。STAP幹細胞からキメラマウスを作り、全身の細胞に育つのを確認できれば、すべてうまくいったことになる。

 理研の調査委員会は最終報告で、論文の不正に丹羽氏は関与していなかったとの結論を出した。丹羽氏に対しては再生科学や幹細胞研究者の信頼も厚い。とはいえ、論文の共同執筆者が、様々な疑惑が持ち上がっているSTAP細胞の有無を公正・中立に検証できるのかとの指摘もある。

 丹羽氏らはSTAP細胞の存在につながるような結果が出たら、外部に積極的に公表し、追試などの協力を得たいとしている。ただ、小保方氏の論文が撤回されないままでは、他の研究者にとってわざわざ時間を割いて協力しても自身の成果にはならず、メリットはない。

 いまのところ小保方氏や、バカンティ教授は論文撤回に難色を示している。この状態が続けば、外部の目も入った徹底的な検証が一層難しくなる可能性もある。(編集委員 安藤淳)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG0703K_X00C14A4I00000/?dg=1    

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コメント
 
01. 2014年4月07日 23:04:52 : CYHWXkqbxA
何だかんだと言って、小保方の手法に触発されて、STAP細胞の発見に取り組むならば、小保方が未だに思考錯誤中と言うならば、今回の出来事は論文提出に焦った故であり、その事を深く反省し、陳謝し、出直すと言うべきであろう。

何も、あそこまで小保方を悪人に仕立てることはなかったのだ。

大きな間違いは、小保方一人に責任をなすりつけることが、まず、始めにありきの理研幹部の醜さにあるのだ。

で、あるのに、ぬけぬけと
ゼロからスタートだと!


02. 2014年4月08日 00:16:19 : CpqIzRPkZt
彼女自身の博士論文に使われていた画像を使いまわしたのは小保方。切り貼りをしたのも小保方。誰がどうみても小保方は悪人。仕立て上げる必要など一切ない悪人。

そんなことをするからゼロからスタートしなければならなくなる。迷惑おばさん。


03. 2014年4月08日 03:48:12 : b3X6jh6SHk
理研のSTAP現象再現実験表明は、Oさんの暴走を食い止めるのが主目的と読めた。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140408ddm012040051000c.html
たった一人の人?障?にてこずる我が国の先端科学研究組織。ベル研の二の舞にだけはなるなよ!

04. 2014年4月08日 10:02:25 : bSRYqgA8QY
STAP幹細胞がうまく作成できて、STAP現象の存在と作成法が確立できれば問題はない。
しかし、できなかったとき、「存在しない」証明にはならない。やり方がまずかっただけで、いずれ誰かが発見するかもしれないのだから。
そもそも、今回の検証は論文におけるSTAP細胞の存在をたとえばできたキメラマウスの細胞などで確認するのか、もっと一般的に生物現象としてSTAP細胞などが存在しえるのかの、どちらを狙うのかがはっきりしないし、生物自然現象としての不存在の証明は極めて困難である。
まあ、世間の声に押されて、検証というアリバイ作りをせざるをえなくなったのだろう。科学的には全く無意味になる公算が強いけど。

05. 2014年4月08日 12:57:44 : 5xTJDXcQSQ
小保方抜きの実験でSTAP現象の存在と作成法が確立できたとしたら、
その成果の論文は小保方の名前なしで発表されるということになるのでしょうかね

06. 2014年4月08日 13:55:44 : efYYgyF3F6
理研が確立すれば小保方のものになるんじゃないかな。
まあ理研以外は誰も実験してないと思うが。

07. 2014年4月08日 15:11:26 : at8yYppGVE
「研究内容に何ら揺るぎはない」と言っていたあの傲慢不遜な態度はどこへ行ったの?
訂正するならするで、きちんとけじめというものをつけたらどうなんだ。
理研には子供しかいないのか。

08. 2014年4月08日 18:17:31 : bwFzMVs2eU


             理研も芸能プロダクションなみ

     アイドルだけでない プロデユーサーもいればスタイリストもいる

               奇麗ごとを言っても

            特許 弁護士 金で買える名誉 

                なさけない


09. 2014年4月08日 18:17:55 : liCO3FEW0Y
「STAP細胞 困難な検証 理研」ってそれでは「STAP細胞を再現に成功 小保方さん、論文発表後で初 2014.3.6 10:05 [STAP細胞] - 死ぬまで生きる 2014/3/06」と言うのはどう言う検証で再現に成功、と言っていたのでしょうかね。
まあとにかく再現をして下さい。
別に勘違いだったならそれでもかまわない。先端技術とはそうしたもの。
無駄な公共事業、代表例は閉館した「私のしごと館」(総工費約600億、年間維持費約20億)よりはマシでしょう。こんなのとほぼ同じような意味しかないものが閉館もせずに全国にまだ数百倍あるようです。そして維持費とエネルギーと予算を食っているようです。
ただ理研が最近またスーパーコンピューターをやるような報道がありますが、その点については一言言いたいですね。
一台のスパコンでスーパーなものを目指すのは「大艦巨砲主義」。
「二位ではダメなんですか?」の答えは「ダメですよ」で良いのですが、その内容は 「大艦巨砲主義」ではなく、「小型やパソコンなどを連携、組み合わせてスパコンを上回るものを構築するタイプ」であるべきでしょう。
一台のスパコンではそれが陳腐化したらオシマイ。
一方、小型やパソコンなどを連携、組み合わせたタイプならパソコンが高速化、高性能化したらそこだけ更新する事でまた最新のスピードに追いつけるのです。
それは丁度「大艦巨砲主義」の戦艦が「小型のものを組み合わせて、つまり連携方法や編隊の組み方などでセンターマシン方式を上回るものを構築するタイプ」つまり戦闘機で戦闘方法(編隊の組み方、空中戦のやり方など)を構築した事による攻撃技術が第二次大戦で大艦巨砲主義に依存する日本を圧倒したのに同じです。
「大艦巨砲主義」は精神は高揚しますが実際には脆弱だし陳腐化にも対応できません。

10. 2014年4月08日 18:32:47 : ewDibLjhFg
>09
>「STAP細胞 困難な検証 理研」ってそれでは「STAP細胞を再現に成功 小保方さん、論文発表後で初 2014.3.6 10:05 [STAP細胞] - 死ぬまで生きる 2014/3/06」と言うのはどう言う検証で再現に成功、と言っていたのでしょうかね。

これは、産経新聞のねつ造記事。記事の中に
>理研関係者が明らかにした。
ってありますが、いつもの「関係者」から聞いたっていうねつ造手法。ほかの新聞にはありません。

再現できたとの確たる情報はないようです。香港の教授も否定しちゃったし。
要するに、STAP現象なんてこの世にないんです。と小生は思っています。


11. 2014年4月08日 22:44:53 : aLSOUT8DbY
>>03
もう一つの可能性は、樹立された(今や専門家からES細胞と見なされつつある)STAP細胞の凍結保存が、
既に廃棄されているため検証できない可能性かな。素人目には「証拠隠滅」とも取られ兼ねない杜撰な
研究管理体制ということで、更に攻め込まれることを防止するための措置。
相澤顧問の「笹井・小保方両氏による再現実験は信用できない」から新たに1から確認するという説明も
「廃棄」の事実を誤魔化すための方便の可能性も。
ただ、研究の成果物と呼ぶには微妙な代物だし、実験結果で得られた細胞を廃棄すること事態は、
いずれは廃棄する訳だから、研究者倫理規定に反する行為という訳でもない。
丹羽氏にとっては「ったくしようがねえな」ってところかも。

12. 2014年4月08日 23:40:55 : B0dup3uPEc
廃棄されたから世界のだれがやっても再現できないってか?

小保方じゃないと成功しない実験とか怪しさの極致ですな


13. 2014年4月08日 23:53:37 : aLSOUT8DbY
ってことだとすると、STAP幹細胞(その実ES細胞)を廃棄したのは、やっぱり笹井さんで確定かな。
なにしろケビン・コスナーだからね。やっちゃったことを知った彼が、彼女の不始末を隠蔽したと。
不思議ちゃんはSTAP細胞の存在を信じ切ってる模様。そんな彼女が大事な成果を廃棄するはずなし。

14. 2014年4月09日 00:04:36 : efYYgyF3F6
>>13
信じ切ってたら、ねつ造画像を載せる必要はないんだよ。彼女が廃棄した可能性は高い。

15. 2014年4月09日 00:11:37 : aLSOUT8DbY
>>14
いや、彼女は「捏造」とは思っていないでしょ?ピペットも弱酸処理も同じだと思っている。
だからすんなり画像差換えをやっちゃった。電気泳動の方も「きれいに見せたい」は本心だと思う。
決して許されないことだが、不思議ちゃんには「悪意」は本当にないのだと思う。ただ「不思議」なだけ。
笹井さんも「不思議」に惚れたんだと思う。研究者社会には普通あまり居ないからね。

16. ダイナモ 2014年4月09日 00:25:47 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og
丹羽さんはうつ病の病歴があるそうだが、記者会見でも具合が悪そうに見えた。
おそらく責任を感じて自分から再現実験しますと言い出したのかもしれない。再発が危惧される。

17. 2014年4月09日 00:34:51 : aLSOUT8DbY
>>16
丹羽さんは気の毒ですね。世界のNiwaなのに、こんな後始末で足を引っ張られて。
「研究成果は揺るぎない」と広報に言わせた責任を感じてだと思うけど、この人は若山さんに
キメラマウスを見せられて、途中まで本当に信じ切っていた様子が、記者会見から伺えた。

18. 2014年4月09日 00:52:16 : efYYgyF3F6
>>15
なんで画像差し替えをしたことが捏造と思ってない根拠になるんだよ。

捏造だから画像を差し替えたんだよ


19. 2014年4月09日 01:01:27 : aLSOUT8DbY
>>18
彼女は、ピペッティングでも弱酸処理でも、どちらでも同じSTAP細胞ができると信じてるはず。
ストレスの種類は彼女にとっては関係ないんだな。恐らく。後は自?愛?人?障?で検索すれば、
彼女の「不思議」が理解できるはず。彼女の「不思議」が理解できないと、この件は理解できない。

20. 2014年4月09日 08:22:16 : f8JESjqXHM
彼女がどんなことをやっていたか、小保方研究室に入り浸っていた笹井が知らないわけあるまい。
「小保方単独犯」を信じている人は、少なくとも理研には一人もいません。
みんな自分たちに火の粉がかからないように、じっと下を向いて頭をひそめ嵐が過ぎ去るのを待っている。
再現できない「神がかり的論文」は、理研の有名研究者にもいっぱいある。
今までそれで通ってきた。
だからSTAP細胞についても甘く考えていたわけさ。
何ともお粗末なお話でした。

21. 2014年4月09日 10:06:04 : OMKRC0uw1w
「あるまい」で初めて「お粗末」とまで言い切る、うさ晴らし系書き込みは見ていて恥ずかしい。正にお粗末。

22. 2014年4月09日 13:01:14 : D8hijgINIE
>>21
本当のこと図星されて困ったかね、お粗末君や。
あんたの考え言ってみろや。
芯まで腐りきった理研の回し者ですかな。

23. 2014年4月09日 15:50:54 : zCHnLJKvAM
理研の上層部は本当に腐りきっている!
小保方さんに些細なミスはあったが、ねつ造などしていないし、潔白ですよ。

24. 2014年4月09日 16:17:43 : ZMYj9u2AIg
>>22
状況的にはわからなくもないが、
もう少し具体的な証拠が無いとキミの言い分は受け入れられない

25. 2014年4月09日 23:31:58 : ZM1mocK1Is
>>20の「うさ晴らし系」が出てきてから、急に敷居が下がってスレが詰まらなくなったな。
今日の会見観てどうだった?理研の圧力で小保方が単独犯を認めた、とでも言い張るのか?

>>23
「腐りきってる」と主張するなら根拠を示さないと。
小保方さんのミス?が「些細」だったかどうかは、研究者社会の常識が決めることで貴方には関係ない。
どこも大差ないが、理研の場合は以下のページ11の第2条。
http://www3.riken.jp/stap/j/f1document1.pdf
電気泳動の図の切り貼りは小保方自身が認めている。悪意の有無とは無関係で「改ざん」=不正なんだよ。


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