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速やかに論文を撤回するのが、最も現実的で適切な措置  難波紘二 広島大学名誉教授
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/242.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 3 月 08 日 17:17:10: mY9T/8MdR98ug
 

【プレィジャリズム】
 Plagarismと綴り「盗用、剽窃」を言う。ラテン語で「人さらい、誘拐」のことを「プラギウム(plagium)」といい、そこから出た言葉である。他人の成果を勝手にこっそりとさらって行くから、盗用は「人さらい」なのである。
 かつて盗用は主に文芸の世界での出来事だった。ことに長文のテキストから成る小説では、素材としての資料から一部を無断で「地の文」として利用したケースが多い。
(鵜飼清「山崎豊子問題小説の研究:社会派<国民作家>の作られ方」, 社会評論社, 2002、
竹山哲「現代日本文学<盗作疑惑>の研究」, PHP研究所, 2002)

 他方で第二次大戦後の急速な科学技術の発展は、この分野での多くの「科学者」の誕生を促し、どの専門分野でも科学者間の激しい競争・競り合いが生まれた。
 1981年には世界の科学論文発表総数は約5万件に過ぎなかったが、2011年には約110万件に増加している。
http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-RM218-FullJ.pdf
 2011年に発表された科学論文110万件のうち「基礎生命科学・臨床医学」分野の論文は約60万件で、全論文の55%を占める。広義の生命科学分野がいかに多くの科学者を集め、科学研究費を使っているかが、この数値からも理解できる。

 多数の研究者が参入し多くの論文が発表される分野では競争が激化し、研究費や地位や社会的知名度を獲得するために、研究上の不正が発生する絶対数は増加する。この傾向は、高度に細分化した研究分野であるため、科学研究費の審査者や人事担当者が研究内容を理解できず、しばしば「論文評価」が「実績主義」つまり発表論文の数に基づいて判断されることによっても助長される。

 米国では1992年に創設された「研究公正局(ORI=Office of Research Integrity)」が、「科学における不正」の告発を受け付けており、告発に基づいて独自の調査と処分をすることができる。捜査に入った被告発者はネット上に掲示される。
 https://ori.hhs.gov/
 氏名は不正事実の要約と共に、処分期間中は「年次事例要約」に掲載され、誰でも閲覧できる。
 ORIは創設から1997年までの5年間に約1000件の告発を受理し、218件の調査を終えた。うち68件(約20%)は研究機関への問い合わせで解決し、ORIの本調査(捜査)が必要とされ、調査を終えたのは150件(約80%)だった。
(山崎茂明「科学者の不正行為:捏造・偽造・盗用」, 丸善, 2002)

 本調査が行われた上記150件の不正内容をみると、
1. 偽造:  43%
2. 捏造:  12%
3. 盗用:   5%
4. 捏造/偽造:31%
5. 偽造/盗用:4%
6. その他:  5%
と捏造(Fabrication)、偽造(Falsification)、盗用(Plagiarism)の単独もしくはその組合せによる不正が、95%を占めていた。

 ここで言葉を定義しておきたい。「広辞苑 第6版」によると、以下のようになっている。
「捏造」は「事実でないことを事実のようにこしらえること」を意味している。
 藤村新一は縄文石器を旧石器時代の古い地層に埋めて、「旧石器遺跡」をこしらえていたので、これは旧石器遺跡の「捏造」である。
「偽造」はほんもの類似のものを作ることをいう。
 埋めた石器の中には、藤村が自作したものもあった。これは彼が指導者の岡村の学説に発掘石器をあわせるためだった。
「盗用」は「ぬすんで使用すること」をいう。
 藤村が埋めた石器の中には、鉄道の路線敷きから拾ってきたバラスが、そのまま使用されたケースもあった。
盗用のことを「盗作」、「剽窃」ともいう。
盗作の「作」は「作品」を意味するので、文芸作品(詩歌、小説など)の場合には「盗作」という用語が使用されることが多い。科学論文の場合にはあまり用いられない。
「剽窃」は盗用の一種で、文芸作品だけでなく学術的な論文や著書についても用いられる。しかし、電力を「盗用する」と言っても、電力を「剽窃する」とは言わない。「剽」には「剽軽(ひょうきん)」のように、「気軽に、すばやく」の意味があり、自分で苦労して創作や実験を行うのではなく、他人の作や著書・論文から手軽に盗み取り、あたかも自作のように見せかけるのが「剽窃」である。

 米NHIが「科学不正」に関して、捏造(Fabrication)、偽造(Falsification)、盗用(Plagiarism)に与えている定義は、こうなっている。
https://grants.nih.gov/grants/research_integrity/definitions.htm
 盗用(Plagiarism): The appropriation of another person's ideas, processes, results, or words without giving appropriate credit.
 ORI's policy on Plagiarism excludes: the limited use of identical or nearly-identical (general) phrases that are not substantially misleading or of great significance.
「盗用」の定義では「適切な引用なしに、他人のアイデア、手技、結果、文章を利用すること」となっているが、ORIの運用方針では「同一もしくはほぼ同一の(一般的な)句の限定的な使用」については除外するとしている。

ORIの活動が「科学における不正」の摘発と予防に貢献したことは高く評価されているが、この「除外規定」に困っているのが学術雑誌編集部である。出版後に盗用論文と判明し、「撤回」措置を取ることは、MEDLINEなどの科学データベースの変更や図書館が所蔵する雑誌の該当ページへのタグの貼り付けなど、第三者に大いなる被害を及ぼすだけでなく雑誌の評判にもかかわる。

 このため、世界の出版社で組織される「出版倫理委員会(COPE)」は「盗用」を未然に発見するために独自の規程を持っている。
http://publicationethics.org/files/COPE_plagiarism_discussion_%20doc_26%20Apr%2011.pdf
 委員の一人「英国医学雑誌」の編集者エリザベス・ワグナーによると、盗用は「大きな盗用」と「小さな盗用」に大別され、
 「大きな盗用」とは、「逐語的に100語以上がコピーされていて、コピー元の論文の引用がない」ものをいう。実験手法のような技術的部分の記述に関しても、引用符を付けて直接引用だと明示せずに、逐語的にコピーして地の文章として扱い、文献番号で本論文を示す方式は「大きな盗用」に属するとしている。

 2/27のメルマガで、小保方第1論文にはGuoら(2005)の論文から10行、206語に及ぶ文章がそのまま転記されていることを指摘した。文の構造や語順はそのままで、わずか数語が別の単語に置換されているにすぎない。
 これを具体的に述べれば、Cuo論文も小保方論文も、共に11個の文章から成り立っている。いずれも短文で、コピーは逐語的に行われている。以下、各文の比較。
 第1文:Cuo 25語、小保方 27語、うち23/27が同一。
 第2文:Cuo 23語、小保方 22語、うち21/22が同一
 第3文:Guo 21語、小保方21語、 全語同一
 第4文:Guo 9語、小保方 9語、 全語同一
 第5文:Guo 22語、小保方 22語、 全語同一
 第6文:Guo 15語、小保方 15語、 全語同一
 第7文:Guo 13語、小保方 13語、 12/13語同一
 第8文:Guo 21語、小保方 21語、 19/21語同一
 第9文:Guo 33語、小保方28語、 28/33語同一
 第10文:Guo 17語、小保方12語、12/17語同一
 第11文:Guo 16語、小保方16語、全語同一
 このパラグラフには11の文章があるが、各文の配列はすべて同一である。うち5つの文は使用語と語順がまったく同じである。残りの文でも、一般的な表現では「prior to→before」、「analysis→procedure」という言い替え(パラフレーズ)が2箇所にあるのみで、他は化学薬品名をフル標記から略号に変えた程度の変更があるにすぎない。

 つまり小保方第1論文の「核型分析の方法」に関する項は、全語数206語のうち198語(96.6%) がGuoらの論文から写し取られている。この盗用の程度は上記ワグナーが提示する「大きな盗用」に該当する。
「技術的部分の重複だから(差し支えない)」とコピーを過小評価する意見もネット上で見かけられる。しかし、小保方は逐語的にコピーしたGuoら(2005)の論文を引用せず、Guoらが引用していたJetschら(2003)の論文を引用しているので、「文章を引用しながら、その執筆者を明示していない」ことになり、この点でも「大きな盗用」に合致する。
 要するに、一般的文章としても技術的記述文としても、小保方第1論文は「大きな盗用」の基準を二重に満足しているといえよう。

 そこで、盗用に対する編集者の対処法として、
1)掲載論文に「小さい盗用」が見つかった場合、著者に連絡を取り、協議した上で、「訂正とお詫び」を掲載する。
2)掲載論文に「大きな盗用」が見つかった場合、論文を撤回し、著者が所属する研究機の長に通報する、
とワグナーは述べている。
 今回の事例では「大きな盗用」に該当すると思われるが、「ネイチャー」誌の調査結果が最終的にどういう内容になるかは分からない。

 ワグナー女史の論文を読んで驚いたのは、「捏造、盗用、偽造」が増えているので、科学論文の編集者は原稿を受け付けたら、まず原稿テキストを、「盗用検出ソフト」を用いて過去の電子データに同じ表現がないかどうか、チェックするという。
 例えば「p<0.05 was considered statistically significant」(p<0.05は統計学的に有意と考えられた)というフレーズは、Google検索で58.8万件、Google Scholarで7万600件ヒットする(2011年現在)ほど、ありふれているという。つまり統計学に関する「紋切り型表現」なので、この5語程度の「逐語的一致」は盗用に当たらないということだ。
 ただ、今のコンピュータやソフトでは100語以上の盗用を検出できないので、「100語以上」のコピーを悪質、「100語未満」を軽度と区別しているようだ。

 ところで、このワグナー論文は2011/4/26に発表されている。そうすると2013/3/10に投稿されて、2013/12/20に受理された小保方第1論文も、ネイチャー編集部で同様に「盗用チェック」を事前に受けたはずであり、どうして編集部が審査員に査読に出す前に「盗用」が発見されなかったのか、納得が行かない。かつてネイチャー誌は何度も捏造、盗用ふくむ不正論文を掲載して、たびたび謝罪と撤回を繰り返しているだけになおさらである。

 ここでは研究者倫理に絞って小保方第1論文の問題点を考察し、それが「撤回」に値する「大きな盗用」を含んでいることを論じた。小保方第1論文が主張している発見の内容については、3/5に理研から公表された「実験手順プロトコル」ときわめて重要な点で大きく異なり、別途論じる予定だ。
 しかし、すでに世界の多くの幹細胞研究者はSTAP細胞実験を追試する意欲を失っているのが実情で、これ以上第三者に、多くの時間と労力とお金を要する追試を呼びかけるのは妥当とは思えない。混乱を収束に向かわせるには「大きな盗用」を認め、速やかに論文を撤回するのが、最も現実的で適切な措置だと考える。


http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/553f7593435966e3426c5fc75b70d20e  

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コメント
 
01. 2014年3月08日 17:59:14 : yE1g3ZofPw
本当にSTAP細胞なるものが出来ていたのなら、論文の盗用とは別に業績は評価されるべきだと思います。勿論論文の盗用は良いわけはないのでその面では何らかのペナルティーは受けるべきでしょうが、そんな革命的な業績を埋もれさせては、本人や日本と言うより、人類の進歩にとってマイナスである。

従って、問題は論文の盗用ではなく、論文そのものに虚偽がないかである。
勿論、研究が本物なら、人の論文を盗用して良いというものではないし、データに偽りや細工があって良いというものではない。ただ、可能性としては研究は本物でも論文を書く上で人の記述を真似してしまったということはあり得るのかもしれない。

しかし研究が本物なら、論文に載せている画像に正当な理由がなく細工があったとしたら、仮に研究が本物でも業績が否定されても仕方ないかもしれない。もちろん研究が本物なら揚げ足を取られるような細工はしないでしょう。どうもそちらの面から今回のSTAP細胞なるものは胡散臭いように思う。


02. 2014年3月08日 18:10:26 : nJF6kGWndY

重箱の隅をつついていたら、かなりの過去の重要な論文が撤回になるだろうな

03. ダイナモ 2014年3月08日 19:55:23 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og
>>02

他人の論文の「盗用」を「重箱の隅」などといってことさらに矮小化しようとしていることから、この nJF6kGWndY という人物は「研究不正」がどういう意味を持っているのかをまるで理解していないことが分かる。

論文の内容が真実で、それが革新的なものであったとしても、他人の論文の「盗用」が判明した時点で当人の懲戒解雇(小保方の場合は理化学研究所との契約解除)処分の要件を満たす。当人は科学者ではなく、犯罪者としての扱いを受ける。もちろん「大発見者」としての名誉も剥奪される。

これは理化学研究所が「まともな組織」である場合だ。理化学研究所が科学研究に携わる者が尊守すべき倫理よりも、組織の保身を優先し、問題の隠蔽を図ろうとする場合はこの限りではない。さまざまな情報を総合すると残念ながら理化学研究所は後者を選択しているように感じられる。

自分の論文に他人の論文の内容を引用することはありふれた行為であって何も問題ではない。ただし「引用元を明記」していればという条件がつく。小保方論文では、この引用元が明記されていなかった。

さらに小保方論文では、実験に使用したとされた蛍光顕微鏡とCCDカメラの製品名が引用元のままになっており、引用元の論文が書かれた2000年代初めまで使われていた非常に古い機種であったことまで判明している。この製品は対応OSがWindows 98からWindows XPまでという年代ものである。日本の最先端の研究機関であり、毎年100億円近い国費が投じられている理化学研究所で、このような古い製品を今でも使用しているとは考えられない。このことは、そもそも小保方がその実験を実際には行なっていなかったことを強くうかがわせるものである。


04. しきんせい 2014年3月08日 22:38:07 : UofWLwyvjMDJg : 44V8ppmQ2M
上記のコメント拝見していて、未だに精確に本研究の真偽を理解していない人が散見されることは残念なことです。広島大名誉教授、慶応大の先生、そしてhakoさんと言われる理研内の本件に手を付けておらず理研内では組織立って今回の一連の調査をさえてる方のChip-DNAsequenceなる各細胞の遺伝子プロファイル情報、更に、理研の発表プロトコール、また、海外の幹細胞の著名研究者と伺える英文メール、そして小保方論文記載内容、これらを精確に把握いたしますと、現時点で以下のことが科学的に決定しています。

決定事項「CD45+細胞由来の多機能性を有するStap細胞やStap幹細胞と定義されている細胞自身は細胞生物学上もはや存在していないこと!」

弊職も昨日までは以下のように考えていました。小保方論文は理研発表プロトコールによって生命線を絶たれましたが、精確にはhakoさんのDNAsequenceという生データにより、所謂小保方論文の最後の逃げ道と考えられるselectionというMuse細胞様の可能性も完全に否定されてしまったこと!何故なら、出発材料のCD45+細胞と小保方さんが定義しているStap細胞の性別まで変換されていた!という天地がひっくり返るDNAsequence情報を理研はネイチャー側の請求により出してしまったのです。生命科学上では有り得ない試験結果を・・・。ふょっとしたらCD45-細胞の中やCD45+細胞中に少数存在する造血幹細胞・前駆細胞などが酸処理により生き延びselectionされ、これがStap細胞かもしれないと私も昨日は思っていました。

しかし、上記にように酸処理というストレス程度で性転換まで細胞が起きているようなことは生命科学上考えられませんので、selsection説の望みもなくなりました。勿論、今後、幹細胞の研究者が新生児マウス脾臓の血液を採取し、根気強く検索されれば、ひょっとしたらES細胞様の多機能性幹細胞の発見もあるかもしれませんが、少なくとも小保方論文ではこのselectionの議論もできません。

すなわち、論文の形態的な欠陥(図改竄など、コピペ、無断引用、実際は使用していないと推察されている実験装置利用掲載)は勿論、上記一連の科学的事実から生命科学的にも、CD45+細胞の初期化は起こっておらず・酸処理により未同定幹細胞をselectionしたことも主張できず、それどころか酸処理という単なるストレスで細胞が性転換していることが判明し、形態的だけでなく科学的内容でも、改竄、フィクションしか有り得ないと結論されているのです。

上記レベルの内容把握は、弊職だけでなく、本チャンネルの過半数は既にご存知ですが、一部の方は、このレベルすら達していないのに、書き込みされるのは、書き込み資格はないと存じます。

すなわち、「小保方理論が世紀の大発明かもしれず、図改竄などの罪は受けるにせよ、小保方の大発明技術は埋もれさせるのはもったいない!」と誰かさんが、本関連のチャンネルで言われていましたが、全く事実誤認です。

本チャンネルで追試不要とか追試する気持ちが沸かないというのは、単なる感情論という低次元のことではなく、CD45+細胞の初期化が起こっていない、selectionも本論文からは期待できないため、わざわざ研究資金を投資してまでキメラマウス、その子孫など作製して、CD45+細胞の遺伝子再構成情報を追究する意味が、現状ないのです。

但し、追試ではなく、単なる酸ストレスとかでは細胞初期化不可であったが、そこへ何か工夫すれば、初期化したり、もしくは、Museのようにselectionを行う幹細胞研究者は居るかもしれませんが、それは再現実験ではありませんので。

以上です。

もっとも、組織病理学の先生は、最初から小保方定義のStap細胞にT細胞受容体遺伝子の痕跡が本当にあれば、キメラマウスなどその子孫のマウス達は、T細胞関連因子の大きな疾病を予言されておりましたが。しかし、実際の理研発表内容や理研内部のhakoさんの解析では、Stapと定義されていた細胞はES細胞様の推定結果が出てきておりますので、キメラマウスやその子孫達は、前記のT細胞性疾患とはならない可能性が高いと言えます。その部分は図として正しいのでしょうか。


05. 2014年3月08日 22:43:15 : rN2UvCWe5M

日本人は、本当に、足を引っ張るのが好きだが

ダイナモはその典型だな


06. 2014年3月08日 23:27:32 : Nb71lMCR6w
>5
>日本人は、本当に、足を引っ張るのが好きだが

政治や芸能の世界ならいざしらず、科学成果の世界ならどんな批判も正々堂々と打ち返せばよいのでは。打ち返せなければ、その成果は生き残れないということ。
ま、これだけ盗用などの問題のある研究に真理の女神がほほ笑むことはないでしょう。


07. 2014年3月09日 00:12:11 : m9uuKuc7Yw
えらく熱心に皆さんがこき下ろしているので、(特に http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/210.html は異常である。)
いったい何がこいつらの気に触るのだろうかとSTAP細胞とやらについて軽く調べてみた。
少し前まで名前さえSTAR細胞(お星様の形でもしているのかしら?)と思い込んでいたほどなので、殆ど関心はなかった。
ただダイナモというのが、妙に執拗にこの問題をつついていたのでいつか調べようと思ってはいたが。

それにしてもこのダイナモは、なかなか論文とかにはうるさい(特に形式について)ので学者の類であろうが、
嫉妬深い性質のようで、さすがに頭がいいだけにそれを表には出さずネチネチとやっておられる。
さらに惜しいことにいつも民衆に嘘ばかり吹きこもうという傾向が見受けられる。
それも学者用語で煙にまくのが得意技で素人はころっと騙されてしまいがちである。
だから細かいところは読み飛ばして大意を読み取り、こ奴の裏を張っておけばそう外れることはない。
しかしもしこちらの意図を知られて裏を書かれてホントのことをいいはじめたら?
どうということもない、そのときは「良いことを書いてくれて大儀であった」と褒めて遣わしておけばいいだけである。
それが続けばうまくいけば改心せぬでもなかろう。

で、この件に関する感想(専門家ではないので意見というほどのものはない)は、というと、
なんとなく千島理論を彷彿とさせ本当であれば面白いではないかということであった。

そう考えれば、寄ってたかって潰したい連中の気持ちも分からぬではない。
再現があちこちでできた暁に連中が何を言い出すか今から楽しみである。
しかし再現できても世に出したくない輩がいないとは限らないから公表されるかはなんとも。

仮に他の連中が再現できないにしても、手順に入っていない要素が実験結果に影響していることも有り得る。
例えば、悪い波動をもった人間が近くに居ると上手く行かないとか....。
ここまでくると素人の妄想と言われても別に気にはしないので気遣い無用。

ところで最新ニュースでは、ご本人は再現できたと言われているではないか。
しかし記事には自分のとこだけでできただけではダメよ、とあり今のところ詐欺師呼ばわりに近い状態である。
そもそもこういう論文で嘘を書いて何の利益があるのか全くわからない。経済などの胡散臭い理論と違い、追試してちゃんと確認の取れる話である。
まさか所属先の株でも上がるのだろうか?私はそういう金の絡むことにはまるで無知であるが、嘘がバレれば研究者としての(人間としても)自身の株が下がるであろうことくらいは分かる。仮に嘘だったりした場合何が彼女をそうさせたか、興味を感じるところである。

それにしても妙に個人的なことまで晒されて、持ち上げられたり貶されたりと忙しいものである。


08. ピッコ 2014年3月09日 03:39:53 : ldyqn.PAmBFfI : TKVQJ30VrU
>>07. ダイナモは、なかなか論文とかにはうるさい(特に形式について)ので学者の類であろうが、嫉妬深い性質のようで…

どうやらこれは、成り行きによっては科学分野における日本の威信をひどく傷つけるかもしれない大変な問題のようですよ。 だからこそダイナモさんも、この問題の真偽の行方を熱心に追っていらっしゃるのだと思いますよ。 簡単に作れるということが「売り」のSTAP細胞なるものが他の研究所でいくらやってもできないとなれば、当然「どうしてだろう」ということになりますわね。 いずれ結果は出るでしょうから、私たち素人はそれまで静かに見守っていきましょうよ。 この問題について、ダイナモさんの今後さらなる追求を期待しています。


09. 2014年3月09日 07:02:08 : q40Ti1VuGQ
>07 m9uuKuc7Yw さん

コピペで再登場、ご苦労さんです。
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/210.html#c1381


10. 2014年3月09日 08:47:03 : D7TyKattxo
>07氏、また出ましたか。

ホントにご苦労様なこってすwwwww


11. 2014年3月09日 09:10:40 : krDz6752nY
昔はやたらに頑固で厳しいボスのような大御所がいて、スライド一枚にまで注意を払ってできの悪い物は学会に出させなかった。研究室を自分の好みで塗り替えるとか、不潔な亀を実験室で飼うとかしたら教室から追い出されるのが当たり前だった。大御所はとにかく厳しくて、他の教授まで言葉遣いに気をつけて接する程だった。変なスライド一枚で破門だったので有る。大御所が一声かければデータが集まり、立派な本が完成することもあった時代がある。

12. 2014年3月09日 09:58:50 : m9uuKuc7Yw
>>07 より >>09 >>10 さま達へ。

暖かいご声援ありがとうございます。
苦労を厭わず今後も精進していきたいと思います。


13. 2014年3月09日 21:02:40 : obtx6jXgpQ
ところで1500以上のコメントが付いている投稿、削除できないのかね。あれ殆ど全部2chの貼り付けじゃん。
一つの投稿に1000以上のネガティブな貼り付けをするって一体どういう異常者(かつ暇人)なんだろう。

しかし余程小保方さんが憎いらしいね。さすが男の嫉妬は怖い怖い(笑)
ここぞとばかりに誹謗中傷とは情けない奴らだな。ちゃんとした批判ならまだしも個人攻撃ばっかじゃん。あーあ、醜い奴ら。


14. 2014年3月09日 21:14:33 : obtx6jXgpQ

>>07 まあ、昔から「簡単に出来る特効薬・画期的な治療法」みたいなものは潰されてきたという歴史がありますからね。これが認められたら困る人も沢山いるんでしょう。言っちゃなんですが、「他の研究所では再現できなかった」というのも本当かどうか。例え出来たとしても諸々の思惑から「いくらやっても出来ませんでした」という発表をしてしまえばそれが事実か嘘かは誰も分からない。


>>08 って訳で、いくら他の研修所の結果を待ってたって無理かもよ。

ところでダイナモの投稿はまだしも、あの異常な2chの貼り付けについてはどう思ってんの?


15. 2014年3月10日 22:38:21 : 5EuCuYLvDI
 理研にいった教授によく言われた。
「ええか、発表するときはな、”なんやそれ?”、”ほんまかいな?”、”なんでや?”、”どないしたらできんねん?”」

これをやな、み〜んな満足させなあかん。あんたのな、読んだけど、あんた間違っとったら腹切るんやろうな。


16. 2014年3月11日 13:15:58 : ZRjnouqilU
STAP細胞があらゆる医療、農業、漁業、全生物産業にまで影響を与えるすごい発見で、その利権は無限大の金額になるだろう。
その利権を日本の娘さんに与えるわけにはいかない。
アメリカとしては、何としてもSTAP細胞利権は渡すわけにはいきませんから。
小保方潰しはアメリカ政府を動かせる闇のユダ金がしている。

それを守ろうとするものは、小保方と同じ運命。
小保方さんは近い将来に何かの自己で、どうにかなる。

みんなで守ってあげなきゃ、ならないんじゃないの 。
TORNのように、全利権をアメリカにまた渡しちゃうのか


17. 2014年3月11日 15:13:18 : osOJ5i8BV2
いやいや、理研の中の人でもいい、誰か一人でも追試に成功すれば全て解決
没問題

18. 2014年3月11日 16:40:20 : rncFEKcagA
>>17 理研の上層部やもっと上から圧力がかかっても出来るかな〜??

「成功したとしても公表するな。やったら研究者としての未来を潰す(その為のでっちあげなんかお手の物だろうね)」とか言われてやれる人がいるんだろうか。自分は無理。


19. 2014年3月12日 00:31:40 : YXJFBuxa02
だったら15

20. 2014年3月13日 20:58:26 : N7oTtpYXLU
おぼちゃんのコレハ論文などではなく漫画か
ライトノベルのネタですから。

これらの批判は的はずれです。


21. 2014年3月13日 21:11:15 : R0Ihgwfvyc

>>20 まあせめて自分もハーバードあたりに留学してから寝言言おうね。

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