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超新星爆発にゆがみ観測 1千年前、宇宙年齢見直しか  朝日新聞
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/117.html
投稿者 ダイナモ 日時 2013 年 7 月 03 日 12:51:31: mY9T/8MdR98ug
 

 【鍛治信太郎】藤原定家の日記「明月記」に登場する約1千年前の超新星爆発が「ゆがんだ爆発」だったことが、日本のX線天文衛星「すざく」の観測でわかった。この超新星は明るさが一定とされるタイプで、宇宙の年齢などを推定するのに使われている。ゆがみがあれば向きによって明るさにばらつきが出るため、宇宙年齢の見直しにつながる可能性がある。

 この星は1006年5月ごろに現れた「SN1006」。極めて明るく見えたとされ、日本や中国などに多くの記録がある。明月記には「夜半、おおかみ座の方向に大客星(明るい超新星)が現れ、火星のようだった」と記されている。京都大などのチームは、星の残骸をすざくを使ってX線で観測。爆発の衝撃波はきれいな円形に広がっていたが、星の内部にあったケイ素や鉄などの重い元素については、偏って飛び散っていたことがわかった。

 この種の超新星はどこから見ても明るさが一定という前提で地球からの距離を測るものさしに使われ、約138億年とされる宇宙の年齢や2011年のノーベル賞が贈られた宇宙の膨張速度の研究の元になっている。チームの小山勝二・京大名誉教授は「宇宙年齢などの推定値にすごい影響が出るかもしれない」と話している。7月1日発行の米天文誌アストロフィジカルジャーナルで発表する。


http://www.asahi.com/tech_science/update/0702/OSK201307020084.html  

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コメント
 
01. 2013年7月18日 15:42:10 : w75enE47oE
よー解からんが、衝撃波面での観測は理論通りと云うことだろ?
遠方でミソもクソも一緒に測定した光度を基に求めた距離の計算誤差が大きいということか。

02. 2013年8月01日 10:47:59 : niiL5nr8dQ
地球の金は宇宙から、起源は「中性子星の衝突」?
2013.07.26 Fri posted at 09:00 JST
http://www.cnn.co.jp/video/11371.html

中性子星同士の衝突が金を生んだ?=Dana Berry/SkyWorks Digital Inc.提供

金の起源は「中性子星の衝突」
(CNN) 地球上に存在する金は、はるか昔の宇宙で起きた天体の衝突から生まれた――。大量のガンマ線を放出する「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象の発生源を科学者が探る中で、そんな研究結果がこのほど報告された。
ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのエド・バーガー氏らのチームは先月、ガンマ線バーストを観測。ガンマ線バーストが起きた位置は地球からの距離は39億光年と、これまでに観測された中で最も近い部類に入る。バーストの持続時間は0.2秒にも満たなかったが、その後しばらくの間、赤外線などを含む「残光」が観測された。
研究チームは残光を、一生を終えた星の残がいである「中性子星」同士の衝突で放出された物質が、放射性崩壊を起こす際に発した赤外線とみる。バーガー氏は、残光の観測が「ガンマ線バーストと中性子星の衝突を結びつける証拠になる」と主張する。
研究チームによると、今回衝突したとみられる2つの中性子星はともに米ボストン市ほどの大きさに太陽の約1.5倍の質量を持つという超高密度の天体で、互いの周りをまわりながら接近し、高速で衝突したという。

残光の観測が示唆するのはこれだけではない。研究チームによると、金を含む重い元素が大量に作り出された可能性をも示すという。
鉄や炭素などと異なり、金のような重い元素は恒星の内部で作ることはできない。大きな恒星の終末期に起きる「超新星爆発」で生まれたとの説もあるが、バーガー氏は「宇宙に存在する金の大部分は中性子星の衝突、合体から作り出された」との見方を示す。
バーガー氏の試算によれば、中性子星同士の衝突が1度起きると、月10個分もの質量の金がつくられる。これまでに発生した推測衝突数を踏まえると、「中性子星の衝突だけで宇宙全体の金が生み出せる計算だ」と同氏は主張する。
このようにしてできた金が宇宙空間にばらまかれ、太陽や地球を構成する物質のひとつになったとみられる。ただ近年の研究によると、地球誕生当時の金は中心核に沈んでしまい、表層部の鉱脈はそれから数億年後に降り注いだ隕石(いんせき)群によって運び込まれた金と考えられている。
研究成果は専門誌アストロフィジカル・ジャーナル・レターズで発表される。


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