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私自身、是が非でも野党共闘を成し遂げて、戦後史上最低最悪の安倍政権を倒すことが、これからの人生(当方50代)の重要テーマと考えて応援している。
が…
今の立憲民主党の盛り上がりぶりを見て、微妙な気持ちになるのだ。
この流れが本物ならば、政権交代も夢ではないと思う。
ツイッターなどのつぶやきを見ていると、野党共闘というよりも、枝野氏個人への賛美が異常な?ほどに感じる。それはそれで野党共闘が成し遂げられるなら、文句を言う筋合いのことではないのはよく理解しているのだが、本当に枝野氏をそれほど信頼していいものだろうか?
誰が首相になっても「安倍よりはマシ」だろうが、もう一度冷静に過去を振り返ってみたい。
枝野氏は、311の大惨事が起こった時の民主党政権の官房長官だった。
「ただちに健康に影響はない」との発言について、いかにも弁護士的な理屈をこねくり回して最後まで責任を回避し続けた罪は重い。今現在の福島の状況を漏れ聞くに、早い段階で潔い謝罪があるべきだったと思う。これは決して些細な問題ではないはずである。
国民はこの地球規模の無責任を、きれいさっぱり忘れてしまったのだろうか。福島の住人は許してしまっているのだろうか。私は納得していない。
次に枝野氏に対していまひとつ気持ち良く応援できない理由が、民主党政権を実現可能にした功労者とも言える小沢一朗氏を、証拠も何もない段階で、待ってましたとばかりに、背後から打つように批判の急先鋒に立っていたことだ。
小沢氏が当然ながら無罪判決を受けた時に、枝野氏は謝罪したのだろうか?
そしてもう一つ。
野田内閣時の消費税関連法案の採決の際、消費税増税5%から8%への引き上げ案に賛成票を投じておきながら、立憲民主党の党首になったとたんに、消費税増税を凍結だと言い出した。
国民の生活が第一だという信念で増税に反対した小沢一郎をはじめ、心ある民主党議員を、何の躊躇もなく党から追い出すのに手を貸したことへの恥じらいもなく、よくもいまさら増税凍結などと言えるものだ。
そういう内輪揉めを目の当たりにして嫌気がさした国民が、次の選挙で民主党所属の候補者を大量に討ち死にさせた時も、枝野氏からは、仲間に対する真摯な姿勢が見られなかった。
細かいことを上げればまだまだ枝野氏には言いたいことがあるが、大きな理由は上記の通りだ。
故に、今現在の立憲民主党には諸手を挙げて賛同できないでいる。
ただ、もしも政権交代が実現した暁には、原発即時廃止、消費税増税反対、沖縄の基地問題の解決等、国民との約束を愚直に守り抜こうとして民主党から離党した心ある国会議員の中から、然るべき人物を首班指名するほどに、身を捨てて国民のための政権を作ろうという覚悟があるかないかを確認してからでも、最終評価を下すには遅くはないかもしれない。
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