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初めまして。
私は姓名判断を趣味で研究しています。これがなかなか面白いので皆さんにもご紹介させていただきます。
それでは早速、エベレストに人類初登頂した登山家のエドモンド・ヒラリーの例を見てみましょう。
漢字の画数を使った姓名判断は中国や日本で昔から使われておりましたので、決まった画数の数え方がありますが、英語のアルファベットは定説になった決まった数え方はありません。そこで仮説として「大文字で棒1本を1画」で試してみましたが、うまくいきます。
H=3, I=1, L=2, A=3, R=3, Y=3
(Edmund) HILLARY=3+1+2+2+3+3+3=17
この計算でHillary=17画になります。
それではこの数字にどのような意味があるのでしょうか?
暦には古来から世界中で様々なものがあります。エベレストの頂上に世界で初めて到達するために挑んだ、ヒラリー含む英国隊は、現在広く使われている西洋暦を使っていましたが、ここでは姓名判断を生んだ中国の暦で見てみましょう。
1953年5月29日=庚辰日=17=Hillary
中国では年・月・日・時のそれぞれに60の干支が割り当てられています。
庚辰(かのえたつ)というのは、甲子(きのえね)から始まり癸亥(みずのとい)で終わる60干支の中の17番目の干支です。よって人類初登頂の日の庚辰=17はHillary自身の名前の画数の日になります。
次は月に人類で初めて到達したアポロ11号船長、ニール・アームストロングの名前を見てみましょう。
Neil Armstrong=33
具体的な計算は以下になります。
NEIL=3+4+1+2=10
ARMSTRONG=3+3+4+1+2+3+1+3+3=23
月面に到達したのは1969年7月20日=丙申日=33です。丙申(ひのえさる)は60干支の33番目です。この日はまさにNeil Armstrongの画数になります。
次は原子爆弾を作ったマンハッタン計画の科学者たちの例です。
オッペンハイマー ROBERT (Oppenheimer)=3+1+3+4+3+2=16
ファインマン RICHARD (Feynman)=3+1+1+3+3+3+2=16
ベーテ (Hans) BETHE=3+4+2+3+4=16
トリニティ・テスト、原子爆弾、人類初の実験成功
1945年7月16日=Robert=Richard=Bethe
これは中国の干支に直さず、そのまま私たちの普段使っている西洋暦が科学者たちの名前と一致します。
このような例が数多く見つかったので、最近、政治家も企業も姓名判断を盛んに使用しています。
次回も、色々面白い例をご紹介いたします。
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