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科学常識から考えて、そんなことあるはずがない。
20数年位前、ユリゲラー騒動の時そのように考えていました。
TVでマジックを放送すれば、数多い視聴者のなかには面白がって、実際には曲がりもしないのに「曲がった」と連絡してくることを見越した演出だろうと思っていました。
ところが、ある日、ユリ・ゲラーのTVを見ていた子供が、「曲がった!」と仰天の声を上げて、スプーンを持って、別室にいた私のところに飛んできました。
スプーンを見るまでは、「そんなことある訳がない、見ていて、つい力が入って曲がったんだろう」と思いました。しかし、スプーンを見ると、私の持っている科学常識では説明のつかないことが起こったと、としか考えようがありませんでした。
スプーンの根元がほぼ直角に曲がっており、それもペンチとかで無理に曲げたような様子ではなく、曲がった部分が鉛のように軟らかくなって曲がり、その後に元のステンレスの硬度を取り戻した、あるいは曲がった部分が一瞬溶けてから固まったといった様子でした。
翌日職場で、同じ製品のスプーンをペンチなどで曲げてみましたが、子供が曲げたような形に曲げることはできませんでした。スプーンで曲げたようにRを小さくできず、また曲げた部分には小さなひび割れが出来ていました。子どもが、TV放映の“念力”の助けで曲げたスプーンは、曲がった部分はほぼ直角に曲がり、ひび割れ見られず、上手な半田付けの跡さえ連想されました。。
同僚で大学院で金属工学を研究した方がいましたので意見を聞いたところ、最初は「スプーン曲げなんて信じているの?」と軽蔑されたのですが、曲がったスプーンを見て「説明できない」という話でした。
私自身の経験ですが、車を駐車場に止めて中で居眠りをしてしまいました。それからエンジンをかけようとキーを入れようと思ったらキーが入りません。キーを見るとかなり曲がっているのです。尻のポケットに入れていたので無理な力がかかって曲がったのかなと思い、手でキーの曲がりを直せるか試したところ、キーの材質は意外に柔らかく、鉛を曲げているように素手で何とか直して鍵穴に入れてエンジンを始動することが出来ました。(鉛よりは硬く銅よりは柔らかいという感じでしたが、曲げた時の感触は弾力を感じず鉛に近い感じでした)
自動車のキーの材質は“軟らかい”と再認識した積りでしたが、翌日キーがあんなに簡単に曲がるものか確かめようと思って、曲げて見たところ全く曲がりませんでした。きっと昨日は居眠り半分で夢でも見ていたのでろう?と思ったのですが、キーを良く見ると、微妙に曲がりを直した痕が残っており、昨日の出来事は夢ではなく、スプーン曲げと同じような現象が起こったと考えざる得ませんでした。
著名な方で、スプーン曲げは出来ると明言された方もいました。雑誌『諸君』の中で、岡崎久彦氏の超能力に関する対談形式の記事を見たことがあります。この記事には曲がったスプーンの写真が数点載っていて、岡崎氏の「編集者が証人」だという発言と、“超能力”は「再現性がないから自然科学の対象にならない、と言われるが、この通りいくらでも再現できるのに自然科学の対象にならないのは不思議だ」という意味の発言もありました。
明治大学教授の石井幹人氏が著書の中で、「超能力が開花した」という子どもたちの実験に立ち会ったことが書かれています。当時は高校生でアマチュア・マジシャンだった氏が、マジシャンの視点から見てもトリックとは思えない奇妙なことが断続的に発生したことが書かれています。
「スプーン曲げについてだけ簡単に触れれば、私たちで用意したスプーンが、誰も手を触れていないのに私のポケットの中で『ねじれた』ことがありました」(“「超能力現象」本気をで科学する”p113〜)
トリックとは考え難く、「それでもなお超能力を否定する余地はというと、その場に立ち会った私たち全員が皆、集団催眠にかかってしまったという解釈くらいしか思い浮かびませんでした。」とあります。
米国では超能力の勉強会が開かれることがあるんだそうです。“PKパーティー”なるその種の勉強会に参加した人の話では、スタンフォード大学があるパルアルト市で開かれ、講師はスタンフォード大学でユリ・ゲラーを調査した時の一人で、今はNASAに所属しているとのこと。20数人の参加者があり講師の指導で、数人を除いてほぼ全員スプーン曲げには成功したというのです。写真はその時の曲げたスプーンとのこと。ただ、その勉強会の後、自分でスプーンを自在に曲げられるかというと、それは出来ないそうです。
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