http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/402.html
Tweet |
後藤氏の妻、倫子さんが1月29日に発したメッセージの内容をもう一度読み返して
見てほしい。そして、始めの前段と途中の中段に着目して欲しい。
文面につながりの無い記述が現れる。彼女ほどの才媛がこのようなミスはしない。
意図して含めたメッセージだと思う。
私の名前はリンコです。シリアで捕らえられたジャーナリスト、後藤健二の妻です。
彼は2014年10月25日、私の元からいなくなりました。それ以来、私は彼の解放のため、
舞台裏で休むことなく働き続けてきました。
My name is Rinko. I am the wife of Kenji Goto, the journalist who is being
held by a group in Syria. He was taken from me on 25 October 2014, and since
then I have been working tirelessly behind the scenes for his release.
後藤氏が日本を発ったのは10月22日で「私の元からいなくなりました」が日本を離れた日の意味では無いだろう。
10月25日は後藤氏がラッカに入った時期と合う。「だまされた」と言う通り、本拠地に入った途端に拘束されたと伺える。
その日に事を後藤氏は妻に伝え、それが「10月25日、私の元からいなくなりました。」の表現になったと考える。
つまり、妻は拘束日を知っておりそれをこの一文で伝えているのだ。
続いて
「私は彼の解放のため、舞台裏で休むことなく働き続けてきました。」
何を働いていたのか。舞台裏とはどういう意味か。
解放のため働く、とは解放交渉しかない。舞台裏とは、秘密裏に、表沙汰にせず。
日本国内から水面下で解放交渉を続けていた、との意味と汲み取れる。
当事者か交渉窓口かはこの文章では不明だ。
12月2日、健二を拘束したグループからメールを受け取ったとき、健二がトラブルの
中にあることを知りました。1月20日、私は湯川遥菜さんと健二の身代金として2億ドル
を要求する動画を見ました。それ以来、私とグループとの間でメールを何回かやりとり
しました。私は、彼の命を救おうと戦ったのです。
I became aware that Kenji was in trouble on 2 December when I received an
email from the group holding Kenji.On 20 January, I saw the video demand for
$200 million for the lives of Haruna Yukawa and Kenji. Since then, there have
been several emails between the group and me as I have fought to save his life.
「トラブルの中にあることを知りました。」とは何か。「中にある」から考えられるのは、
「トラブルに巻き込まれたことを知りました。」だ。
つまり、12月2日をもってテロリスト内部で何らかの問題が起き、その問題が後藤氏
にも及んでいる、との意味と考える。
トラブル=問題とはなにか。
それはテロリスト側から見ての、解放交渉がうまく行かなくなった、でしかない。
12月2日は国内では衆院選告知日だ。この日に解放交渉が頓挫した。
日本政府が解放交渉を棚上げしたか中段したため、テロリストが人質としての後藤氏
を今後どう扱うか、で内部対立が起きている、と推測できる。
1月20日、「それ以来、私とグループとの間でメールを何回かやりとりしました。
私は、彼の命を救おうと戦ったのです。」
ここで解放交渉が再開した、と読むべきだろう。
この手記は、安倍政権が邦人人質中に、その存在を知りながら国内選挙優先したことを
、解放交渉を一旦放棄したことを、暗に批判したものと受け止める。
引用元:http://toyokeizai.net/articles/-/59373
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板7掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。