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毎度です。
『笑っていいとも』終了には「いつまでやってんだ」と瞬時に返してしまう私だが、自分に対してもおそらく近似値内の態度しか持てないでいる。
この年になって昔のアイドルにはまる。トライアングルと天馬ルミ子を10回づつ聴かないと一日がはじまらない症候群を抜け出したかと思うと、今度はきっつい時代遅れな洋物を繰り返してかける。
なんかこれって、「命短し恋せよ乙女」の絵なんじゃないかって思ってしまう。晩年を延長して消えていくだけの自分の人生の空しさに、思わず夢のある流行歌を求め自身に捧げているのではないのか。
命みじかし 恋せよ 乙女
さて先月の後半になって、それ以前に「黒人との間に生まれた私生児を育てる女性」というテーマで取材したことのあるシングル・マザーAさん(30代前半)と再会する機会があった。機会といってもそれまで一度アポ取って会った相手と「2度目は無し」というポリシーを貫いていた自分を裏切り「無視をやめた」ら自然とそうなっただけなのだが。
黒人との子供を産んだ人に会うことはこの映画が想起されることもあって、非常に暗鬱な体験が約束されていることはわかっていた。正直、一度目、つまり取材して話を聴いた時も本人を公園のベンチで見とめた瞬間まわれ右をして帰ろうかとさえ思ったのだ。向こうが即座に目を合わせて颯爽と話しかけてこなかったらきっとそうしていた。
再会に際して私が少し気になっていたのは、Aさん本人のことでは無論なく、彼女の中に落とされた黒人男性の影だった。もう別れて7年以上経つとはいうが、2メートルの黒い巨漢に半年間にわたって性奴隷にさせられてきた過去は決して拭い去ることのできるものではないだろう。Aさんに隠れた黒人の部分、そこが知りたい。The wind is in from Africa. Last night I could not sleepではじまるジョニ・ミッチェルの曲にあわせて西からそよいできた冷たい初冬の気流にのって私は待ち合わせのスタバ(!)に向かったのだった。
勤務先から早引き直行してきたAさんは公園で会ったときとは別人で、少し新鮮だったかもしれないが、相変わらずタイプじゃないのである意味安心した。一度目は子育てや、私生児を育てることの偏見や圧力との戦い、補助金のことなどを中心に話してもらったのだが、今回は完全に「黒人と交際すること」に焦点は絞られた。
2メートルの野獣は、カリプソで有名なトリニタード・トバコの出身だった。つまり中南米の島であり、もともとスペイン領ではあるが、今では英語圏。ジャマイカに似た歴史を持つだけあって文化も推して知るべし。おそらくカリプソもレゲエやサルサに類似しているはずだ。
なんか・・・・・かなり違う。これって世界で一番知能のいらないジャンルじゃないだろうか。
カリプソの現代バージョンはソカだが、日本でも流行したらしい。
好きになれないな。いや。停止モード。
ブラジルの音楽が非常に奥が深く、欧米水準でも高い評価を受ける芸術性にとんだジャンルなことからすると殆ど雲泥の差があるとしかいいようのないトリニタード・トバコの現地音楽。こんな貧弱な文化しか生み出せない国からきた黒人に騙されて身体とヤリ場所を提供する都合のいい肉奴隷を勤めたAさんには絶対的な疑問がでてくる。
その後、娘と3人で出かけたりもしたのだが・・・・・・・この手の種類の人間には断絶を覚える。それはカリプソへの抵抗にも表れている気がするのである。
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