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左翼のアイドル中山千夏。
九州⇒関西⇒東京⇒伊豆と、めまぐるしく流転し、子供役者⇒アイドル⇒女優⇒音楽アーチスト⇒社会活動家
⇒作家⇒国会議員とめまぐるしく活動の場を変えてきたオヤジキラーの初代バラドルである。
彼女は30前で芸能から足を洗い、文化人に転向しているので、私の世代の人間はあまりスター時代の
千夏のことは知らないのだ。というわけで例によってYoutubeで復活させた。
中山千夏という名前をきくと、まるで中国人の帰化名のようである。本人はれっき(?)とした熊本人であるが
中山というのは中国人がもっとも好む日本姓であり(台湾はおかげで中山という地名だらけになった)、そして
千夏はChinatsu、つまりChina通。名前に逆らうことなく、中山千夏は反日左翼の道を歩んだ。
僕は中山千夏が田原総一郎の下ではじめた「討論生放送」(後の朝ナマ)というものにある程度の関心を
持っていたが、中山時代はいざしらず(本当に知らないからしかたない)、田原本人が司会にまわって
野坂昭如だの大島渚だのが中心人物の顔をして並んでいたときのクオリティーの低さには閉口だった。
いい加減なことばかりしてきて国家に対する責任をもてない浮浪乞食の集まりが左翼だと確信するにいたった。
しかし・・・・・がらくたみたいな左翼にいくら軽蔑心を持っても一つだけ否定できないことがある。
それが中山千夏の才能である。優れたものを作り出す才能である。駄物には決して妥協しないという
熊本人特有の誇りのようなものと、子供時代の全能な感覚を忘れることがなかったのが千夏だ。
中山千夏『休め!サラリーマン』
夫であるアメリカ帰りのミュージシャンとの共作。タイトルは、「進め!」だとか「走れ!」だとかいって
ヒーローを讃美することの逆説としてサラリーマンをコバカにする意図が丸出しだ。いつまでも社会適合できないまま
うだるフーテンの学生崩れみたいな連中と意気投合していた当時の時代背景が伝わってくる。しかし・・・・・・
作品としてはよくできているので、不可も可になることだってあるのだ。
中山千夏『明るいなかま』
NHK教育の道徳番組(笑)の主題歌。別バージョンは大和田りつ子で、そちらもいい。今の子供たちはユトリの分だけプレッシャーなしに伸び伸び育ちいいことばかりかと思いきや、こういう一流の児童唱歌などがなくなってしまいイージーな音楽だけが流れることは十分不幸だろう。僕はドラマは覚えてないがこの主題歌だけは忘れないし、知らないような平成世代など認めないのだ。そこは譲れません。
中山千夏『OH!ミスター』
色んな意味で伊丹十三の未亡人を想起させるような曲。黒人ジャズシンガー風のボーカルを自然にこなす中山千夏には若干あげ♂♂♂♂そんで電波な左翼リリクはちょっと許してもいい感じです。
中山千夏『バケツのおひさんつかまえた』
アニメの主題歌。中山千夏は11歳の少女の声役を担当したので、この歌も11歳の声で歌っている。誰もこの凄さに気付かないのか・・・・・ここらへんが千夏の才能の真価。メルモちゃんみたいだ。
現在の千夏。
なんでこうなっちゃうんだろう?なんなの!
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