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父親の息子への深い愛情を描いた作品「フリンジ」 終了する・・・
http://www.asyura2.com/13/music11/msg/819.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 6 月 11 日 10:40:46: tZW9Ar4r/Y2EU
 


ヴィクター・ロスチャイルドとウイリアム・ベル(閲覧数が多いので1本の投稿にまとめ補足しました)
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/683.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 1 月 04 日 07:42:57: tZW9Ar4r/Y2EU


フリンジ・ファイナルシーズン・・ビショップとアリソン・モエットで「オンリー・ユー」
http://www.asyura2.com/13/music11/msg/803.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 6 月 06 日 08:27:06: tZW9Ar4r/Y2EU


フリンジ ビショップとデヴィッド・ボウイーで「地球を売った男」
http://www.asyura2.com/13/music11/msg/804.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 6 月 06 日 08:50:52: tZW9Ar4r/Y2EU



フリンジ、最後まで観た。
一回しか観ていないので、細部までわからないが、


やはり、前回、書いたように、
「フリンジ」は父親の息子への愛をテーマにした作品であった。


それから、
発展して母親の娘への愛、
家族愛・・と発展していったのが、
「フリンジ」であった。


そして、非人間たる「監視人」の中でも、
人間の心や感情や愛を共感できる監視人「セプテンバー」が現れ、
彼は人間対非人間の戦いの中で、
人間の側に立ち、人間と協力し合い、
監視人を排除することを決心し、行動する、
その彼にも掟破りの息子(マイケル)がいた。


ドラマの中では、ほとんど語られないが、
セプテンバーのマイケルへの愛というテーマも広い意味では含んでいる。


後半、この物語は、
ことごとく、
人間の心、
人間の感情、
他人への思い、
肉親への愛情について語る。


物質的豊かさ
金儲け
科学至上主義等
については、
触れず
これらに関しては、
総じて否定的な演出をしている


基本はがれきの中で
一輪咲くタンポポ


そのタンポポが枯れて、
それを吹き飛ばすエッタ


その繰り返しである・・


そして、
それら人間がもっているハズの心や、
感情や思いや愛情をことごとく排除し拒否する監視人を登場させる。


これらのテーマや演出はJJエイブラハムの我々に対する警告だと思った。


私が個人的にいつもコメント欄に書いている内容と
同じだが、


経済至上主義、
科学至上主義、
科学万能主義、
お金至上主義、
発展至上主義、
物理的豊かさや物理的な便利さを頑なに追い求め、
人間らしい心や、
人間としてあるべき姿を見失った我々に対する警告と理解した。


原発>人間


原発>自然環境


原発>我々の子孫


金>人間


金儲け>人間の心


監視人>人間


原発を信仰する推進派>我々


確か、
「俺達の子ども達に、
監視人が支配するこの汚染された世界があっていいわけがない!」
的なコメントがあったような気がする。


まさに、心を失った
「原発推進派の政治家、企業家、御用学者、官僚その他」が、
汚染させたこの日本をこの地球を、
我々の子ども達に、
引き継がせていいのか?
いいわけがない!


フリンジ、この奇想天外な物語を、
また最初から観たくなった。


最後に


JJのフリンジの前の作品「LOST」は、
父親(クリスチャン)と息子(ジャック)の確執を、
現生では解消できず、
わだかまりの一切ない、
権威も、
権力も、
金も、
へったくれもない死後の世界で、
和解する。
そんな話であったが、
「フリンジ」は、
最初から、最後まで(父親)ウォルターの息子(ピーター)への深い愛情の物語であった。


家族愛を描くのであれば、
こんな大げさな奇想天外な物語は必要ないだろう!
「大草原の小さな我が家」でいいだろうと、
誰もが思うだろうが、
月並みな事をやらないのがJJの天才たる所以であろう。


自作を期待する。


「LOST」最終章 エンディング 「LOST」とは何か・・
http://www.asyura2.com/11/music4/msg/779.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 9 月 15 日 08:52:15: tZW9Ar4r/Y2EU


 

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コメント
 
01. BRIAN ENO 2013年6月11日 15:47:18 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
最後のシーンで、
死を覚悟して
大量のコーテキシファンを投与した
オリビア・・

マイケルを救い、
ウィンドーマークを抹殺するときに、
ジャクソン・ビルで
人体実験、人体兵器の為の
子どもの中で一番すぐれていた
オリビアの能力が

最後の最後で発揮される。

そもそも、
この子どもの人体実験
子どもの兵士の養成実験は
もうひとつの世界と戦うための
ものだったが、

最終的に監視人排除の為に
役だったのである・・

それは、まぎれもない

ウォルターの野望であり
ウォルターの夢だったのである

オリビアという不幸な少女を
ジャクソンビルで、人体実験を行い
徹底的に傷つけた
ウォルター・・

そんな悪しきウォルターの野望が
結果的に役に立った瞬間だったのである・・

しかし、この代償は大きすぎた・・が・・

オリビアは、この時点では、
ウォルターを許し、
むしろ感謝していたのだと思う・・

ここの、
ウォルターとオリビアの
心情は極めて複雑だったに違いない・・

何度も何度も、
オリビアは、
ウォルターを責めた・・

そのたびにウォルターは
「すまない・・」
としか言えなかった・・

本当に、ウォルターは後悔し懺悔し、
強烈な罪の意識にさいなまれ続けた・・

それが解放され和解した瞬間でもあったのである。


02. BRIAN ENO 2013年6月12日 09:09:24 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
>オリビアは、この時点では、
>ウォルターを許し、
>むしろ感謝していたのだと思う・・

なにせ、監視人を排除し、
失った一人娘を取り戻すことが
でき・・

人間→監視人(心のない人間)

という進化の流れを

人間(心ある人間)→人間(心ある人間)

に変えたのだから・・


この「フリンジ」と言う物語は、

最初、オリビアの物語かと
思っていたが、

主役はまぎれもない、
ウォルターであった。

ある時は、神をも恨み、この世も恨み、
憎悪の塊になり・・

掟破りの全知全能の神をも凌駕することを希求し、
この世の破壊を思考し、思考する悪魔となり・・

そんな悪しき思考の元となる脳の部位を
削除し、人間性を取り戻し

ある時は、気弱な親父になり

そして、悪しき欲望の根源である
その脳の一部を戻しながらも、

最後に心ある人間に戻り、

世界と家族を救った・・

そんな波乱万丈の男の
物語が「フリンジ」である。


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