http://www.asyura2.com/13/music11/msg/789.html
Tweet |
映画「オブリビオン」
http://www.asyura2.com/13/music11/msg/658.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 5 月 02 日 08:08:15: tZW9Ar4r/Y2EU
この映画に関するものは、投稿済みだが、
先日、これを観て来たので少し書く。
ネタバレありなので、
内容を知りたくない人は、読まないで欲しい!
基本はSF映画の王道をいく作品と考えていいだろう。
SF映画に限らないが、
例によって三種類の勢力が登場する
@まず、権威や権力に従順な騙されることを
欲する人間
Aその、人間の弱さを熟知して、それを
支配に活用する権力者(支配者)
※この映画では人間ではないようだが・・
Bそして、支配者から発信される情報が
虚構であり、我々人類を大量殺戮し、
従順なクローンだけを僕として支配しようとする陰謀である
ことを洞察する勇気ある賢者達・・。
ある日、主役のトム・クルーズは、
支配者からの情報や日々のミッションに
疑問を抱く、
そんな時、勇気ある賢者達と出会い。
支配者からの情報(歴史)が、
虚構であり、「エイリアン」の襲撃も事実ではなく、
「エイリアン」との戦争も支配者側の「自作自演」だったことを知る。
(人間を大量殺戮し、従順なクローン兵を大量生産することが真の目的)
支配者の「虚構」は、
思考停止し洞察力のないクローン兵を支配する為の「へりくつ」であった。
私がSF映画の王道を行く・・といったのは、
この支配者が、映画では、まったく詳しく語られず、
観客の想像力を試すようなものになっていた。
たぶん、人類が例によって
明るい未来のために想像した
人工知能のようなものであろう・・
例によって
核エネルギー等と同じく、
人間の為に、創造したハズのものが、
暴走し、制御不能となり、
人類のほとんどが、滅亡する・・
これは、何度も何度もSF映画で問われた
テーマである。
もうひとつ、
私が、ここで、いつも書いている
ヴィクター・ロスチャイルドとウイリアム・ベル(閲覧数が多いので1本の投稿にまとめ補足しました)
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/683.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 1 月 04 日 07:42:57: tZW9Ar4r/Y2EU
映画「プロメテウス」とヴィクター・ロスチャイルドそしてウイリアム・ベル
http://www.asyura2.com/13/music11/msg/103.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 1 月 28 日 09:02:59: tZW9Ar4r/Y2EU
映画「プロメテウス」から「エイリアン・シリーズ」での一貫したテーマ
http://www.asyura2.com/13/music11/msg/700.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 5 月 15 日 15:23:44: tZW9Ar4r/Y2EU
既に投稿済みだが、
支配者が考える究極の支配は何か?
人類の大量殺戮であり、
人類の滅亡である。
ヴィクターの野望
ウイリアム・ベルの野望
プロメテウスでの巨人の野望
そして、「オブリビオン」での
野望・・
そべて、人類の滅亡である。
蛇足だが、
「オブリビオン」とは、「忘却」と言う意味で、
完全に思いだせないことを
「トータル・オブリビオン」
この反対語を
映画にしたのが
「トータル・リコール」
フィリップ・K・ディック原作
でその意味は、「完全な記憶の回復」
だそうである。
そして、この映画「オブリビオン」の監督は、
デザイナー畑、建築家畑の人間のようで、
映画の中のデザイン・建築物は
ひじょうに美しいもので、
既存のSF映画にありがちな
ごちゃごちゃしたレトロなものと
未来のものをごちゃまぜにしたものは、
ない。
特に注目してほしいのは、
ドローンという球体ロボットが登場した時の
効果音である。
冷徹で、極度に冷静なドローン
そのドローンが敵か味方か
の判断をしたり、攻撃したりするときの
サウンドは、
まさに、スリリングである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。