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libera-Ave maria 鎮魂の祈り
チャベスが亡くなった。
一個の偉大な魂が逝ってしまった。
日本の市民はオバマや安倍の演説を聴く機会は多くても、
チャベスの演説を聴く機会は少ない。
多様な声を聴いて欲しい。
【EXPRESS】追悼 チャベス大統領 〜オバマは「地獄のにおい」
タグ: ウゴ・チャベス 国連気候変動会議 ベネズエラ 石油
http://democracynow.jp/video/20121221-3
放送日: 2012/12/21(金)
再生時間: 6分
ベネズエラのウゴ・チャベス大統領が2013年3月5日カラカスの病院で亡くなりました。がんを患いキューバで4度目の手術を受けた後、予後が思わしくなく容体が懸念されていました。英語圏の報道ではさっそくネガティブ・キャンペーンが始まっており、BBCは「独裁者スターリンの死と比較」、WSJは「旧世代の独裁者カストロ氏と年下の弟子である専制主義者チャベス氏は経済的、政治的な関係を構築し、今日ではキューバ、ベネズエラ両国の運命を左右するまでになっている」などと書き、民主主義の敵というイメージを刷り込もうと懸命です。
でも、ちょっと待って。チャベスは反米姿勢を隠そうともしませんが、反民主主義なんてことは全然言っていません。ずけずけ発言しますが、中身は本当にまっとうです。
2009年12月、コペンハーゲンで行われた国連気候変動会議に出席したチャベス大統領に、エイミー・グッドマンがインタビューした映像をご覧ください。「貴国は石油輸出に頼っていますが、気候への影響をいかにお考えですか?」と、いきなり鋭い質問をするエイミーに、チャベスはどう答えたでしょうか? 短い質疑応答のなかに、チャベスの人物がよく表れています。
チャベスの訃報を聞いたオバマ大統領が、今後のベネズエラとの関係改善を期待感を表し、「同国の民主化や人権状況の改善などに力を注ぐ考えも示した」と報じられていますが、人権状況の改善が必要なのは、いったいどっちの国でしょう。
チャベス大統領については、番組でこれまで何度も取り上げています。下のリンクから、ぜひ過去の映像もごらんください。(中野真紀子)
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