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(回答先: 国連人種差別撤廃条約第1条第2項に、世界共通に 国民には、国民ではない国内在住者を排除する権利がある 2ch抜粋 投稿者 木卯正一 日時 2016 年 4 月 18 日 19:10:00)
ひとりのブラジル人女性が問うた日本の「共生社会」
━━人種差別撤廃条約武器に、浜松市の宝石店で起きた「差別事件」を闘った記録(下)
1998年に静岡県浜松市で起きた、ブラジル人女性の宝石店入店拒否事件。差別被害を受けたアナ・ボルツさんは、日本にこうした差別を禁止する法律がないことにまず驚いた。自ら弁護士にはたらきかけ、人種差別撤廃条約(日本は1995年に加入)を武器に宝石店との法廷闘争にのぞんだ。私がその民事裁判と、当時の浜松でのブラジル人差別の実態を取材してまわった記録がこの短編ノンフィクションだ。
↓
■慰謝料狙いでわざとやったにちがいない■
さて、S貿易の話に戻ろう。
S貿易には一時、内外のメディアが押し寄せたが、黙しとおしてきた。言いたいことは山ほどあるが、ここは堪えようと決めたのだという。
被告となった女性は私に言った。ボルツさんに「謝罪文」を書いた当人である。
「いま考えると、あれは最初から(慰謝料請求)が狙いだった。あのときから、裁判をすると言っていたんだから」
―わざと差別されるようにふるまって、つまり差別されることを予想して、わざとトラブルを起こして、賠償金をとったということですか?
「そうですね。そうでなければ、(ボルツさんがその場から)電話をかけて、あっという間に何人も駆けつけてこれるはずがないんだ。分かれるときに(ボルツさんと)握手してまで別れたのに(筆者注・裁判所はその事実を確認していない)のに、裁判するなんて・・・・・・」
そのうちに息子のほうも、自分は当事者ではないがと断ったうえでしゃべりだした。柔和な表情で、ソフトな語り口だ。彼も母親の推測に同感だった。それは違うと思う、と私が母親の意見に口を挟むと、「あなたもどこかの記者と同じことを言うのですね」と眉をしかめた。
「差別、差別と言われて困っているんです。私ははっきり言って外国人は好きですよ。仕事柄付き合いもある。ただ、セキュリティの問題でトラブルになっただけです。こんな狭い店ですが、老いた母親ひとりでは店番が心配です。こんな歳では、女性に腕をひねられただけで、動けなくなってしまいますよ。たとえばスポーツクラブは会員制にしていて、お客さんを選んでいるじゃないですか。(私たちがとった行為は)それとどこが違うというんです?現にうちの店では最近ブラジル人のお客さんも宝石を買ってくれているんですよ」
と、私に注文伝票を見せた。漢字で名前が書いてある。拙いがていねいな筆致だ。日系ブラジル人のお客だという。
「こう言ってはなんだけど、ブラジルや中国から働きにくる人の多くは、向こうでやっぱり貧乏で、素行もよくない人が多いと思うんですよ。それに、日本に来たんだったら、こっちのルールに従ってもらわなきゃ困りますよ。だいたい、ブラジル人の方たちは固まりすぎるんです」
―控訴しなかったのはなぜですか。
「裁判が長引いて、店の評判が落ちると困るからですよ。百五十万は痛かったけれど、お客さんは減ってませんよ」
取材を受けることを渋っていたのに、S貿易はいつのまにか饒舌になっていた。判決への不満と「新しい隣人」への偏見は止まらなかった。
(初出:朝日新聞社『論座』二〇〇〇年三・四月合併号に加筆して、『リアル国家論』(教育史料出版会・2000年刊行)に所収)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fujiiseiji/20150911-00049292/
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