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支配者階級が、日本国民を「生かさず殺さず」の状態で、文句を言わずに、卵を産むだけの鶏扱いをする体制を完成させたのが、2012年12月の衆議院選挙と、2013年7月の参議院選挙だった。
両院を支配者階級に操られる自公が制して、支配者階級の長年の願望だった専制支配の基礎が出来上がり、あとは、どんどん国民生活弾圧の法案が可決され、国民生活は経済的にも政治的にも圧迫されていく。まさに支配者階級に操られる自公に対して、「全権委任」が為された。
支配者階級の力の源泉である会社では、資本家が気に食わない労働者や勤労者はドンドン首切りされ、あとは文句を言うことのできない従順化させられた労働者、勤労者だけが残る。これで支配者階級が、長年望んできた専制支配が完成したのだ。
「全権委任」を強奪した安倍晋三首相は、まさにかつて「全権委任」を得たヒトラーそっくりで、とどのつまりは「自分を信任したのはドイツ国民で、ドイツ国民には最後の最後まで、付き合ってもらうさ」。
かつては旧ソ連を軍備増強の「ダシ」にしていたが、今度は中国を仮想敵国として、日本の支配者階級はアメリカの支配者階級と組んで、中国侵略戦争の準備に余念がない状態に突入している。
また国民生活のすべては盗聴され、国民の一挙手一投足が監視されているし、言論・表現・集会の自由等基本的人権が剥奪されて来ていることは、国民一人ひとりが日々実感しているところである。
会社では資本家や専制支配者、専制支配者の虎の威を借る手下が、労働者・勤労者に襲い掛かり、会社は無法地帯化し、労働者・勤労者はますます働くだけの賃金奴隷化していっている。
会社や社会から、夢とか希望が消え去り、あとに残るのは金銭づくの人間関係だけである。
かつての連帯意識に溢れた協同社会の良さは、完全に金銭の前に屈服させられ、国民は金銭に打ちひしがれるようになった。
これは、資本家階級の完全勝利である。
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