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政治板 真実を求めてさんの「静かに創価学会を去るために」が妨害されて見られません
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/347.html
投稿者 真理を愛する者 日時 2014 年 12 月 06 日 04:30:26: NygxPubK8Q35E
 


  http://signifie.wordpress.com/2014/11/16/%E5%89%B5%E4%BE%A1%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%84%E3%81%86%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99/#comment-7639

 組織的妨害からこれを守ろうと奮戦されている管理人さんに敬意を表します。敵が見られたくない物を敵から削除させずに守るのは大変でしょうが頑張って下さい。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 管理人さん 2014年12月06日 21:10:14 : Master
>政治板 真実を求めてさんの「静かに創価学会を去るために」が妨害されて見られません

あなたが管理人に何を求めているのかがわかりません。
妨害されて見えないのはどの板のどの投稿ですか?URLを教えて下さい。
検索しましたが見つけられません。

また、リンクされているURLで、管理人に何を伝えようとしているのかがわかりません。教えて下さい。

応援ありがとうございます。


02. 2014年12月11日 20:08:26 : gvQUXYe9tw
 管理人さん、今は視られます。不安定にされていたようです。
大組織ほど工作員を使っていろいろ妨害しているようです。

 別なことですがカルト板13が75万アクセスを超えています。
カルト板14にしても宜しいのではないでしょうか。


3. 中川隆[-12892] koaQ7Jey 2018年6月04日 22:30:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14932]
創価学会に電磁波攻撃されているとか言ってるのは統合失調症患者だからね:

パラノイア・統合失調症患者の症状


妄想というのは,強固な信念で,明らかに間違っているのに決して訂正されず,
本人が確信しているものをいいます。私たちが,「あの人は私のこと嫌ってて
イジワルしているのかもしれない...」などと半信半疑に思っているのは妄想とは
言いません。

例えば,

「創価学会が自分の才能を妬んで様々な嫌がらせをしてきている。
電話は盗聴されているし,電子メールも全てハックされている。
このままでは私の発明は全て盗まれて先に特許をとられてしまうに違いない」,

こういうことを言っている人に「そんなことあり得ませんよ,大丈夫ですよ」

と忠告してあげると,

「いや,これは確実なことだ。証拠もある。さてはお前も創価学会の回し者だな!」

などと言われた場合,これはかなり妄想に近いと言えるでしょう。
http://www2f.biglobe.ne.jp/~yasuq/schizophrenia2.htm#14


2016-01-12
「統合失調症ビジネス」の誕生─妄想の統一化とその根源─
http://peoplesstorm.hatenablog.com/entry/2016/01/12/234535

はじめに

統合失調症、それは極めて身近な病気だ。発症確率は全人口のうち1%とも言われ、つまり一学年の中に数人は統合失調症患者がいる(あるいは将来的に発症する)ことになる。

統合失調症患者に対する偏見は数限りない。殺人を犯す、凶暴になる、人格を失う…。これらの世間に流布しているイメージは、実はある一面では事実である。具体的にはネットで有名な林先生ことDr.林(林公一)氏の書いた『統合失調症─患者。家族を支えた実例集』の中に取り上げられている。統合失調症は治療で抑えることはできるのだが、この治療をしなかった場合最悪の出来事が─あなた方が統合失調症に抱くイメージ通りのことが─起こりえるのである。

統合失調症―患者・家族を支えた実例集
作者: 林公一
出版社/メーカー: 保健同人社
発売日: 2007/01/06
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483270334X/hatena-blog-22/

とにかく、統合失調症は今や非常にありふれた病気である。そしてこれら「かなりの数がいる」統合失調症患者相手に悪どい商売をする連中も存在する。今回の記事では統合失調症患者相手に悪質なビジネスを行う者を「統合失調症ビジネス」と称して解説をしていきたい。(この言葉は完全な造語です)

統合失調症の概説

この記事では統合失調症患者がなぜ悪質なビジネスの対象にされてしまうのかを説明したい。これにはまず統合失調症の特徴の一つである思考障害・認知機能障害を上げねばならない。

統合失調症はよく知られているように妄想・幻聴等の症状がある(よくイメージされがちな幻覚の症状は実は少ない)。妄想は被害妄想と関係妄想に大別され、被害妄想では自分が尾行されている・未知の手段で攻撃されているなどの妄想が生じる。集団ストーカー妄想や電磁波攻撃妄想─これらはツイッターでも見受けられる─などはこれらの被害妄想に当たる。関係妄想は本や新聞、テレビやネットが全て自分のことを言及しているのではないかと考え始める。ツイッターで「あなたのことには言及していないのに、なぜあなたは私のツイートにしつこく絡んでくるのか?」というような事態に遭遇したことはないだろうか?これらはもしかしたら関係妄想によるものかもしれないのだ。これらの妄想とは若干マイナーだが思考に関する妄想というものがあり、この場合患者は相手の心が読めたり、また自分の心が読まれていると感じるようになる。わかりやすく言えば、さとり妖怪とサトラレと全く同一の状態と言っていい。この思考に関する妄想もインターネット上では見ることができるだろう。何度も言うように統合失調症は身近な病気であり、あなたは自覚がなくとも日常生活・ネット双方で(治療中・未治療問わず)統合失調症患者たちと幅広く遭遇しているはずだ。

だが、これは統合失調症の持つ多くの側面の一つに過ぎない。統合失調症ビジネスを語る上で特に重要なのが先に述べた思考障害・認知機能障害である。これらの障害は米国メルク社が発刊する医療マニュアル『メルクマニュアル』で詳細に述べられているのだが、これを要約すると下記のようになる。

1.統合失調症の思考障害は解体した思考、話題がとりとめのないものになる等が含まれる。

2.統合失調症の認知機能障害は注意力・判断力・社会的相互関係の理解力・問題の解決力の低下等がある。これらの患者は思考の柔軟性に欠け、他者の意見に耳を貸し、また経験から学び取る力の低下が見られる。加えて機能遂行障害を伴うのが典型で、仕事や家族関係が破壊され、自己管理能力が喪失し、社会や家庭からの孤立化が発生する。

つまり、統合失調症は世間一般で思われているような妄想・幻覚・幻聴に悩まされるだけではなくこれらの脳機能の全体的低下が見受けられるのである。統合失調症患者が悪質ビジネスのターゲットにされるのは主にこれが関わってくる。

統合失調症患者はなぜ「鴨」にされるのか1─妄想の根源─

統合失調症患者がなぜ「鴨」にされてしまうのか?これは一言で言えば、統合失調症患者の妄想と判断力低下がからみ合って「非合理的思想」が生まれ、この非合理的思想に浸けこんで儲けようとする連中が発生するからである。

だがあなたはこう思わないだろうか?

「なるほど、統合失調症患者の妄想や機能低下に浸けこんで商売をしようとする連中がいるのはわかった。しかしだね、統合失調症患者の妄想は患者ごとにひとりひとり異なって、多岐に渡るのではないか?そんな色んな症状の患者にぴったりあった商品を用意して売るのは、コスト的に割にあわないのでは?」

だが、統合失調症患者の妄想は実は似通っているのだ。これには統合失調症患者の妄想 の根源を探求せねばならない。そして統合失調症患者の妄想がなぜ「統一化」されたのかを知れば統合失調症ビジネスの仕組みもわかってくるだろう。

まず現在の統合失調症患者の統一化された妄想が具体的に何であるのかを列挙したい。気になった方はこれらのキーワードでぜひ検索してみてほしい。実例を見ることができるだろう。

1.集団ストーカー妄想:これらの妄想は「不特定多数の敵意ある者達」にストーキングされているという妄想である。ガスライティングとも呼ばれる。

2.電磁波攻撃妄想:これらは電磁波、あるいは未知の電波で攻撃されていると訴えるものである。自衛隊のレーダーサイトから未知の電波が発せられ攻撃されている、とか隣の家が電磁波攻撃をして私の頭のなかをめちゃくちゃにしているなどがこれに当たる。311後ではこれに付随して放射線を攻撃に使っていると主張する者も発生している。

3.盗聴妄想:自分の部屋が何者かに盗聴されていると考える。このために部屋中の壁を引き剥がして盗聴器を探したりしてしまう。

これらの妄想はネット内で幅広く見られる。これらの根源にあるのは「自分が何者かに被害を受けている」という考えである。ここでポイントなのが、統合失調症患者の被害妄想のメカニズムはあなた方が考えるメカニズムと全くの逆だということだ。

例えば集団ストーカーを例に挙げよう。あなたは街中で数台の車があなたを付け回しているのに気づく。あなたは不審に思い、こう考える「私は集団ストーカーにあっているのではないか!」と。

さて、統合失調症の場合はどのようなメカニズムだろうか。統合失調症患者の場合の被害妄想の発生はこのようになる。患者は日頃から「私は何者かに何らかの攻撃を受けている」と確信していた。しかし何に攻撃されているのだかわからない。その時、街に出るたびに不審な車によく会うことを思い出した。そこで患者は理解した。「私は集団ストーカーにあっているのではないか!」と。

つまり、患者は「私は何かに攻撃を受けている」という確信や疑念が初めにあって、その疑念に理由付け─大抵の場合これはこじつけに近い─を行うのである。先に述べた認知機能障害もこれに拍車をかけ、理由付けが更に非合理的なものになってしまう。統合失調症患者にいくら「集団ストーカーなどは存在しない」と説得しても、それは無意味である。なぜなら彼らは自身が被害を受けているという確信がコアにあるので、いくら被害妄想の「理由付け」を否定しようがその根本である確信は一向に崩れないのである。

これらの被害妄想の「理由付け」の部分が肝心なのだ。統合失調症患者の妄想が、正確には妄想の理由付けが統一化した理由。それにはインターネット上の統合失調症患者たちのやり取りが大きく影響しているのである。

統合失調症患者はなぜ「鴨」にされるのか2─妄想の統一化─

未治療の統合失調症患者たちは盛んにネットで自分が受けている「被害」について意見交換をしている。これらの意見交換の中で妄想の理由付けの統一化が図られていったのだが、いくつか紹介してみたい。然れども統合失調症の症状に(病識がないながらも)苦しめられている個人サイトやYoutubeの動画を槍玉に挙げて批判するのはいかがなものか。なので、既に2chやツイッター、その他の媒体で有名になったものを主に紹介したい。

統合失調症の妄想の典型例とも言える「集団ストーカー妄想」を広めたサイトは明らかになっている。それがこの『An Anti-Governmental Stalking Activity Site(AGSAS) 〜 疾病偽装、医療偽装、安全安心偽装ストーキング情報サイト 〜』と名乗るサイトだ。

AGSAS 〜疾病偽装、医療偽装、安全安心偽装ストーキング情報サイト〜

このサイトが何をしたかといえば、海外で既にあった概念である「集団ストーカー」を国内の患者たちに広めたことである。具体的にはこのサイトは、様々な嫌がらせを列挙している『Gaslighting: How to drive your enemies crazy』という洋書を国内で(おそらく)初めて紹介した。そして、この本を根拠として集団ストーカーが存在する、あなたを傷つけていると述べ立てた。これが日本国内における「集団ストーカー妄想」の源流と言っていいだろう。換言して言えば、国内における集団ストーカー妄想の典型例はこの本に書かれていることと同一である。集団ストーカー妄想を抱いている者の訴える「集団ストーカーの実例」はこの洋書に書かれていることなのである。

ここでポイントなのは、この本は統合失調症患者の妄想を書き連ねた本では決してなく、「嫌いな人に嫌がらせするにはこのような手段があるでしょう」といったいわば嫌がらせ指南書なのである。このような指南書を根拠として扱うのは実に非合理的なのだが、洋書という一種の権威があるためか国内では未だに集団ストーカーの根拠や手口の「聖書」として使われている。余談だが、Youtubeなどに大量に上がっている、「集団ストーカーの証拠」などとして(無関係の)車を盗撮するような行為はこのAGSASが広めたと考えられている。


Gaslighting: How to Drive Your Enemies Crazy

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作者: Victor Santoro
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このサイトは「私は何らかの被害を受けている」と悩む統合失調症患者たちに大きな衝撃を齎した。監視妄想やスパイ妄想といった曖昧、非統一的だった妄想はこのサイトによって「理論付け」され、統一化を果たすことに成功した。実際これまで支配的だった監視妄想などは「隣人が窓からずっと監視しているに『ちがいない』」とかで、理論的に整ったものではなく個人個人で訴える内容が大きく異なるため、統合失調症患者同士の交流も少なかった。集団ストーカーというある種の規則だった妄想が「理論」として広まることで、皮肉なことに統合失調症患者の交流が活発化したのだ。統一だった妄想の理論付けが如何なる結果を齎したかといえば、集団ストーカー被害者の会ネットワークなどをご覧頂きたい。患者たちは結束し、交流し、集団ストーカー妄想は更なる深みにはまっていくことになる。今や統合失調症患者の抱える不安や疑念に関するキーワードを検索すればこれらのサイトが出てくるのだ。もちろんそうした統合失調症患者たちは残念ながら治療の機会を逃すことになる。周りが如何に諭そうが「それが集団ストーカーの手口だ!」と聞く耳を持たないだろう。

電磁波攻撃妄想や盗聴妄想もこのように(統合失調症患者の中で)決定的影響力を持つサイトが広めた「理論化された妄想」だ。「何らかの被害を受けている」と悩む患者は電磁波攻撃のサイトを見て、自分の被害が電磁波攻撃だったと誤った理解をする。そしてまたこの患者も同じような電磁波攻撃に関するサイトを立ち上げ…このような一種無限ループのような構造で妄想は統一化され、支配的となっていったのである。

とはいえ、電磁波攻撃妄想と盗聴妄想に関しては広まったのはネットが原因だとはいえ、おそらく発端は別にあると思われる。例えば電磁波被害は左翼系団体が自衛隊のレーダーサイトにケチを付けるために古くから方便として利用していたし、盗聴に関してはテレビなどで何度も「美女の部屋から盗聴器発見!」のような番組を流してきた。加えて映画などで盗聴はよく使われるモチーフだ。このように電磁波攻撃や盗聴に関しては妄想の理由付けとしては古くから存在していたと思われ、「目につくようになった」理由はネットの発達で患者たちの主張が可視化されたからだろう。放射線攻撃妄想はもちろん3.11で放射線障害などがテレビで何度も取り上げた結果、また反原発団体が恣意的に放射線の被害を煽った結果、急速に広まったのは言うまでもないだろう。

ここまでを纏めると、ネットによって「理論付けされた妄想」が紹介された結果、統合失調症患者たちは自らが抱いていた被害妄想の理由付けにこれらを利用することになった。洋書という権威付けや電磁波といった一見科学的で正しそうな理論─もちろん非合理極まりないのだが─は患者たちの中で広く受けいられ、2016年現在妄想が幾つかのパターンに分類できるまでに統一化されたのである。これらの誤った科学で理論武装した統合失調症患者たちは互いに統一化された妄想を持って交流することで「私以外にも同じ被害を受けているものがいる!やっぱり集団ストーカーは存在するんだ!」と妄想を更に強固にしてしまった。これは悲劇としか言いようが無いだろう。

そんな強固で、パターン化された妄想を有する患者たちに近づく者達が発生し始めた。そう、統合失調症ビジネスの誕生である。

統合失調症ビジネスの誕生

これまで述べてきたように、ネットの発達により妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。すなわち早く集団ストーカーや電磁波攻撃から楽になりたいという切実な願いだ。ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な統合失調症ビジネスに騙されることになる。認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに統合失調症ビジネスは浸けこんでくるわけである。

統合失調症ビジネスは統合失調症患者の苦痛を和らげることを高らかに謳いあげる。謳いあげる中身は先に紹介した統一化された妄想とマッチしている。これら悪質なビジネスを営む者にとって顧客のニーズは妄想が統一化されたことで把握しやすくなり、また「より顧客にあった商品・サービス」を提供することが可能になったのだ。具体例をあげれば、

1.集団ストーカーを撃退するとしている各種企業

2.電磁波攻撃に対処するとしている各種企業

3.盗聴器を発見するとしている各種興信所

などがある。これらの企業について詳しく知りたい方は「電磁波攻撃」や「集団ストーカー 対策」「盗聴器発見」などのキーワードで検索してみてほしい。(最初は具体的な企業名とURLを上げていたのだがビビリなので消してしまった)妄想が統一化されたことで今やこの3つのサービスだけで統合失調症患者たちの「ニーズ」のほとんどは満たせてしまうのだ。

ところで、3の盗聴器発見に関しては「妄想ではなく、実際に仕掛けられているのでは?」と思う方もいるだろう。私は盗聴器に関する全ての事例が統合失調症だと論じたいわけではない。然れども興信所の側からこんな話が提示されている。


盗聴・盗撮機器の発見業務は、依頼者の被害妄想の場合である割合が高く、トラブルに発展する可能性があるので、電話相談の時点で怪しい場合は依頼を受けないようにしております。
自分や親しい人間しか知り得ない事を、第三者が知っているとしたら、会話を盗聴されている可能性はあります。
しかし、ここまでなら盗聴器発見を依頼する動機として成立するのですが、寝ているとベットから痺れるような感じになる時があるとか、洗濯機やその他の家電品が勝手に動き出したり停止したりするという話が出てきたら、尋常ではありません・・・(茨城県探偵事務所・興信所のステルスリサーチブログ)

すなわち、(良心的な)興信所の側から示されているように、盗聴器に関する依頼は統合失調症の妄想の可能性が高いのである。その割合は詳しくは分からないが「高く」とあるので過半数以上は妄想なのだと推定できる。盗聴器発見に関してはこのように良心的企業も存在するため、全てが統合失調症ビジネスだと論じるつもりはない。詐欺などではなく、実際に盗聴器発見を請け負う企業がそれと気付かずに統合失調症患者から依頼を受けることもあるだろう。然れども、集団ストーカーや電磁波攻撃。これらは擁護できない。

このように企業として統合失調症患者にサービスを提供する以外にも商品としてモノを売る場合もある。


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このような電磁波攻撃遮断に効果があるとする商品が典型例だが、中には盗聴器を強力な電波で破壊する、とか放射線攻撃を弾き返すなど荒唐無稽な商品も存在する。そんな「アリエナイ商品」でも苦悩している患者たちは藁をもつかむ思いで購入してしまう。まるでがん患者に霊験あらたかだという高い壷を売りつける霊感商法や健康に良いと理論不明な商品を高値で売りつける疑似科学商法のようだが、それとは別に統合失調症患者をピンポイントでターゲットにしたこれらの商法も増えているのである。

これが統合失調症ビジネスの現実である。雑誌やテレビなどで何度も批判されてきた霊感商法などと違って統合失調症ビジネスは(私が確認した限りでは)未だに取り上げられることがない。加えて認知機能障害や思考障害によって判断力や認知力が大いに鈍り、また家族関係や社会関係が破壊された統合失調症患者には、これらの商品を買わないように食い止めてくれる周りの人間もいない。このような商品を購入する統合失調症患者はかなり病状が進行しており、裁判沙汰などになりにくい(訴える能力すら消失している)というのも統合失調症ビジネスが「安全なビジネス」として広まっている理由かもしれない。結果として患者たちは自らの苦悩を病気のせいだとは気づかずに、原因をありもしない電磁波や放射線に求め、泥沼式にどんどんこれらの商品を買いあさるのだ。しかし、当たり前のように効果がない。そうこうしているうちに病状もますます悪化し、悪化したために出てきた新たな妄想に対処するために商品を買いあさり…こうした地獄めいた無限円環が発生している。このようにして病状が致命的に悪化し、それが周囲の人にわかるまでになった時に待っているのはトラジャディーだ。具体的事件を上げれば、周囲の者が盗聴して私を貶めていると主張し、隣人を刃物で刺した者。公道を走っていた無関係の車を集団ストーカーの手先だと勘違いし、殺してやろうと思い自分の車で突っ込み、双方が重傷を負った事件。市役所が盗聴し、また集団ストーカーしていると勘違いし、市役所に車で突っ込んだ事件。例を上げればきりがないが、このような最悪の結末が待っているのである。このような患者たちは容易に外に出てくることはできない。閉鎖病棟(より詳細に言えば一般の「閉鎖病棟」より更に隔離された場所である)などで長年過ごすのだ。もちろん、無実の被害者にとっても悲劇そのものであり、患者・被害者双方に深刻な、ともすれば回復不可能な後遺症を齎すのである。統合失調症ビジネスが統合失調症患者たちに悪影響を与えているのを見過ごすことは出来ない。

終わりに

ここまで統合失調症ビジネスについて長々述べてきた。これらの悪質なビジネスは統合失調症患者という弱者を食い物にし、また精神科に行くことを遅れさせ、患者にとって悲劇的結末を齎す。加えてツイッターや各種SNSを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。類は友を呼ぶ、ではないが同じ妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。ツイッターなどで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は最初に上げた本の著者、林公一が述べているように、とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。

私がこれらの記事を書いたのは統合失調症患者の現実を知ってほしいからだ。統合失調症患者を取り巻く状況は、抗精神病薬の発明以前よりマシだとはいえ、ネットや統合失調症ビジネスのせいで年々悪化しているといっていいだろう。そんな中、あなたたち健常者の方々もこのような現実を知っていればなんらかの希望が生まれるかもしれないと判断し、このような長い長い駄文を書き連ねたわけである。どうか、少しでも患者たちの現実を伝えられたのならば幸いである。

この文には欠落が多い。例えば、統合失調症ビジネスの別の面、すなわち新興宗教などが統合失調症患者を食い物にしている実例や統合失調症自体の解説も十分とはいえない。新興宗教などが行う「除霊」には統合失調症患者たちが数多く参加している・させられている現状がある。つまり、古代日本で統合失調症患者たちが「狐憑き」として扱われ、村の柱に縛り付けられひたすら狐を祓ってくれるように神に祈ったように、新興宗教も統合失調症患者を「悪霊憑き」などと称し、除霊を行うのである。もちろん莫大な金銭を要求して。これらの実態についてはまた別の記事で解説したいと思う。また統合失調症患者を食い物にする悪質なビジネスの名前を表すのにいいものがあったら、どうか教えてほしい(統合失調症ビジネスじゃ微妙ですよね…)
http://peoplesstorm.hatenablog.com/entry/2016/01/12/234535



4. 中川隆[-12891] koaQ7Jey 2018年6月04日 22:31:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14932]
淡路島5人殺害事件
淡路島5人殺害事件とは、2015年(平成27年)3月9日午前7時過ぎに兵庫県淡路島の洲本市中川原町中川原で、犯行当時40歳の住民の男Xにより、2家族の男女5人が殺害された殺人事件。


2015年3月9日午前7時15分頃、洲本市中川原町中川原の民家から「人が刺された」と110番通報があった。兵庫県警察洲本警察署署員が駆け付けたところ、この民家に住む兵庫県洲本土木事務所嘱託職員の男性A(当時62歳)、その妻B(当時59歳)、その母親C(当時84歳)が殺害されているのが発見された。また近くに住む無職男性D(当時82歳)、その妻の無職女性E(当時79歳)も遺体で発見された。


Aの娘は事件当時家にいたが、父親のAから「逃げろ」と言われて別の民家に逃げ込み難を逃れた後、午前7時15分頃に「お父さん、お母さんが刺された」と110番通報した。通報により洲本署員が駆けつけ、家の外でAが、家の中でB・C両名が倒れている状態で発見され、いずれも搬送先の病院で死亡が確認された。また周辺家屋を調べたところD夫婦の遺体も発見された[1][2]。

午前7時45分頃、現場近くの路上で血の付いた衣服を着ていた男X(犯行当時40歳)に署員が職務質問したところ、事件への関与を認めたため、A一家に対する殺人未遂の容疑で現行犯逮捕した。


被害者5人の遺体の状況などから、兵庫県警はXが強い殺意を持った上で就寝中もしくは寝起きのD・Eを襲撃し、その後A一家を襲撃したとみた。

また、Xの自宅から複数の刃物が押収され、うち1本は凶器に使われたとみられるサバイバルナイフだった。

逮捕当時Xは刃物は持っていなかったため、犯行後にいったん帰宅して刃物を自宅に置いてきた可能性がある。

Xが事件前にインターネットでナイフを購入していたことも判明した。


被害者家族とXとの間には近隣トラブルがあったのではないかと推測されている。

洲本市役所によると、Dの娘が事件直前の3月4日に同市による無料法律相談に参加し、応対した弁護士にXに関係すると見られるトラブルについて対処法などを尋ねたという。事件当時、Dの娘と孫は外出していたため難を逃れていた。


X宅と被害者家族の家はいずれも半径約50mの範囲に存在する。

Xは両親が離婚しており、自宅で父親と祖母の3人暮らしだったが、Xは離れで1人暮らししていた。

Xは会員制交流サイトである Facebook や Twitter などに本名で登録し、2009年夏頃にD一家とトラブルになって以降、その数か月後から被害者家族やそれ以外の近隣住民を「集団ストーカー犯罪とテクノロジー犯罪の常習犯」などと、実名を挙げて一方的に誹謗中傷する書き込みを繰り返していた。

殺害されたAは知人に対し、事件の1、2カ月前に

「矛先が自分に向いてきた。わしが変な宗教に入っとることにされとる」

などと話しており、さらにXはA・Dら近隣住民や親類のほか、警察、行政、病院関係者ら約140人・団体の実名、住所を「スパイリスト」としてネットに公表し

「電磁波犯罪とギャングストーキングを各地で行っている」

などと一方的な誹謗中傷を行っていた。


2015年になってから近隣住民への批判が増え、事件直前の3月5日にはAの家族の実名や自宅の地図・外観写真、D一家の顔写真や自宅地図を掲載した上で誹謗中傷した。

Twitterでは事件前に被害者やその親族の名前を挙げて「人類の敵」などと攻撃的な書き込みの他、勤務先などを書き込んでいた。

書き込みの中には「人類の敵」の他、

「(近隣住民や被害者が)工作活動を行なっている」

「電磁波兵器で他人の心を破壊工作」

等と辻褄の合わない記述もあり、Xの刑事責任能力の有無や程度について調べられている。

他にもFacebookの自己紹介欄には「管理ネット代表」と称し好きな言葉は「勧善懲悪」、

またアメリカ合衆国軍や日本政府、日本の警察に対する批判も書き連ねており、XのFacebook・Twitterそれぞれのカバー写真には

「米軍、日本政府はストーカー行為を行っている」

と書き込まれていた。

Twitter にはXが書籍を贈りつけた日本共産党からの礼状がアップされているが、同党関係者によると「書籍を贈ってこられたので礼状をお送りした」という以上の関係がないという。

Xは2010年にインターネットでDの孫を中傷したとして名誉棄損容疑で洲本署に逮捕されていた。しかし言動が不自然だったため留置されることなく、精神科に入院した。

D夫妻は就寝中に寝室でXに襲われた可能性が高く、寝室から血痕が発見されている。

Xの言動や精神状態にはXの家族も心配して、10年前から洲本市や明石市にある兵庫県健康福祉事務所(保健所)に計4回の相談をしていた。

県警は、2004年の加古川7人殺害事件や2012年に発覚した尼崎事件を受けて住民相談への対応強化を進めてきたが、行政と連携して事件を防ぐことはできなかった。


刑事裁判

神戸地方検察庁は4月10日から8月31日までの約5カ月間、Xを鑑定留置した上で専門家による精神鑑定を実施した。その結果、責任能力に問題はないとして、勾留期限の2015年9月8日にXを殺人罪、銃刀法違反で起訴した。


第一審(神戸地裁・裁判員裁判)

2017年2月8日、裁判員裁判の初公判(長井秀典裁判長)が神戸地方裁判所で開かれた。

検察側は冒頭陳述で

「向精神薬の副作用で体にかゆみが生じたことを電磁波の攻撃と思い込むようになった」

と指摘し、Xが事件の際に被害者らとのやりとりをレコーダーで録音した上でインターネットに「復讐一部成功」と投稿していたと明かし、刑事責任能力が問えると主張した。

これに対し弁護側は事実認定を全面的に争う姿勢を示し、Xの主張を補足した上で

「あり得ない話だとするなら病的な妄想に支配され、心神喪失もしくは心神耗弱としか言えない」

と述べ、責任能力の欠如を主張した。

長井秀典裁判長はXに「無職ですか」の質問をしたがXは「サイトのサポーターをしている」と答え、さらに

「電磁波兵器によって殺害を強制された」

「本当の被害者は私で、被害者とされる5人らに仕組まれた完全な冤罪だ」

と語り、罪状認否では手元の紙を見ながら独自の見解をまくしたて

「(殺害した5人は)サイコテロリストである」

と中傷した。


2月14日の被告人質問で、弁護側から質問を受けたXは5人の殺害を認めた一方で

「電磁波兵器によって無意識下で自由を奪われ肉体を操られた」

と述べ、自分の意思ではなかったと主張した。

A一家・D夫婦の2家族が対象になったことについてXは

「両家族は電磁波兵器を使う工作員で、自身の私生活の情報を盗み見ていたため、その報復だった」

などと主張し、殺害状況をボイスレコーダーで録音していたことについては

「身の潔白を証明するためだった」

と答えた。また、事件前にXを強制入院させた兵庫県の「措置入院」を巡る質問については

「人体実験をするためで精神科医は全く信用できない。
(裁判前に精神障害と診断された精神鑑定の結果も)おかしい」

と話した。

翌15日の公判では殺害されたAら3人の被害者遺族がXに対し「家族を亡くす気持ちが分かるか」「謝罪の気持ちはあるのか」など計15の質問をしたが、Xは「答えたくありません」と繰り返し、証言に応じなかった。

3月3日に行われた論告求刑公判では検察側は

「Xは犯行当時、完全責任能力を有していた。5人を次々に殺害した残忍な犯行で、反省の念も見られず、更生の余地もない。死刑に処すべきである」

として、Xに対し死刑を求刑した。

一方で弁護側は最終弁論で動機や責任能力をめぐり検察側の主張に反論し、犯行当時Xは心神喪失もしくは心神耗弱だったと主張し、無罪もしくは死刑回避を主張して結審した。

3月22日、神戸地裁はXの完全責任能力を認めた上で「一定の計画性の下で非常に強い殺意があり、動機も身勝手。落ち度のない5人もの命を奪った上、犯行を正当化し続けている」として、検察側の求刑通りXに対し死刑判決を言い渡した。弁護側は判決を不服として大阪高等裁判所に即日控訴した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%A1%E8%B7%AF%E5%B3%B65%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 


【死刑囚と面会】サラリーマン風の淡路島5人殺人犯・平野達彦の主張に衝撃! 日本政府の「電磁波犯罪」とは? 2017.07.26.
http://tocana.jp/2017/07/post_13959_entry.html


 ドラマや小説では、精神障害のふりをして罪を免れようとする殺人犯がよく描かれる。だが、現実の刑事裁判はどうかと言えば、むしろ明らかに重篤な精神障害の殺人犯があっさりと完全責任能力を認められ、死刑や無期懲役などの重罰を科されているケースが圧倒的に多い印象だ。その1人が今年3月、神戸地裁の裁判員裁判で死刑を宣告された淡路島5人殺害事件の平野達彦(42)だった――。


■死刑判決に動揺した様子は微塵もなし

shikei03.jpg神戸地裁の判決公判には傍聴希望者が殺到

「被害者一家らは工作員で、自分のことを攻撃してきていたという被告人の認識は妄想であり、そこには薬剤性精神病の影響がある」

 今年3月22日、神戸地裁の第101号法廷。裁判長の長井秀典は判決で、平野が5人の近隣住人を惨殺した動機の形成過程について、そう述べた。だが結局、次のように言葉をつないで、平野に完全責任能力を認めたのだった。

「そこから殺害を決意した思考過程には、被告人自身の正常な心理が作用しており、病気の影響は小さい」

 そして長井は平野に対し、「被告人を死刑に処する」と宣告したのだが、私の感想は「ああ、やっぱり」というものだった。私はこれまで精神的に壊れているとしか思えない殺人犯があっさり完全責任能力を認められ、重罰を科される事件に何度も遭遇してきた。たとえば当欄で以前取り上げた加古川7人殺害事件の藤代康孝や山口5人殺害事件の保見光成などもそうだった。そのため、平野の死刑判決も予想できたことだった。

 やや間があり、被害者参加制度を利用して公判に参加していた被害者遺族がパチパチと拍手し、長井が「そういうことはやめてください!」と怒鳴りつける一幕もあり、法廷は不穏なムードとなった。そんな中、平野は顔色一つ変えず、悠然とした足取りで刑務官と共に法廷から出ていった。死刑判決を受けたことに動揺した様子は微塵も感じられなかった。


■薬剤性精神病に陥っていた

平野が勾留されている神戸拘置所
http://tocana.jp/2017/07/post_13959_entry_2.html


 事件が起きたのは2015年3月16日の早朝だった。兵庫県・淡路島の小さな集落で生まれ育った平野は当時40歳。精神障害による入通院歴があり、長く実家で引きこもり生活を送っていたという。そんな男が近所の2家族の寝込みを襲い、計5人をサバイバルでメッタ刺しにして殺害した事件は、社会に大きな衝撃を与えた。そしてすぐにインターネット上に残された平野の活動の形跡に注目が集まったのだった。

「日本政府は何十年も前から各地で電磁波犯罪とギャングストーキングを行っています」

 平野は事件前からツイッターやフェイスブックでそんなことを訴えていた。その一環として近隣住人たちの写真をネット上で公開し、「工作員」呼ばわりしていたのだが、それが殺害された被害者たちだった。平野は精神刺激薬の大量服用を長期間続けたのが原因で、事件当時は薬剤性精神病に陥っていたのである。


平野のツイッターより
http://tocana.jp/2017/07/post_13959_entry_2.html


 平野は今年2〜3月にあった裁判員裁判でも、

「事件はブレインジャック(=脳を支配)されて起こしたのです」
「本当の被害者は私であり、私の家族です。祖父も自殺に見せかけて殺されたのです」

 などという特異な冤罪主張を繰り広げた。さらに事件前からネット上で訴えていた日本政府の「電磁波犯罪」を改めて法廷で告発したりした。

 そのように荒唐無稽なことばかりを言うのだが、平野の見た目はグレーのスーツと銀ブチめがねが似合う普通のサラリーマン風で、話しぶりも真面目なだけにいっそう異様さが際立った。


■「死刑以上のことを何年もされていた」


平野のフェイスブックより
http://tocana.jp/2017/07/post_13959_entry_2.html


 私が神戸拘置所で平野と面会したのは、平野が死刑判決を受けた翌日の朝だった。透明なアクリル板越しに向かい合った平野に対し、私は何より気になっていたことを単刀直入に質問した。

「平野さんは死刑が怖くないのでしょうか?」

 平野はサラリとこう言った。

「私は電磁波攻撃という死刑以上のことを何年もされていますから」

 電磁波犯罪とは一体何なのか。そう質問したところ、平野は「脳内に音やかゆみ、刺痛を送ってくるのです」と真顔で説明してくれた。では一体、誰が何の目的で平野にそんなことをしているというのか。

「“五感情報通信”というのをご存知ですか。日本政府はそのための人体実験として私に電磁波攻撃を行っているのです」

 私は“五感情報通信”なるものを知らなかったので、それは何かと尋ねたところ、平野は「総務省のホームページに出ているので、あとで確認してください」と言った。そこで面会後に総務省のホームページで確認したところ、“五感情報通信”とは、電話やネットでは伝達できない触覚や嗅覚、味覚なども含めた五感すべての情報を伝える通信技術のことらしく、現在は国が中心になって研究を進めているという。日本政府がその人体実験のため、自分に電磁波攻撃をしかけていると、平野は思っているわけだ。

 このように平野の話の内容は荒唐無稽だが、話の中に実在する人や企業、組織、団体もチラホラ出てきた。たとえば、平野は「黒木昭雄さん(※筆者注・2010年に死去した元警察官のジャーナリスト)も暗殺されたのです」「イスラム教や創価学会もテクノロジー犯罪を行っています」などと言っていたが、ネット上には同じようなことを言っている人が散見された。検察官は裁判で「被告人は自宅で引きこもる中、インターネットで情報を収集し、独自の世界観を築いたのです」と説明していたが、平野は実際、ヘヴィーなネットユーザーだったのだろう。


■「私は精神障害ではないです」

 平野によると、事件を起こした動機は「刑事裁判をうけ、日本政府の電磁波犯罪を国内外に知らしめること」だったという。

「しかし、実はそれも工作員にブレインジャックされたゆえの考え方だったんです」

 平野はそんなことも大真面目に言うので、私は「弁護人は平野さんのことを精神障害だと言っていましたが、不満ではなかったですか」とも尋ねてみた。すると平野は「もちろん、不満です。私は精神障害ではないですから」と言った。そしてこう付け加えたのだった。

「弁護士は精神障害のでっち上げに協力したのです」

 何もかも真顔で話す平野だが、少しだけ様子が変わった時がある。平野の父親が裁判に証人出廷し、「生命をもって償いたい」と声を震わせて謝罪したことに話が及んだ時だ。この時ばかりは平野も悲しそうな顔になり、こう振り返ったのだった。

「父は泣き寝入りしているのでしょう。電磁波犯罪の被害者は泣き寝入りをしてしまうのです」

 私は、平野の父親に同情を禁じ得なかった。

 その6日後、改めて神戸拘置所まで面会に訪ねると、今度は面会を断られた。最初に面会した際、平野は私に対し、「何も知らないんだな」と思っているような雰囲気を醸し出していたので、私の取材を受けても意味がないと考えたのかもしれない。

「冤罪」を訴えながら死刑判決を受けた平野は現在、大阪高裁に控訴している。その考えを完全に理解するのは難しいが、控訴審の法廷でも日本政府の電磁波犯罪を告発するつもりだろう。


5. 中川隆[-12913] koaQ7Jey 2018年6月06日 06:55:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14983]

創価学会から電磁波攻撃を受けているというのは統合失調症患者や覚醒剤中毒者の典型的な妄想なのですが、

統合失調症患者や覚醒剤中毒者の妄想と恐怖体験はこの映画に上手く描写されています:

【ホラー】 コワイ女 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=1SYZG44duWM

1本の電話が謎の死を招くホラー・サスペンス! - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=YEeMQmZDbIE


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