http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/243.html
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原子力規制委員会の調査委員である佐藤教授がコンクリート杭と自然の石と取り違え、立川断層が活断層である証拠であると主張したそうです。
原子力規制委員会の実態を示す記事として有益だと思います。
これは原発板に投稿しても問題ありませんか?
IZAから
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/642384/
【主張】活断層を誤認 原発調査は大丈夫なのか
2013/03/30 03:42
開いた口が塞がらない。耳を疑う失態だ。
東京大学地震研究所の教授らによる活断層調査での誤りである。
東京都内の工場跡地の地中に打ち込まれていたコンクリート製の杭(くい)を、首都直下地震につながる立川断層の破砕帯と見誤ったのだ。
偶然が重なったとはいえ、「失敗学」の好事例となりそうな初歩的、かつ重大なミスである。調査現場を見学した部外者の指摘がなければ、とんでもない間違いが大手を振ってまかり通り続けるところだった。
教授は、原子力規制委員会で原子力発電所の活断層を調査する有識者の一人である。
今回の誤りは教授自身によって訂正されたが、この事例は、原発での活断層調査の進め方や解釈に関して、規制委が教訓とすべき多くの事柄が存在していることを教えている。
第1は、先入観の怖さである。教授は「見たいものが見えてしまった」と告白している。他の研究者も他山の石とすべき言葉だ。
掘削調査地点には、活断層の破砕帯が存在するはずだという思い込みが、コンクリートの杭の断面の並びを、横ずれ断層の証拠の石と見せてしまった。
第2の教訓は、仲間内だけの調査には、思いがけない陥穽(かんせい)が口を開けて待っているということである。何人もの専門家が現場を観察しているにもかかわらず、見抜けなかった。活断層調査を舞台にした「集団催眠」といえる。
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