１０日午後０時４３分頃、青森県東方沖を震源とする地震があり、青森県三八上北地方で震度５弱を観測した。

　気象庁によると、震源の深さは約５０キロ、マグニチュードは６・１と推定される。

　この地震による津波の心配はないという。

　主な地域の震度は次の通り。

　震度５弱＝青森県七戸町

　震度４＝青森県八戸市、北海道函館市

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140810-00050059-yom-soci

１０日午後０時４３分ごろ、青森県東方沖を震源とする強い地震があり、青森県七戸町で震度５弱の揺れを観測したほか、北海道と東北、それに関東の広い範囲で震度４から１の揺れを観測しました。この地震による津波はありませんでした。

震度５弱を観測したのは青森県七戸町。震度４が北海道函館市や青森県八戸市、平内町、野辺地町、東北町、おいらせ町、東通村、五戸町、南部町、それに階上町。
震度３が北海道千歳市や浦河町、青森市、青森県むつ市、盛岡市、それに岩手県久慈市などでした。

このほか、北海道と東北、それに茨城県の各地で震度２や１の揺れを観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は青森県東方沖で震源の深さは５１キロ、地震の規模を示すマグニチュードは６．１と推定されています。

青森県で震度５弱の揺れを観測したのは去年２月に起きた北海道十勝地方南部を震源とするマグニチュード６．５の地震以来です。

青森県で震度５弱の揺れを観測した強い地震について、気象庁の長谷川洋平地震津波監視課長は午後３時前から記者会見し、「震源地の周辺では、今後２、３日は最大で震度４程度の揺れを伴う地震が起きる可能性がある」と指摘しました。

そのうえで、「強い揺れを観測した青森県などでは、台風１１号の影響で、今晩からあすにかけて雨が降り続くと予想されている。地震で地盤が緩んでいるおそれがある場所では、崖崩れや土砂崩れの危険性が高まるおそれがあり、十分注意してほしい」と呼びかけました。