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地価と安全は比例しない/(C)日刊ゲンダイ
南青山、白金…大型台風直撃 水没が怖い高級住宅街リスト
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/151711
2014年7月9日 日刊ゲンダイ
過去最強クラスの台風8号が沖縄に接近。気象庁は7日、宮古島地方に史上初めて暴風・波浪の「特別警報」を発表、注意を呼びかけた。地域によって総雨量が500〜600ミリに達する恐れもある。
いよいよ本番を迎える台風シーズン。近年は地球温暖化による異常気象で、台風が猛烈に強大化している。昨今は首都圏を直撃する台風も増えているから心配だ。
昨年10月に東京を通過した台風26号は、伊豆大島で1時間に122ミリを超える大雨をもたらし、都心でも目黒川などが警戒水位を超える事態になった。今年は大丈夫なのか。そこで、東京都の「浸水予想区域図」と、各区の作成した「浸水予想図」から過去の浸水被害地域をピックアップ。江東、墨田、江戸川などの海抜ゼロメートル地帯はもちろんだが、別表の通り、庶民もうらやむ“高級住宅街”にも浸水エリアが潜んでいる事実が浮かび上がった。
■水を連想させる地名
地名から、もともと田んぼが広がっていた田園調布や「池」「沼」だったことが分かる池尻のほか、等々力や深沢は、多摩川が氾濫した場合のリスクが大きい。
「宮益坂と道玄坂の間に位置する渋谷駅のような坂の下にある地域も雨水がたまりやすい。南青山や恵比寿のような都市開発でアスファルトやコンクリートの舗装が大部分を占める地域も注意が必要。水はけが悪いうえ、工事で土を掘り起こしているから、地盤ももろい。大型台風や豪雨のように一極集中で雨が降ると、浸水被害が起こりやすいのです」(防災評論家・大山輝氏)
表にもある世田谷区上馬5丁目では、昨年7月下旬、約100ミリの猛雨で約100棟が床下浸水した。同年8月中旬にも、杉並区善福寺1丁目で共同住宅1棟が床上浸水するなど被害が出ている。異常気象によって地価で安全が買えなくなっているのは確かだ。
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