http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/807.html
Tweet |
過去最大は29.6センチ 「殺人ひょう」襲来の恐怖
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/151368
2014年6月27日 日刊ゲンダイ
24日午後に東京・三鷹市や調布市を突然襲ったひょうには戦々恐々だ。粒は10円玉大にも及び、場所によっては数十センチも降り積もったという。
三鷹、調布両市を合わせて床上、床下浸水が計60件(25日14時現在)。農作物にも被害が出たというが、今のところ負傷者の報告はないという。
とはいえ、安心はできない。
00年5月に千葉、茨城両県の広範囲でひょうが降り、負傷者162人という甚大な被害をもたらしたケースもある。粒の直径は5〜6センチにも及んだという。
■ミカン大のひょうが降ることも
気象予報士の森田正光氏が言う。
「三鷹や調布に大量のひょうが降ったのは、関東から東日本にかけて寒気で覆われ、大気が不安定になったためです。そこで上昇気流が生じ、南からの湿った空気が冷やされ、氷の粒ができた。その粒が重力の影響で落ちようとするのですが、上昇気流に押し戻されてしまうため、氷の粒が落ちたり上がったりするうちに、粒が大きくなったのです。今回と同じくらいの大きさのひょうは珍しくなく、ミカンほどになることもあります」
そんな“氷の塊”が頭を直撃しようものなら軽傷では済まされないだろう。ちなみに、日本で過去最大のひょうはナント29.6センチだ。
気象庁によると、全国で被害が報告されたひょう災は10年に31件、11年に10件、12年に28件、13年に11件。
「今年は現時点で6件です。多い年、少ない年といった傾向を推測するのはなかなか難しい」(同庁広報室)
とりあえず、26日から週末にかけては梅雨前線が関東の方に上がってきて、寒気が追いやられるため、大気は安定するとみられているが、今後いつ何時“殺人ひょう”に襲われるか分からない。
ひょうが車のボンネットをボコボコになんてこともあるが、日本損保協会によると、車両保険では、ひょう災による被害の補償は各社によってマチマチだそう。いま一度チェックが必要だ。
◇
住民あぜん・・・まるで雪 東京で大粒のひょう積もる(14/06/24)
◇
東京で雹(ひょう)速報! 2014年6月24日の天気は異常気象で大荒れ!
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。