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5月5日の伊豆諸島沖地震、東京千代田区で震度5弱を観測した理由は震源の深さ!関東の奥に入り込んだプレートが動く!
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2014/05/06 Tue. 12:00:43 真実を探すブログ
5月5日早朝に伊豆諸島沖でマグニチュード6の強い地震を発生しましたが、最大の震度は震源から遠く離れた場所の東京で観測しました。最大震度5弱を観測した東京千代田区は、実に震源から数百キロも離れています。一部の単純な方は「人工地震」とか騒いでいますが、このような揺れが発生した原因は震源の深さと揺れたプレートの位置です。
今回の地震は震源の深さが162キロと非常に深く、真上から見るとフィリピン海プレートと太平洋プレートの間で発生しました。
しかしながら、横から覗きこんでみると、フィリピン海プレートの下に潜り込んでいる太平洋プレートに震源があるのが分かります。この太平洋プレートは関東や東北とも直接繋がっていることから、太平洋プレートの真上に位置している東京で比較的強い揺れを観測しました。
また、その証拠に東京と同じ距離にある静岡では震度3の揺れしか観測していません。静岡はフィリピン海プレートに位置している場所にあるため、太平洋プレートで地震が発生してもあまり強くは揺れることは無いです。東日本大震災の時も関東地方は大揺れでしたが、東海地方から西は震度4程度の揺れに収まったのもフィリピン海プレートのお陰だと言えます。
つまり、地震というのは震源の深さと同時にプレートの場所も非常に重要になるということです。日本は複数のプレートが複雑に重なり合っているので、今回みたいに震源から離れた場所で揺れることも結構あります。特に深さが100キロ以上の深発地震ではかなり多いです。
*2013年1月の鳥島沖地震など。
☆なぜ震源から離れた都心が大きく揺れたのか?
URL http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140505-00000022-ann-soci
引用:
(元気象庁長官・山本孝二氏解説)
大島沖の深さ160kmと非常に深いところで起きたんです。地震が起きたら地震の波は全体に広がるわけですが、その中でも最も伝わりやすい場所がありました。地震波が潜り込む太平洋プレートに沿って一番早く伝わりやすかったと思います。それがちょうど関東の辺りに一番伝わりやすい構造線があったので、関東が広く震度4になりました。地震の揺れというのは、地盤の軟らかさ、固さによって震度が変わるんです。地盤が軟らかいところほど揺れやすくなります。
:引用終了
☆首都圏直下に潜むプレートの断片と地震発生
URL http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20081010/nr20081010.html
☆地震に関する地域危険度測定調査(第7回)(平成25年9月公表)
URL http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm
☆地震情報
URL http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/
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