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更新日: 2014年04月02日 というNAVERのまとめ記事です。
http://matome.naver.jp/odai/2139074687790853601
琵琶湖に地殻変動の前兆?過去には地震で湖底に沈んだ街も|地震なら原発銀座、若狭湾岸への影響も懸念
琵琶湖が20センチ以上移動し3センチ縮小していることが分かり、湖底で堆積物の噴出という異変が発生。この異変は地殻変動の前兆現象である可能性が。琵琶湖には過去には地震で湖底に沈んだ街も。また、琵琶湖周辺の地震では美浜原発付近で地面が隆起。地震が発生した場合、原発銀座、若狭湾岸への影響も懸念される。 更新日: 2014年04月02日
琵琶湖が東南方向に20センチ以上移動、幅も3センチ縮小していることが分かり、その影響からか湖底で堆積物が噴出するという異変が発生。
この年々拡大中の異変は地殻変動の前兆現象である可能性があるとのこと。
琵琶湖には過去には地震で湖底に沈んだ街も。
また、琵琶湖周辺で起きた地震では、美浜原発付近の海岸部で地面が隆起したこともあり、地震が発生した場合、原発銀座、若狭湾岸への影響も懸念されます。
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地震で沈んだ湖底の村: 琵琶湖湖底遺跡を科学する
東南方向に20センチ以上移動、幅も3センチ縮小
琵琶湖が地殻変動に合わせて過去11年間で東南方向に20センチ以上移動し、湖の幅が最大で3センチ縮んだことが、立命館大の熊谷道夫教授(地球物理学)の調査で分かった。
出典
<琵琶湖>20センチ動いた GPSで観測 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
出典
www.kit.ac.jp
立命館大の熊谷道夫教授(地球物理学)
堆積物の噴出が拡大
更に滋賀県高島市沖で湖底の隆起している部分から、気泡状の噴き出しが拡大していることも判明した。熊谷教授は「琵琶湖の収縮に伴って噴出している可能性があり、関連を詳しく調べたい」としている。
出典
<琵琶湖>20センチ動いた GPSで観測 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
熊谷教授は自律型潜水ロボットを使って01〜12年に湖底の状況も調査。09年に水深約100メートルの湖底2カ所から「ベント」と呼ばれる噴き出しを発見し、その後86カ所に拡大していることを確認した。
出典
<琵琶湖>20センチ動いた GPSで観測 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
出典
www.47news.jp
琵琶湖底で堆積物噴き上げ確認 地殻変動?
噴出の原因は?
原因は何なのか。熊谷氏は、琵琶湖の成り立ちに着目する。
「そもそも琵琶湖は、地殻変動で形成された巨大な谷に水が溜まった『構造湖』。はじめは三重県の伊賀上野あたりにあったものが、地殻変動のたびに湖岸を飲み込みながら北に移動し現在の位置に来たといわれている。周囲にも湖底にも数多くの断層が走っています。
最近の研究で、断層に湖の水が浸みこんで地下のマグマに温められ、再び噴き出してくることがあるとわかってきた。琵琶湖でこの現象が活発化している可能性があります」
出典
これは何の予兆なのか 琵琶湖・富士山・桜島に 不気味な異変が起きている | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]
出典
www.lbm.go.jp
「琵琶湖はいまの三重県上野盆地に誕生した大山田湖にまでさかのぼることができます。その後、400万年かけて北上し、現在の位置まで移動してきました。いまのように深くて、大きな湖になってきたのは、約40万年前のことです。」琵琶湖博物館のHPより引用
琵琶湖の異常は地殻変動の前兆現象である可能性
この現象に注目している元東京大学地震研究所准教授の佃為成氏は解説する。
「大地震などの地殻変動が近づくと、地下では岩盤に圧力がかかり、変形が生じます。そこに小さなひび割れが発生し、熱水などが『深部間隙流体』として圧力のより低い地上に上昇、噴出しやすくなるのです。
'01年3月の広島県安芸灘地震の前にも、岩国市で井戸から49℃のお湯が出たという報告があり、琵琶湖の異常も、地殻変動の前兆現象である可能性が考えられます」
出典
これは何の予兆なのか 琵琶湖・富士山・桜島に 不気味な異変が起きている | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]
出典
www.eri.u-tokyo.ac.jp
元東京大学地震研究所准教授の佃為成氏
東日本大震災後の宮城県南三陸沖の海底でも噴出現象が見られた
10:56
出典
Dailymotion
20120328 琵琶湖の異変 地殻変動の謎を追う
3:00くらいから東日本大震災後の宮城県南三陸沖の海底でも噴出現象が見られたという話が。
過去には地震で琵琶湖の底に沈んだ街も
琵琶湖では100ヵ所以上の湖底遺跡や水没村伝承地が知られています。 こういった遺跡のほとんどは、水深がせいぜい2〜3メートルの浅いところにあり、琵琶湖の水位変化や地殻変動で湖にしずんでしまった村などと考えられます。
この地殻変動が地すべりによるものであったという説が話題となっています。滋賀県立大学の林博通名誉教授(歴史学)、京都大学防災研究所の釜井俊孝教授(応用地質学)、大阪市立大 学大学院の原口強准教授(地質工学)の3人の研究グループが提唱しています。
出典
琵琶湖の三つの湖底遺跡の原因はなんと地すべり いさぼうネット
調査したのは北湖にある三ツ矢千軒(高島市)、尚江千軒(米原市)、下坂浜千軒(長浜市)の3遺跡で、いずれも水深2〜8メートルの湖底に遺物や遺構が分布しています。
調査は、潜水調査、湖底の音波探査、湖岸のボーリング調査を実施しました。その結果、遺跡周辺の地中に地滑りを起こした「滑り面」や液状化しやすい地層を確認し、また湖底には、地滑りで崩れた土の塊で多くの小山ができる特有の地形も見つかりました。
また一帯は傾斜地でなく、豪雨ではなく地震による地滑りだと判断されています。遺物の年代測定や文献から、三ツ矢千軒遺跡は1662年、尚江千軒遺跡は1325年と1819年の2度、下坂浜千軒遺跡は1586年の地震でそれぞれ水没したと推定しています。
出典
琵琶湖の三つの湖底遺跡の原因はなんと地すべり いさぼうネット
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尚江千軒遺跡―琵琶湖湖底遺跡の調査・研究
琵琶湖の湖底遺跡は100ヵ所に及ぶ
琵琶湖湖底遺跡の調査は、昭和48年(1973)から平成3年(1991)まで18年間にわたり、琵琶湖総合開発に伴って発掘調査が本格化した。その後、現在も小江の薫陶を受けた林博通らによって継承される形で、琵琶湖の各地で発掘調査が実施されている。これまでの成果は、滋賀県立安土城考古博物館の企画展において、公開、展示されたが、遺跡は100ヵ所に及ぶといわれる。
出典
日本とアジアの水中考古学|西谷 正
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びわ湖 湖底遺跡の謎―びわ湖一万年の水位変動
琵琶湖周辺での地震によって湖底に街が沈むようなことは、過去に何度も繰り返し起きていたようです。地震の影響は琵琶湖だけにとどまりません。原子力発電所が多く立地し、原発銀座と呼ばれる若狭湾の沿岸に地震の影響が及んだこともあります。
寛文二年(1662)近江・若狭地震では美浜原発が立地する丹生浦が隆起
@「三方郡の内、丹生浦より早瀬まで五〜六里ばかりの間、大海の磯辺が八十間、早瀬浦は沖ヘ百三十間干上り、」
@は、美浜湾の海岸部が東西幅約7kmの区間で隆起したことを示す
出典
寛文二年(1662)近江・若狭地震の地震像と被災地区の歴史地理的考察|小松原 琢
敦賀半島西岸の丹生(にゅう)の浦に関西電力美浜原子力発電所が立地。
寛文近江・若狭地震を起こした日向断層・花折断層の隣には、我が国の主な活断層の中では地震発生確率が高いグループに属すると評価される琵琶湖西岸断層帯が琵琶湖周辺で地震が起きても、東日本大震災と違って、想定外とは言えないと思います。
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