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九州パニック 巨大噴火で起きる鹿児島・川内原発事故
http://wjn.jp/article/detail/5700212/
週刊実話 2014年5月8・15日 合併号
原発再稼働の動きが加速する中で、最も早く再稼働するとみられている鹿児島県の川内原発。ところが、ここへきて難問を抱えていることが火山学者らの指摘で判明した。
「過去に桜島、阿蘇山、霧島では、最近起きている噴火とはスケールの違うケタ外れの超巨大噴火が発生している。また、鹿児島湾北部で窪地を構成する姶良(あいら)カルデラも、今から約3万年前に大噴火を起こし、その火山灰は関東地方でも10センチの厚さに降り積もったとされる。特にこの姶良カルデラではマグマの蓄積が進行し、噴火がいつ起きても不思議ではない状況だというのです」(サイエンス記者)
問題は、超巨大噴火が起きた場合、火砕流が川内原発を襲う可能性が高い点だ。
地元記者が言う。
「昨年、原子力規制委員会が原発の火山対策をまとめた。それによると、姶良カルデラで起きた3万年前の大噴火の堆積物が、川内原発から3キロ弱の地点で5メートル以上の厚さで確認されています。規制委の島崎邦彦委員長代理も、火砕流が原発敷地内に及んだ可能性が高いとの見方を示している。つまり再稼働などできない状況なのですが、スルーされているのです」
火砕流が川内原発を襲った場合、どうなるのか。
武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏が言う。
「高温で速度の速い火砕流が原発を襲えば、防御は不可能です。九州電力は再稼働に当たって慎重に審議しなければならないのに“超巨大噴火が起こる可能性はかなり低い”と、判断が甘い。もし大噴火が起これば、電源喪失や想定外のことが起こる可能性が高いのです」
国内には他にも、こうしたリスクを背負った原発が存在する。泊原発(北海道)、伊方原発(愛媛)、玄海原発(佐賀)だ。
「阿蘇山は、約30万年前から9万年前までの間に、4度の超巨大噴火を起こしています。9万年前の噴火では火砕流が九州全体を覆い、山口県や四国にまで到達したと考えられている。つまり、九州北西部の玄海原発だけでなく、四国西端の伊方原発まで到達することも考えられるのです」(前出・サイエンス記者)
日本は懲りずに同じ過ちを繰り返すのか。
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