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地球への隕石衝突、過去数年間で想定の3〜10倍に 2001年以来、原爆級の隕石衝突が26個(HUFFPOST)
http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/674.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 20 日 20:56:40: igsppGRN/E9PQ
 

地球への隕石衝突、過去数年間で想定の3〜10倍に 2001年以来、原爆級の隕石衝突が26個
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/19/far-more-asteroids_n_5179888.html?utm_hp_ref=japan
014年04月20日 09時08分 JST | 更新: 2014年04月20日 09時23分 JST HUFFPOST JAPAN




地球に住む人間にとっては悪いニュースだ。この数年間、アルマゲドンを引き起こすような隕石が人口過密地域に落下しなかったのは単なる偶然にすぎないと、かつてのNASAの研究者が述べた。


4月15日、これから起こる「ディープ・インパクト」を防ぐための研究を行っている民間団体「B612財団」は核実験の警戒衛星からのデータで現状分析を行い、過去数年間で、これまで予想されてきたものよりもはるかに多い数の隕石が地球に衝突していると、財団のサイトで声明を発表した。


核ミサイルを防御するシステムを搭載した衛星が収集した地球への巨大衝突のデータによると、2001年以来、26個の隕石が原子爆弾級の爆発を引き起こしている。


「このデータでわかることは、隕石の衝突は珍しいものではなく、我々がかつて想定したよりも実際には3〜10倍の衝突があったということだ」B612プロジェクトで研究を行っている宇宙飛行士の一人、エド・ルー氏は声明の中でこのように述べた。「現実には、映像で見られるこうした隕石の衝突は事前に予測できない。その証拠に、都市を壊滅させるようなサイズの隕石による大惨事を防ぐためにできることは、偶然の幸運を祈るしかない」


希望はないのだろうか? 研究者たちが現在、これから飛来する隕石が地球に衝突しないように軌道をそらすための研究を行っている。


エド・ルー氏は前宇宙飛行士のトム・ジョーンズ氏やビル・アンダース氏らと共に、隕石の早期警戒システムを搭載した赤外線監視宇宙望遠鏡の開発研究を行っている。彼らは「ほぼすべての隕石の発見が可能となる主要手段」になるだろうと期待を寄せている。エド・ルー氏は、雑誌「Wired」のインタビューの中で、宇宙望遠鏡は宇宙空間の赤外線領域を解析することで、隕石の軌道と速度を計算できるようになるだろうと説明している。


NASAは隕石を追跡する研究を行ってきたが、B612財団の研究者たちほど積極的ではなかった。1998年には、NASAは「地球接近天体計画室」を設立し、衝突する危険性の高い彗星や隕石を探知する研究を行っている。2013年2月15日にロシアのチャリャビンスクで起きた隕石落下のちょうど1年後にあたる2014年3月には、研究者が隕石探知のアルゴリズムを開発するためのコンテストを行うことを発表した。




 

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コメント
 
01. 2014年4月20日 21:40:10 : kFSBHHnrzo

>これも仲々のムード雰囲気
イエローストーンの火山は核爆弾で噴火させる可能性が!
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51924794.html
>これの詳細と真偽は?
肉眼では見えない数千キロの大気の穴
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52160449.html


02. 2014年4月20日 22:38:11 : HQn34DtJpE
【高画質】直径400kmの巨大隕石が衝突したとき、地球で何が起こるのか

http://www.youtube.com/watch?v=xwW6TqIMjtk


公開日: 2013/05/21
When a giant meteorite collided 400km in diameter, what happens on Earth直径400kmの巨大隕石が衝突したとき、地球で何が起こる???
NHKの番組から切り出した数々の映像素材を、創作活動に自由に使っていただけるサー­­ビス、『NHKクリエイティブ・ライブラリー』からの特選素材です。→ http://nhk.jp/creative/

恐竜の絶滅の原因と考えられている、地球への隕石の衝突と直後の状況をイメージしたC­­G。
「NHKスペシャル 恐竜絶滅 ほ乳類の戦い」より。


03. 2014年4月20日 22:41:32 : HQn34DtJpE
6500万年前の隕石衝突時の地球を再現!!It shows us the moment of asteroid impact!!

http://www.youtube.com/watch?v=uwByasaVeLA


04. 2014年4月21日 23:16:54 : rT7ZHVlPKA
ロシアにまた隕石が落下!車載カメラが夜空を照らす閃光を捉える!動画あり new!!

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2337.html


05. 2014年4月24日 00:33:53 : nJF6kGWndY

>>01 これの詳細と真偽は? http://karapaia.livedoor.biz/archives/52160449.html

http://scienceminestrone.blog.fc2.com/blog-entry-44.html
大気に新たな層「ヒドロキシシールド」を発見 オゾン層破壊との関連も

2014/04/06 23:49
地球の大気で最も下層に位置する対流圏に、新たな層である「ヒドロキシシールド (OH shield)」が発見された。これは成層圏の中にあるオゾン層の破壊と深い関係にあるのではないかと指摘されている。

プレスリリース:Alfred Wegener Institute, Helmholtz Centre for Polar and Marine Research "Like a giant elevator to the stratosphere" (3 Arp 2014)

OH-Hole.jpg
ヒドロキシ基の密度の分布図。赤は濃く、青は薄い。ヒドロキシ基の密度が濃い部分は、薄い部分と比べてハロンや二酸化硫黄の濃度が薄い。
画像引用元 (Alfred Wegener Institute, Helmholtz Centre for Polar and Marine Research)

オゾン層は太陽から放射される強烈な紫外線を防護してくれる盾である。生物の陸上進出を促したのもオゾン層だ。しかし、現在オゾン層は特に南極地域を中心に薄くなっている。これは主にフロンやハロンなどのオゾン層破壊物質が人間の経済活動によって放出されたためである。フロンやハロンは化学的に安定な物質であり、冷媒としての機能が高かったことから昔は多く使われた。しかしその安定性から、大気中に放出されても大半が分解しない。しかしオゾン層の領域まで飛べば、紫外線によって分解して塩素イオンなどの活性の高いイオンを放出する。これがオゾン分子を分解してしまう結果、オゾン層が薄くなる。オゾン層が薄くなれば地表に届く紫外線が増える事になり、人間を含めた地上や浅海の生物の目や皮膚に深刻な影響を及ぼしかねない。
ところで、オゾン層が薄くなっているのは大気循環的な影響で特に南極地域であるが、それ以外にもいくつか局所的に薄くなっている場所が存在する。その1つが日本のはるか南側、東南アジア地域にある熱帯西太平洋上空である。しかし海の上であるため、この地域のオゾン濃度はあまりよく調べられていなかった。

Markus Rexは2009年10月に無人気球を用いて、あまり調べられていない熱帯西太平洋上空の微量物質を調べていた。合計で1000回の調査の結果、驚くべき事が判明した。微量物質の内、オゾン濃度が上空15kmまで10ppbvの検出限界を常に下回ったままであった。通常、この高さまでの大気に含まれるオゾン濃度が30ppbvから100ppbvな事を考えると、これは異常に薄い。あまりな結果を跳ね返したので、最初は計器の故障を疑ったぐらいである。
この上空で何が起こっているのか、複数の研究と今回の測定結果を突き合わせた結果、1つの結論が導かれた。大気で最も下層に位置する対流圏には、ヒドロキシ基 (OH-) を大量に含む層があり、大気下層部のオゾン濃度と相関がある事を突き止めたのである。大気の新たな層の発見であり、Rexはこれを「ヒドロキシシールド (OH shield)」と名付けた。

ヒドロキシ基は活性の高い分子であり、この事は重大な意味を持つ。ヒドロキシ基は単独では不安定な分子であり、他の大気分子と結合して安定になろうとする過程で、相手方の分子を破壊してしまう。ほぼなんでも分解してしまうヒドロキシ基を含むヒドロキシシールドが対流圏上空にあるので、ここを通過する分子はなんであれ破壊されてしまい、成層圏に達する頃には分解されている。成層圏のオゾン層へのいわばシールドである。しかし、ヒドロキシシールドにも濃度の薄い穴である「ヒドロキシホール」がある。ヒドロキシホールを通るハロンは分解されずに成層圏に達し、成層圏における大気循環で世界中に拡散される。実際、ヒドロキシ基の濃度が濃い所ではハロンが少なく、逆にヒドロキシ基の濃度が薄い所ではハロンが多かった。
実は、オゾン層破壊のプロセスはかなり詳細に分かってきているが、多くの理論モデルは実際のオゾン層破壊のスピードと相関してなかった。大抵理論より実態の方が破壊速度が速かったのである。しかし、ヒドロキシホールを考慮した大気循環モデルならば、実際のオゾン層破壊速度とよく合う結果が導き出される。ハロンの多くはヒドロキシシールドを通過しなが、安定性の高いメタンや亜酸化窒素はヒドロキシシールドでもあまり分解されずに通過するために影響は対して変わらないなどの差が出来るためである。
ヒドロキシシールドがハロンを分解してくれる事が良い事であるのに対し、二酸化硫黄の分解は悪い事になってしまうらしい。二酸化硫黄が分解されて単体の硫黄粒子が形成されると、これが成層圏に達した場合には太陽光を反射するエアロゾルとなる。これは二酸化炭素が赤外線を吸収して地球温暖化を促進するプロセスとは逆である。一見すると、地球温暖化の逆を張る硫黄エアロゾルは望ましいように見える。しかし、大気科学というのはそうも単純な話ではなく、非常に複雑なプロセスの絡み合いである。故に硫黄エアロゾルが成層圏で増えれば、単純に地球温暖化と拮抗してくれる保証はどこにもない。

ところで、熱帯西太平洋上空ではなぜヒドロキシホールがあるのか。対流圏におけるヒドロキシ基の生成はオゾンの生成で起きる化学反応の副産物である。そして対流圏におけるオゾンは、大気中に窒素酸化物があると良く生成される(念のため言うと、オゾン層がある成層圏でのオゾンの生成は今から書く事とは全く異なるプロセスである)。大気中の窒素酸化物は、雷によって窒素が分解されてできる天然由来のものと、工場や自動車の排ガスなどの人間の活動による人工由来なもののいずれかである。しかし熱帯西太平洋上空は、雷の発生回数が少なく、海の上に工場も自動車もあるわけがなく、それらがある陸地から風に乗って運ばれてくる量も少ない。このためにまずオゾンの生成量が元々少ない。加えてこの地域特有の温暖湿潤な気候は、オゾンの寿命を短くする。結果としてオゾンの少ない所でヒドロキシ基の生成量も少ない結果、ヒドロキシホールが出来るのである。

しかし、上記の難しい話を脇に置くと、日常生活においてヒドロキシシールドの存在はどうも良いものであるらしい。私たちは森、海、街といった場所場所でのにおいが異なる事を感じている。これは、大気循環で物質が均一に混ぜられてる事を考慮すると、考えてみれば変な話である。しかし、ヒドロキシシールドが対流圏にあると、上空に舞い上がった各種のにおいの元となる分子が分解されて再び下層に降りて均一に混ざる事が無くなる。どうもにおいの違いが生まれるのはヒドロキシシールドがあるためらしい。これが無ければ、せっかく都会の喧騒を離れて田舎にリフレッシュに出てもかなりつまらないものになっていただろう。


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