アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の１３日午前５時１５分ごろ、南太平洋のソロモン諸島の付近でマグニチュード７．６の地震を観測しました。

震源の深さはおよそ２９キロだということです。

気象庁は、この地震で日本への津波の影響があるかどうか、調べています。

この地震を受けて、ハワイにある太平洋津波警報センターは、ソロモン諸島、バヌアツ、パプアニューギニアの３つの地域に対し津波への警戒を呼びかけています。
場所によっては、到達予想時刻を過ぎていて、すでに潮位の変化が観測されている可能性があります。

各地の津波の到達予想時刻は、いずれも日本時間で、ソロモン諸島の早いところで午前５時３４分、バヌアツは午前６時１８分、パプアニューギニアの早いところで午前６時４８分となっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140413/t10013698571000.html

ハワイにある太平洋津波警報センターは、ソロモン諸島、バヌアツ、パプアニューギニアの合わせて３つの地域に対して呼びかけていた津波への警戒情報を解除しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140413/n64004610000.html

アメリカの地質調査所によりますと、日本時間１３日午前５時すぎ、南太平洋のソロモン諸島の付近でマグニチュード７．６の地震がありました。

この地震で、フィジーではおよそ６センチの津波を観測したということですが、太平洋津波警報センターは、ソロモン諸島などに出していた津波への警戒をすべて解除しました。

気象庁は午前７時すぎ、この地震による日本への津波の影響はないと発表しました。

アメリカの地質調査所によりますと、日本時間１３日午前５時１５分ごろ、南太平洋のソロモン諸島の付近でマグニチュード７．６の地震を観測しました。
震源の深さはおよそ２９キロだということです。

この地震を受けて、ハワイにある太平洋津波警報センターは、ソロモン諸島、バヌアツ、パプアニューギニアの３つの地域に対し津波への警戒を呼びかけました。

フィジーではおよそ６センチの津波を観測したということですが、今のところ、大きな被害の情報は入っていないということです。

そして、日本時間で午前７時前、太平洋津波警報センターは、津波への警戒情報をすべての地域で解除しました。

今のところ日本人の被害ない

ソロモン諸島の首都、ホニアラにある日本大使館の尾台智博１等書記官は「朝食をとったあと、１０秒ほどの横揺れを感じた。グラグラと揺れていて、天井についているファンが揺れていたのも確認できた」と話していました。

また、ソロモン諸島にはＪＩＣＡの関係者など８０人の日本人が滞在しているということで、現在、電話などで連絡を取り被害状況を確認するとともに、津波への警戒を呼びかけているということです。

今のところ、日本人への被害の情報はないということです。

宿泊客を高台に避難

ソロモン諸島の首都、ホニアラにあるホテルの従業員はＮＨＫの電話取材に対して、「地震の揺れは感じた。現在ホテルの宿泊客を高台に避難させているところだ」と話しています。

過去にも地震

南太平洋にあるソロモン諸島では去年２月にもマグニチュード８．０の地震と津波が起きています。

東部のネンドー島を中心に１０人以上が死亡し、６００棟に被害が出て被災者は３０００人に上っています。

また、去年１０月にもマグニチュード７．１の地震が起きています。