08. 2014年5月20日 19:25:50
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巨大魚は無関係だろうがw大分前から指摘されていることではある http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303923004579573331429697974?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond 米加州北部、大型地震が同時発生の可能性=学会 By TAMARA AUDI 原文(英語) 2014 年 5 月 20 日 17:05 JST 2010年に作成されたサンフランシスコ地域の断層図。ピンク色の場所が一番危険な状態にある 米カリフォルニア州北部では今後マグニチュード7.0以上の巨大地震が単独で発生すると、長らく予想されてきた。しかし新たな調査報告書によると、1つの巨大地震ではなく一群の大型地震が起こる可能性の方が大きいとみられることが分かった。 この報告書は、今週公表される米地震学学会の会報で公表される。主要著者であるデービッド・シュワルツ氏は「誰もが今でも1906年のサンフランシスコ巨大地震が再発するのではないかと考えている」と指摘し、「だが、マグニチュード6.8から7.2の大地震が5年ごとの周期で、発生することもあり得ないことではない」と話す。1906年の巨大地震はマグニチュード7.9で、3000人が死亡し大規模な火災を引き起こした。 報告書をまとめた科学者らによれば、今回の調査結果によって、カリフォルニア州北部で1つの断層が起こす大地震に続いて10年以内に別の断層で大地震が発生する可能性への関心が高まるとみられる。サンフランシスコ湾岸地域に走っている幾つかの大規模な断層は何十年も地震を引き起こしておらず、地殻運動に追い付けずずれが生じている可能性がある。シュワルツ氏は「そのためある地帯でずれが戻れば、他の地帯でも同じ現象が起きる可能性がある」とし、「そうなった場合、単一の巨大地震より災害対応ははるかに難しくなる」と話す。 1989年にサンフランシスコを襲った大地震 Agence France-Presse/Getty Images 調査報告書は、1600年まで遡り、過去にもサンフランシスコ湾岸地域周辺で大地震が相次いだことを明らかにした。1690年から1776年までの間に5つの断層でマグニチュード6.6から7.8の大地震が6件発生したと述べている。その後は大規模断層での大地震の発生は大幅に減少した。これら一連の地震が放出したエネルギー量は1906年の巨大地震に匹敵するものだったという。 カリフォルニア州南部地震センターのトーマス・ジョーダン所長は、「報告書は、地震予知に組み入れるべき重要なデータを提供している」と評価した上で、「データは、地震はばらばらに発生するものではなく、まとまって連続的に起きることを示している」と語る。 米地質調査所(USGS)によれば、サンフランシスコ湾岸地域で今後30年以内にマグニチュード6.7以上の地震が1件以上発生する確率は63%となっている。 サンフランシスコ市が2010年に発表した災害予想報告書では、湾岸地域の東側を走っているヘイワード断層で6.9の地震が起きれば、同地域では死者が最大120人、負傷者が2300人発生する恐れがある。 シュワルツ氏によると、1906年の巨大地震により、それまで蓄積されたエネルギーが放出され、周辺の断層の緊張が緩んだ。しかし、それ以降同地域では地震活動は静かで、断層の緊張は高まっているという。 関連記事 ロスでのM5.1の地震で地震活動の活発化が議論に ロサンゼルス市、日本製の耐震水道管を試験的に敷設 中国政府は5年前の教訓を生かせたか―四川地震 ソーシャルメディアのノイズ排除するソフト―災害救助で活躍 |