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気象庁は否定も 専門化が警告する「南海トラフ地震」の前兆
http://gendai.net/articles/view/newsx/148718
2014年3月15日 日刊ゲンダイ
写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ
14日未明、近畿から九州地方までを襲った地震。気象庁によると、震源地は伊予灘で震源の深さは約78キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6.2と推定され、愛媛で震度5強。広島や大分など6県で、計21人がけがをした。
瀬戸内海の近海では過去にも、震度6弱の芸予地震(01年)が起きている。誘引したのはフィリピン海プレートだ。
フィリピン海プレートと南海トラフはつながっているため、南海トラフ地震の前触れか!? と心配になる。気象庁の長谷川洋平地震津波監視課長は会見で「南海トラフの大きな地震に直接結び付くとは考えていない。周辺の地震活動にも変わったところはない」と説明したが、本当なのか。
立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授はこう言う。
「今回の伊予灘の地震は、芸予地震と同じタイプです。気象庁は南海トラフ地震と無関係のように言っていますが、それなら断層を引き起こすエネルギーがどこから生じたか説明しないといけません。普通に考えれば、そのエネルギーは南から北進するフィリピン海プレートしかありえません。これは、南海トラフ地震の『ステージ1段階』の地震であり、フィリピン海プレートのエネルギーでユーラシアプレート内部の地層がずれたと考えられます」
元東大地震研究所准教授の佃為成氏によると、フィリピン海プレートは震源のあった伊予灘付近で急カーブに折れ曲がっているため、普段から小さい地震が頻発する場所だという。
「マグマはすべて上に噴き上がるのではなく、地下で横に広がるためプレートも押されて曲がりが強くなる。それにより、フィリピン海とつながる南海トラフから押し寄せる力と、九州側から押し寄せる力がぶつかって地震を引き起こす。フィリピン海プレートは紀伊半島の先に沈んでいることから、南海トラフの地震との関係は否定できず様子見が必要です」(佃氏)
備えあれば憂いなしだ。
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