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沖縄地震頻発は「南海トラフ地震」と「太平洋大津波」の前触れ
http://gendai.net/articles/view/newsx/148456
2014年3月5日 日刊ゲンダイ
地震が相次ぐ沖縄/(C)日刊ゲンダイ
■3日のM6.6から始まる悪夢のシナリオ
「なんくるないさぁ」の南の島が、「あきさみよー(大変だ)」と大揺れだ。
沖縄で地震が相次いでいる。3日には、本島北西沖でM6.6に続いて、M5を観測した。全国でM6超の揺れは、昨年10月に起きた福島沖のM7.1以来。沖縄の地震は、天変地異の前触れなのか。
琉球大名誉教授・木村政昭氏(地震学)がこう言う。
「『沖縄は地震が少ない』とよく言われますが、そんなことはありません。1771年の八重山地震はM7.4で、『明和の大津波』を引き起こし、死者は1万人を超えた。この津波は高さ85.4メートルで、ギネスにも載っています。1900年代に入ってからは、11年のM8を筆頭に、M7超が計3回。“ギネス級の地震”を経験しているだけに、今回も巨大地震の前触れと考えた方がいい」
奄美大島沖で起きたM8の2年前には、本島沖でM6.2を観測していた。震源が本島から奄美沖へ北側にズレたという教訓から、木村氏は今回も奄美沖を巨大地震警戒エリアとしてマークしている。
「このエリアで、“ギネス級の地震”が発生したら、地震の規模は3・11並みのM8.5は覚悟すべき。向こう3年は注意した方がいい」
■想定被害額は220兆円
怖いのは、被害が沖縄や奄美にとどまらないこと。九州から関東にかけて広い範囲で大津波に襲われるという。
「沖縄や本州がのっているユーラシアプレートの下には、小笠原などがあるフィリピン海プレートがもぐり込んでいます。地震は、2つのプレートの境界面に沿って発生しやすく、今回が巨大地震の前兆とすれば、その両側が危ない。それで、奄美沖なのですが、“ギネス級の地震”となると、いま恐れられている南海トラフを刺激する可能性がある。もうひとつは、沖縄巨大地震の余波で、新島で注目される小笠原近海の地殻活動が活発化すること。南海トラフへの刺激では、九州から四国にかけての地震と津波、小笠原の地殻活動では、関東や東海への大津波が心配です」
南海トラフ地震では、220兆円の被害が想定されている。小笠原大津波が首都・東京を丸のみしたら……。想像するだに恐ろしい。
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