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大雪も記憶に新しいが、今度は春の暴風雨に警戒が必要だ
大雪の次はゲリラ豪雨、竜巻… 超強烈な「春の嵐」が襲来
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140228/dms1402281216004-n1.htm
2014.02.28 夕刊フジ
2週続けて襲来した大雪は列島各地に大きな被害をもたらした。首都圏の交通網はまひし、東日本の山間部では孤立集落が発生した。春の訪れとともに「冬将軍」は過ぎ去るが、次なる脅威が迫っている。強烈な「春の嵐」だ。地球規模の気候変動の影響で、発達した前線がゲリラ豪雨なみの大雨を降らせ、大規模な竜巻が起きる可能性があるという。専門家は「3月下旬から警戒が必要」と呼びかけている。
列島を大混乱に陥れた記録的な大雪。死者をも出した“雪禍”の爪痕は深く、特に積雪量が1メートルを超えた山梨は深刻な被害に見舞われた。
「農業施設が損壊し、ハウス栽培の野菜がダメになったり、牛舎の損壊で乳牛が死んだり。全国一の出荷量を誇るブドウの収穫にも影響が出ている」(県政関係者)
県は、被害額が70億9100万円(暫定値)に上ると発表した。
都心では8日と14日の2度、大雪警報が発令された。ひと冬で2回は16年ぶりという異例の事態だった。
この記録的な寒波。これからやってくる異常気象の前兆かもしれない。
南極や北極など極地の調査研究が豊富で「科学界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれる広島大大学院の長沼毅准教授(生物海洋学)は、「心配なのは低気圧が急速に発達して起こる『春の嵐』。今年は特に強烈なやつがくるのではないか、というイヤな予感がする」と指摘する。
低気圧は、上空の冷たい空気と南から入る温かく湿った空気が接して発生。その気温差が極端であればあるほど活発化しやすくなる。その影響でゲリラ豪雨となったり、地面に向かって吹く強烈なダウンバースト(下降気流)が起こったりする。これが春に起こる懸念があるというのだ。
気になる話はまだある。「今は地球全体の気象システムが大きく変動する過渡期にある。地球は10万年間の氷河期と1万年間の温暖な間氷(かんぴょう)期を繰り返しているが、現在は氷河期のとば口に立っているのではないか。こういう時は、気象が激甚化しやすい」(長沼氏)
地球温暖化が叫ばれて久しいが、専門家によれば、ここ10年ほど地球全体の平均気温の上昇率は鈍化傾向にある。減少を続けてきた北極海の氷の面積も2012年に観測史上最小値を記録した後、昨年から一気に増加。その割合は、50〜60%増の記録的な数値になったという。
前出の「春の嵐」について「3月下旬ぐらいから警戒が必要」と長沼氏。一難去ってまた一難か。
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