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世界で「大きな地震」は既に40日間起こっていない。
http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/469.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 12 月 27 日 18:53:3
上の記事で述べたように、
>最新の地震は、2013年11月17日 18時5分頃南大西洋のスコシア海で起こったM7.8の地震
>2008年10月19日のニュージーランド付近でのM7以来、90回の地震が起こっている。
>日本での地震を入れずに、間隔を計算すると、ざっと計算して、311後は17日ぐらいであり、311前は2008年10月から2009年9月末までの1年では34日。その後は15日ぐらいだ。
上の計算で311の前後は除いている。
2月28日ですでに100日以上M7以上の地震が起こっていないことになる。
>間隔が最も空いた場合、311前で68日、311後は58日地震が起こらない期間が続く。
であるため、100日以上間隔があく現状はかなり異例だ。
更に、
で世界のM4以上の地震の起こり方を Last 2 weeks で見ると、以前の330ぐらいから現在は241に減少してきている。
過去の巨大地震は大平洋プレート周辺で起こることが多い。
「超巨大地震」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87
には次のような説明が載っている。
以下、部分引用:
超巨大地震が発生する場所[編集]
比較沈み込み学[編集]
チリ型とマリアナ型の沈み込み帯。
上田誠也および金森博雄(1979)は地球上の沈み込み帯を海洋プレートの沈み込み角の違いから「チリ型」と「マリアナ型」に分類し、連動型の巨大地震はチリ型の沈み込み帯で起こると考えた[9][10]。上田らはチリ型に属すのは南チリおよびアラスカ等であるとしたが、Heuret(2011)らによれば、沈み込み角が15°以下の低角であるのは、南チリの他、プエルトリコ、ココス、カスケード、南海トラフ、スマトラ-アンダマンおよび地中海東部の各海溝である[11]。
また、Ruffおよび金森(1980)は、沈み込み帯で発生する巨大地震の規模は収束レートと沈み込むプレートの年齢の関数として表されると考えた。収束レートが大きく、且沈み込むプレートの年齢の若いプレートほど規模が大きくなる傾向があり、回帰分析から Mw = -0.00889T + 0.134V + 7.96 という関係式を得た[12]。
チリ型
比較的若いプレートが低角で沈み込み、プレート間の固着が強く、超巨大地震はこのような沈み込み帯のみで起る。
マリアナ型
古いプレートが高角でで沈み込み、プレート間の固着が弱く、プレート間の非地震性の滑りが大きく巨大地震は起こりにくいとされる。
また、沈み込み帯は定常的なものでなく、低角の沈み込み帯も地震が繰り返されるにつれ断層面は弱くなり、強い固着が次第に失われて、高角の沈み込み帯へと進化していくとされた[8][10]。
アスペリティモデル[編集]
アスペリティモデル
沈み込み帯におけるアスペリティの空間分布[13]。
T.レイおよび金森博雄(1982)らは、プレート間には固着が強いアスペリティと滑らかに滑っている部分が存在し、アスペリティの空間的分布や面積比によって地震の起こり方に特徴があると考え、世界各地の沈み込み帯を4つのカテゴリに分類した。超巨大地震はカテゴリ1の沈み込み帯で起こり、これに属すのはチリ南部、カムチャツカ、アラスカとされた[10][13]。
カテゴリ1 ; チリ南部
沈み込み帯は全面的にアスペリティを形成しプレート間は強く固着している。
常に500kmを越えるほぼ同じ長さの断層破壊が、規則正しい時間間隔で発生する傾向がある。
カテゴリ2 ; アリューシャン
各セグメント毎に大きなアスペリティが存在する。
カテゴリ1よりやや小さい断層破壊となり、それぞれのセグメントが別々に断層破壊する場合と、海溝全体が連動して断層破壊する場合がある。
カテゴリ3 ; 千島列島
各セグメントに複数の小さなアスペリティが存在する。
セグメント毎にいつも同じ部分が断層破壊して地震を発生させるが、それらが連動して破壊することは稀である。
カテゴリ4 ; マリアナ
アスペリティを形成せず、プレート間は殆ど固着していない。
非地震性の滑りの割合が多く、巨大地震を発生することはない。
比較沈み込み学では古いプレートでは連動型地震は起こりにくいとされ、アスペリティモデルも沈み込みがやや高角の古いプレートは固着領域が小さく連動型の超巨大地震は起こりにくいとされてきた。しかし2004年スマトラ沖地震はこの法則には当てはまらないとされ[14]、2011年東北地方太平洋沖地震の発生した日本海溝もアスペリティモデルではカテゴリ3の千島列島に類似すると考えられ連動型の巨大地震が起りにくいとされていた[15]。
付加体形成と超巨大地震[編集]
Bilek(2010)は、地球上の沈み込み帯を、付加体が形成されつつある部分と、沈み込むプレートが陸側のプレートを削り込んでいる部分に分類し、超巨大地震は付加体を形成する沈み込み帯で発生し、対して陸側のプレートを削り込むような沈み込み帯では津波地震が発生しやすい事を見出した[16]。
付加体を形成する沈み込み帯は、南チリ、プエルトリコ、カスケード、アラスカ、アリューシャン、カムチャツカ、南海トラフ、スマトラ-アンダマンの各海溝であり、20世紀の超巨大地震や2004年スマトラ沖地震は何れもこれらの沈み込み帯で発生しているが、東北地方太平洋沖地震の起こった日本海溝はこの法則に反して陸側のプレートを削り込む沈み込み帯であった[17]。
地震の発生頻度と超巨大地震[編集]
井出哲(2013)は世界の沈み込み帯で発生している中規模(M4.5)以上の地震の発生頻度とプレートの沈み込み速度との関係を検討し、南西太平洋を中心に多くの地域で沈み込み速度と地震発生頻度が比例するという常識的な関係を見出した。
その中で、例外的に沈み込み速度は比較的速いが地震発生数が極めて低いという比例関係から外れる地域があり、この地域ではしばしばゆっくり地震が見出されており、さらに超巨大地震はこの地域で起こっている事を見出した。この「一見静かだが超巨大地震の起こる危険な地域」はアラスカ、カスケード、ペルー、チリ、南海トラフから琉球海溝であるという[18][19] 。
以上部分引用終わり。
結局、巨大地震が起こる場所として予測されているのは次の場所だ。
南チリ
ペルー
プエルトリコ、ココス
カスケード
アラスカ
アリューシャン
カムチャツカ
千島列島
南海トラフから琉球海溝
スマトラ-アンダマン
地中海東部
上のリストの内、2004年のスマトラ島沖大地震、2010年2月のチリ・マウレ地震と2011年3月の東北地方太平洋沖地震を除くと、次のものが残る。
ペルー
プエルトリコ、ココス
カスケード
アラスカ
アリューシャン
カムチャツカ
千島列島
南海トラフから琉球海溝
地中海東部
これをこのページの上部に表示されている世界のプレート図に当てはめると、ほぼ太平洋プレートとフィリピン海プレートの周辺になる。
あとは、地中海東部がある。
もちろん、こういった地域以外で次の大地震が起こる可能性があるし、超巨大地震ではなくても、原発の近くでM6以上の地震が起これば相当な被害になる。
更に、
http://www.emsc-csem.org/Earthquake/Map/zoom.php?key=5&typ=world#5
で北アメリカ大陸での地震マップを見ると5大湖の南方で地震が固まって起こっている場所が見える。この地域は1811年から12年にかけてM8級のニューマドリッド地震が起こったところだ。
こういったことを考えると、トルコへの原発輸出は、トルコが地中海東部にあり、かなり大きな地震が起こる可能性があるのでやめるべきだと思えるし、日本やアメリカの原発は廃炉を急ぐべきではないかと思える。
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