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十和田火山が“危ない兆候” 専門家も危惧する「六ヶ所村」
http://gendai.net/articles/view/newsx/148190
2014年2月22日 日刊ゲンダイ
先月末、1日で800回を超える地震が観測され、「危ない兆候」と騒がれた十和田湖。周辺の火山活動は収まる気配がなく、専門家たちは警戒している。そう遠くない場所に、六ケ所村の使用済み核燃料再処理施設があるからだ。
日本原燃によれば3万2000年前と1万5000年前の2回、十和田湖を抱える十和田火山の噴火による火砕流が、北東に約60キロ離れた再処理施設のあたりまで到達していたとされる。日本原燃は「大規模噴火が発生するとしても数万年先」と説明するが、そんなに楽観していいのか。武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)は言う。
「十和田湖近くの八甲田山でも地震が活発になっています。ここは、原燃も『半径160キロの範囲にあり、活動可能性が否定できない』とした火山のひとつ。原燃は、大噴火を数万年先とみているようですが、世界では、M9クラスの大地震後、例外なく4年以内に近くの火山が噴火している。3・11からまもなく3年。いつ起きてもおかしくありません」
過去2000年に日本で起きた噴火で最大級だったのが、915年の十和田火山の噴火といわれる。ひとたび発生すれば、大きな被害が出るに間違いない。立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授はこう言う。
「火山灰は風に流されて北東方向に飛ぶので、十和田、八戸、三沢、奥入瀬辺りを中心に仙台や青森付近まで被害が出ると考えられる。被害の中心になる地域には、六ケ所村の再処理施設もあります」
前出の島村英紀氏もこう指摘した。
「火山灰は上空まで吹き上がります。そのままでも危険ですが、雨や雪が降れば灰が湿ってとてつもなく重くなる。それによって電線が切れてしまう恐れもあるし、予期せぬ電源喪失となれば福島原発と同じで事故に見舞われてしまう。灰は消えることがないため、対応にも時間がかかります」
原燃は運転開始を目指しているが、東日本壊滅の危険性は限りなく高い。
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