http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/524.html
Tweet |
日本で震度を記録する地震が既に30時間ほど起こっていない。
最新の地震は次のもの。
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20140126183616.html
発生時刻 2014年1月26日 18時36分頃
震源地 福島県沖
最大震度 震度2
位置 緯度 北緯 37.7度
経度 東経 141.8度
震源 マグニチュード M3.8
深さ 約40km
http://www.emsc-csem.org/#2w を見ると、日本列島周辺でこの24時間はM4以上の地震が全く起こっていないことが分かる。しかし、太平洋プレートの西端でフィリピンあたりではいくつもの地震が起こっている。
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXPJPW&_period=30days&rn=32727
で最新30日間の日本列島周辺広域の震源マップが見れる。注目するべきは青いドットであらわされる震源深さが200キロ以上のものだ。三重県沖から南東方向へ数千キロにわたって分布しているが、311前はこのドットの数が今の数分の一以下だった。つまり、それだけ太平洋プレートの西側への沈み込み速度が倍加しているということのはずで、太平洋プレートとほかのプレートとのプレート境界で次の大きな地震が起こることはほぼ確実だ。
自分としては、房総沖が危ないと感じている。根拠は上の震源マップ(http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXPJPW&_period=30days&rn=32727)の30Nの少し上、143Eのあたりにある赤いドットと黄色いドットの集合だ。このあたりでどんどんと地震が発生していて、要するにプレート同士のかみ合っている部分の破壊がどんどんと進んでいることになる。いわゆるアスペリティの破壊が進行しているわけで、この部分の北西方向で次の地震が起こりやすいと思う。
そして、問題はその次だ。その次は東海地震の可能性があり、東海地震の震源域の真上には浜岡原発がある。すでに運転停止してから2年と半年程度経過しているが、使用済み核燃料は相変わらず残っていて、冷却が出来なくなれば放射能漏れに至る。首都圏が被害を受けることになるのは確実だ。
浜岡原発の使用済み核燃料をむつ市の貯蔵施設へ移すことが必要だと思う。少なくとも廃炉が決まっている1号炉と2号炉については使用済み核燃料を原子炉から出して、乾式キャスクで保管するべきだと思う。
重要な点は、東海地震がそう遠くない将来にほぼ確実に起こると考えられることだ。311の地震の揺れ残りは311の震源域の北側である青森県の東方沖と茨城から房総半島の東方沖だ。そして、茨城から房総半島の東方沖が揺れれば、その影響はほぼ確実に東海地震の震源域へ現れる。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。