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南海トラフ巨大地震がまだ少なくとも10年程度は起こらないだろうという根拠
http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/502.html
投稿者 taked4700 日時 2014 年 1 月 13 日 20:23:33: 9XFNe/BiX575U
 

上の図は防災科学技術研究所のサイトからの引用。
左が1906年からの1946年の昭和南海地震が起こるまでの40年間でM7程度以上の地震をマッピングしたもの。右が1956年から1996年の40年間の同じような地震を記録したもの。これを見ても分かるように、巨大地震、それも海溝型の大型地震が起こる前は内陸直下型の地震がある程度の数発生する。

ウィキの地震年表(日本)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
から1995年の兵庫県南部地震以降の西日本の地震を抜き出すと次のようになる。


1997年(平成9年)5月13日 鹿児島県北西部地震 - Mj 6.4(旧Mj 6.3)(Mw 6.2)、川内市で最大震度 6弱。

1998年(平成10年)
5月4日 石垣島南方沖地震 - Mj 7.7(旧Mj 7.6)(Mw 7.5)、先島諸島で最大震度 3。一時津波警報発令。

2000年代
2000年(平成12年)
10月6日 鳥取県西部地震 - Mj 7.3(Mw 6.8)、鳥取県境港市、日野町で最大震度 6強。(日野町で震度 7相当を観測、防災科学技術研究所Kik-netの計測震度計による[89])
21世紀[編集]

2001年(平成13年)
3月24日 芸予地震 - Mj 6.7(旧Mj 6.4)(Mw 6.8)、広島県河内町・大崎上島町、熊野町で最大震度 6弱、死者2人。フィリピン海プレート内部の地震。
12月18日 与那国島近海で地震 - Mj 7.3(Mw 7.1)、与那国島で最大震度 4、西表島で最大高20cmの津波を観測。

2002年(平成14年)
3月26日 石垣島近海で地震 - Mj 7.0(Mw 6.5)、黒島、波照間島で最大震度 1。

2004年(平成16年)
9月5日 紀伊半島南東沖地震 - 19時7分にMj 7.1(Mw 7.3)、23時57分にMj 7.4(Mw 7.5)。23時57分の地震で奈良県・和歌山県・三重県で最大震度 5弱。一時津波警報が発令。

2005年(平成17年)
3月20日 福岡県西方沖地震 - Mj 7.0(Mw 6.7)、福岡県福岡市・糸島市、佐賀県みやき町で最大震度 6弱、死者1人。

2010年(平成22年)
2月27日 沖縄本島近海で地震 - Mj 7.2(Mw 7.0)[103]。沖縄県糸満市で最大震度 5弱。負傷者2名。沖縄本島地方に一時津波警報が発令された。南城市で10cmの津波を観測。

11月8日 沖縄本島北西沖で地震 - Mj 7.0(Mw 6.8[134]〜Mw 6.9[135])、深さ217km。沖縄本島地方で最大震度 4[136]。

2013年(平成25年)

4月13日 淡路島付近で地震 - Mj 6.3(Mw 5.8)[150]、深さ15km。淡路市で最大震度 6弱[151][152]。

*************
上の地震の半分以上が内陸の地震ではなく海域の地震であり、それも沖縄方面が多いため、高知県沖を震源とする南海地震や駿河湾などを震源とする東南海地震はまだまだ起こる可能性は少ないと思える。

以下は、防災科学技術研究所のサイトから、このページのトップに表示されているはずの地震マップに関するところの解説文の引用です。

http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/part1.html より部分引用:

このような大地震の繰返しに関連して,その震源域周辺のやや広い範囲において, 地震活動が活発化したり,静穏化したりする現象が認められる場合があります. 図7.11に示した地震のサイクルでいえば, 歪エネルギーを蓄積する期間のうち前半は,前回の地震で周辺部の歪エネルギーを放出しているため, 一般に大きな地震は起きにくくなり(静穏期),後半になると地下の緊張状態が高まり, 大きめの地震が起きやすくなる(活動期)という傾向があります.

=== 図7.12 1946年南海地震(M8.0)の発生前40年間(左)と最近40年間(右)における,近畿地方周辺の地震活動(M>6) の比較(「1995年兵庫県南部地震」,京大防災研より) ===
1946年南海地震の発生前40年間と最近40年間における,近畿地方周辺の地震活動(M>6) の比較
 図7.12は,1946年南海地震(M8.0)の発生する前の40年間と, 最近40年間のそれぞれにおいて,近畿地方周辺で生じたM6を超える地震の分布を示しています (ただし,余震は除かれています). 両期間を比較すると,南海地震に先立つ40年間は確かに内陸の地震活動が高かった様子がうかがえます.
 最近の40年間は大変に静かですが,1995年兵庫県南部地震に引き続いて, 2000年鳥取県西部地震や2001年芸予地震などが続いており, 西日本地域は次の南海地震に向けた内陸地震の活動期に入ったのではないかとの議論もなされています.

 

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コメント
 
01. taked4700 2014年1月13日 20:27:36 : 9XFNe/BiX575U : shcizmifdQ
記事投稿者です。海溝型の超巨大地震はまだ起こらないと思いますが、陸域での直下型地震はいつ起こっても不思議ではない時期になっています。それだけに、川内原発、玄海原発、伊方原発などの直下でM5以上の地震が起こる可能性はかなり高く、とても危険であると思います。


02. 2014年1月14日 12:14:35 : IJnH6ou5Ro
いい加減、僅かなパターン例だけでの地震予測は不可能だということに気づけ。

03. taked4700 2014年1月14日 19:33:06 : 9XFNe/BiX575U : etYRxXOaDo
>>02

>いい加減、僅かなパターン例だけでの地震予測は不可能

確かに、上の例は昭和南海地震の前の例であり、今の状況のような1000年に一回の三陸沖の大地震が起こった後の状況とは異なります。

ただ、例えば、311の大地震にしても、中越地震、中越沖地震、岩手・宮城内陸地震などの地震が311の前の数年で起こってきています。

ちなみに、2000年以降の地震の一覧が
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%89%8B%E3%83%BB%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E5%86%85%E9%99%B8%E5%9C%B0%E9%9C%87
などのページの下欄に載っています。そのデータを沖縄や小笠原などの沖合はるかの海域のものを除いて東日本と西日本に分けてみます。

東日本:
根室半島沖(2000,M7.0) 宮城県沖(2003,M7.1) 宮城県北部(2003,M6.4) 十勝沖(2003,M8.0) 新潟県中越(2004,M6.8) 釧路沖(2004,M7.1) 留萌支庁南部(2004,M6.1) 宮城県沖(2005,M7.2) 三陸沖(2005,M7.2) 伊豆半島東方沖(2006,M5.8) 能登半島(2007,M6.9) 新潟県中越沖(2007,M6.8) 茨城県沖(2008,M7.0) 岩手・宮城内陸(2008,M7.2) 岩手県沿岸北部(2008,M6.8) 十勝沖(2008,M7.1) 駿河湾(2009,M6.5)
2010 -
三陸沖(2011,M7.3) 東北地方太平洋沖(東日本大震災)(2011,M9.0) 岩手県沖(2011,M7.4) 茨城県沖(2011,M7.6) 三陸沖(2011,M7.5) 長野県北部(2011,M6.7) 静岡県東部(2011,M6.4) 宮城県沖(2011,M7.2) 福島県浜通り(2011,M7.0) 福島県中通り(2011,M6.4) 長野県中部(2011,M5.4) 三陸沖(2011,M7.3) 千葉県東方沖(2012,M6.1) 三陸沖(2012,M7.3) 福島県沖(2013,M7.1)

西日本:
鳥取県西部(2000,M7.3)
芸予(2001,M6.7)
紀伊半島南東沖(2004,M7.4)
福岡県西方沖(2005,M7.0)
淡路島(2013,M6.3)

以上のように圧倒的に西日本は少ないのです。それだけ311の大地震の前震と余震、誘発地震などが東日本では多いということのはずです。

また、大きな海溝型地震の前には内陸型の地震が多く起こることについては、プレート間の圧力、つまり、押し合う力が大きくなるため、押しているプレート内でもストレスが高まり、内陸型の地震が増えることが推測できます。

更に、311の地震の前回版である869年の貞観地震でも南海トラフの連動型大地震であるとされる仁和地震は877年、つまり、18年後に起こっています。

このころの日本の人口は今の数十分の1にも行かなかったでしょうし、文字記録などもなかなか残せなかったはずですから、貞観地震と仁和地震の間に起こったはずの内陸型地震の記録はほとんど残っていないと思えます。

今の日本で最も危険なのは、原発直下で起こる可能性のある内陸直下型地震であると思います。西日本は既にそういった地震頻発期に入っているわけで、東日本にしても、311の地震の余震活動があり、危ないことに変わりがあるとは思えません。


04. 2014年1月14日 20:08:13 : nJF6kGWndY

原発は大体、人里離れているから、現実には風評被害による経済被害以外の実害は小さいだろうな

05. 2014年1月14日 20:41:44 : IJnH6ou5Ro
03
たったそれだけのパターンが全てに通じるわけないだろ。
大地震以外の中規模地震まで含めてやってみろよ。

確実に、合致しなくなるぞ。


06. taked4700 2014年1月15日 19:30:57 : 9XFNe/BiX575U : 9kiCEyL0WU
>>05

>大地震以外の中規模地震まで含めてやってみろよ。

それは原理的に言って無理だと思います。今の地震観測網は中規模地震の前兆を確実につかむほどの精密さは持っていないからです。つまり、二つの意味で無理なのです。一つは地震網の密度の問題で、今の地震観測網は地震計が密な部分でも数キロは互いに離れているため、一定の大きさ以下の地震はもともと観測できていないからです。もう一つは、一定の大きさの地震が起こるためには一定の地域の大きさが必要で、その地域内の例えばM5の地震の発生を予測するためにはM4以下の地震の発生状況を見るはずですが、ところが、そういった地域別の発生状況が少なくとも自分が利用できるような形では公開されていないのです。多分、もともと、陸地にはそういった区画が出来ているわけではないので、ある地域のM5ぐらいの地震の発生を予知するためにどこからどこまでの広さの地域を対象にして微小地震を数えるべきかがなかなか定まらないからです。しかし、多分、一定の活断層などがある地域であれば、その活断層を中心にして10キロの範囲を観察するなどはできるのかもしれません。

更に、311の地震とか東海地震、東南海地震、南海地震のような海溝型地震は起こるメカニズムがほぼはっきりしています。つまり、海溝を挟んだ両側のプレートの押しあう力が一定以上まで高まると地震が起こるということであり、多分、地震の起こり方としては直下型と比べるとずっと明確な構造になっているのだと思います。内陸部の直下型地震は、地下の岩盤の様相がそもそもかなり変化があり、どの場所でM5の地震が起こるかをそもそも特定できないのだと思います。ほとんどの地震は地下10キロよりも深いところが震源であり、そういった深さの地盤がどうなっているかはほとんど分かっていません。目で見ることが出来ませんし、ボーリング調査も日本中を1km間隔でやることが出来ればそれなりに意味があるかもしれませんが、とてもそこまでの密度でのボーリング調査はできていません。



07. 2014年1月15日 21:06:06 : p4TlRONmCI

 おいおい 大飯原発の下で 2つも大きなのが起きてるぞ〜〜

 ===

 京都 大阪は アウトだな〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 


08. 2014年1月15日 21:09:30 : p4TlRONmCI

 大まかに言うと

 2020年に 東京大震災

 2030年に 東南海地震 巨大津波
 


09. 2014年1月19日 21:56:10 : KvkqGk5G3g
大規模地震の前兆すら掴めない状況で
中規模地震の前兆を掴むのは原理的に無理だから
恣意的に選んだ地震を結び付けてみました、これが根拠です。
って、何のギャグだ?

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