http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/483.html
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駿河湾を震源とする地震はどのように起こってきているか。
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/entries_by_earthquake_center?earthquake_center_code=485
に2008年の夏以来の震度を記録した駿河湾での地震の一覧がある。
これによると、2008年夏以来51回震度を記録する地震がこの地域で起こってきている。よって1年にだいたい8回から10回程度起こる計算になる。
ところが年別の集計をすると次のようになる。
2013年:1回
2012年:4回
2011年:14回(内、311前が1回のみ)
2010年:2回
2009年:28回
2008年:1回
2009年の地震は実を言うと、8月11日にマグニチュード6.6の大地震が起こったため、その後の余震で数が多くなっている。朝の5時過ぎにM6.6の大地震が起こり、その後、10月まで余震が続いている。28回は全てこのM6.6に関連した地震だ。
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20090811050700.html
発生時刻 2009年8月11日 5時7分頃
震源地 駿河湾
最大震度 震度6弱
位置 緯度 北緯 34.8度
経度 東経 138.5度
震源 マグニチュード M6.6
深さ 約20km
この地震以外、M5以上の地震は次の一回があるだけ。
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20110801235800.html
発生時刻 2011年8月1日 23時58分頃
震源地 駿河湾
最大震度 震度5弱
位置 緯度 北緯 34.7度
経度 東経 138.6度
震源 マグニチュード M6.1
深さ 約20km
M6以上の両方の地震とも震源位置はほぼ同じ。また、どちらも逆断層型の地震で、震源深さがどちらも約20キロとされるため、フィリピン海プレートの沈み込みに伴って起こっている地震と見ていいと思う。
多分、単なる偶然のはずだが、M6以上の地震が二回とも8月に起こっている。
ところで、この駿河湾を震源地とする地震は東海地震とほぼ同じ。そして、日本の地震年表を見ると、駿河湾を震源とする地震は上に挙げた2回のみで他には出ていない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
のページにアクセスして、コントロールキーを押しながらFキーを押して、検索窓を開き、駿河湾と入力して検索しても3個しかヒットしない。そして、
101^ 2011年08月11日05時07分 駿河湾 M 6.5
とあるのは2009年8月11日の間違え。
ということは、少なくとも太平洋戦争後、今までに駿河湾を震源とするM6以上の地震は2009年と2011年の2回だけとなる。このことは、それまではM6の地震が50年以上起こってこなかったことを考えると、駿河湾での地震が活発化していると解釈するべきだと思う。
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