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帰省の足が心配/(C)日刊ゲンダイ
東京もヤバイ…この冬の大雪 “犯人”は温暖化だった
http://gendai.net/articles/view/life/146892
2013年12月26日 日刊ゲンダイ
この正月休みは、全国的に寒さが厳しく、日本海側は大雪が予想されている。昨シーズンもその前もひどい寒さで、猛烈な寒波は3シーズン連続だ。しかし、気象庁によれば、今年1年間の平均気温は平年を0.4度上回っていて、温暖化が進んでいるらしい。
「ここ3年の寒波は、温暖化が原因なのです」
こう言うのは、気象予報士の森田正光氏。平均気温が上がれば寒さが和らいで、快適に過ごせそうだが、朝晩は耳がちぎれそうな寒さで、通勤がつらい。気象のプロによれば、このパラドックスは、間違いなく温暖化で説明がつくという。
「温暖化で北極圏、特に欧州の北の氷が解けています。海面が露出しているところは、氷があるところより相対的に気温が高く、上昇気流を伴って発生する高気圧の脇に低気圧ができやすい。また、温暖化で日本の南側の海水温が平年より高く、偏西風の流れが北側に蛇行している。その2つが重なって、欧州の北の低気圧から吹き出した寒波が、スカンディナビア半島の東あたりから南下してくると、偏西風に乗り、ちょうど日本列島にぶつかるコースをたどるのです。温暖化がなければ、こんなに寒くなりません」(森田氏)
この寒波によって、日本海側は大雪になる。20日に観測された都心の初雪は、平年より2週間も早かったが、温暖化で猛威を増した寒波で東京の雪も心配だという。
「東京はじめ太平洋側に雪が降るのは南からの低気圧によります。その勢力が強いと、暖かい風が入り込むため、雨になることが多い。20日のケースみたいに、それほど強くなければ暖かい風の吹き込みが少なく、湿った空気が上空の寒気で一気に冷やされ、雪になる。このパターンが続くと、首都圏で大雪が続く恐れも十分です」(森田氏)
そういえば、この夏の東京は、エジプト並みの暑さを記録した。温暖化が猛暑だけでなく、大寒波ももたらすとは……。つくづく生きにくい世の中だ。
◇
<天気>冬型の気圧配置 28日にかけ北日本大荒れ 大雪も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000070-mai-soci
毎日新聞 12月27日(金)20時3分配信
北海道付近と東海上で低気圧が急速に発達し、冬型の気圧配置が強まる影響で、28日にかけて北日本では大荒れの天気となり、日本海側や山沿いを中心に大雪が予想される。太平洋側でも風が強まる見込み。
気象庁によると、28日午後6時までの24時間の積雪量は、多いところで北陸地方70センチ▽北海道、東北地方60センチ▽関東甲信越、東海、近畿地方50センチ▽中国地方40センチ▽四国、九州北部地方20センチ。29日は西日本の平地でも降雪がある見込み。年末年始の帰省ラッシュと重なることから、交通の乱れや気象情報に注意が必要だ。【酒井祥宏】
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