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南海トラフ津波 阪神、淡路の想定浸水面積広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000010-kobenext-soci
神戸新聞NEXT 12月24日(火)18時32分配信
兵庫県は24日、南海トラフ巨大地震によって阪神、淡路地域に押し寄せる津波について、浸水面積が国の想定の約3倍に広がったとする独自の浸水想定を発表した。津波の高さは国の想定より低くなったが、液状化現象による防潮堤や河川堤防の沈下を見込んだ。県は、被害が大きい3地区を防災インフラの重点整備地区に追加し、防潮堤強化などを進める。神戸、播磨地域の浸水想定も来年1月に発表し、同3月までに死亡者数や避難者数、インフラ被害などの想定をまとめる。
想定は最新の測量データや地形情報を取り入れて作成した。内閣府は昨年8月、防潮堤が機能するという条件で、阪神地域の沿岸3市と淡路島3市の浸水面積を計1120ヘクタールとしたが、県想定では計3317ヘクタールに達した。尼崎市の浸水面積は国想定の4・7倍、南あわじ市が2・9倍、西宮市と洲本市が2・4倍に拡大した。
これらの県の想定は、内閣府が全ての防潮堤、堤防、水門が被災して機能しない「最悪のケース」として発表した浸水域に匹敵する想定図となった。
津波の高さは、国想定がメートル以下の小数を切り上げて発表していたことや、大阪湾の新たな埋め立て地などの地形変化により、各市で国想定より0・7〜1・3メートル低くなった。最大は南あわじ市福良地区の8・1メートル、最短到達時間は同市沼島の44分だった。
液状化による防潮堤・堤防の沈下は、塩屋川堤防(南あわじ市阿万塩屋町)の2・7メートルを最大に、西宮市泉町の防潮堤の2・2メートル、宮川堤防(芦屋市呉川町)の1・3メートルなどを見込んだ。
県は今後、津波防災インフラ整備5カ年計画(2013〜18年度)を見直し、重点整備地区に尼崎市の尼崎閘門付近と西宮市の鳴尾川河口部、洲本市炬口地区を加え、防潮水門の整備や湾口防波堤の整備などを進める。
井戸敏三知事は「特に1メートル以上浸水する地域はただちに逃げる必要がある。避難対策、避難所対策を早急に見直していきたい」と述べた。
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