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東日本大震災は観測史上最大の断層すべりだったことが判明!スマトラ島沖地震は25メートル、東日本大震災は50メートル!
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2013/12/17 Tue. 06:00:23 真実を探すブログ
今月で東日本大震災から1000日の歳月が経過しましたが、東日本大震災に関する研究調査は今も続いています。海洋研究開発機構などの調査発表によると、東日本大震災で津波を引き起こした断層は水分と粘土を豊富に含んでおり、これが津波を発生させた断層すべりの原因になった可能性が高いとのことです。
「Science」誌に掲載された最新の論文には、「地震発生時に最大で50メートルに達していたことがわかった」と書かれていますが、これはスマトラ沖巨大地震やチリ沖巨大地震を遥かに超える規模となります。
単純に地震の規模ではスマトラ沖地震の方が東日本大震災よりも大きいのですが、東日本大震災が発生した断層は粘土と水分が多いことから50メートル近くも急激に跳ね上がりました。同じ様な現象は南海トラフ巨大地震や房総沖巨大地震などでも発生する可能性があると予想され、今後は日本周辺海域でも調査が行われる予定となっています。
☆東日本大震災 プレート境界断層、非常に薄い粘土層で滑りやすく
☆東日本大震災の巨大地震 断層の滑り、水分と粘土が引き金
URL http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/131206/evt13120612550023-n1.html
引用:
東日本大震災の巨大地震で日本海溝付近のプレート(岩板)境界断層の浅い場所が大きく滑ったのは、断層に含まれる水分と粘土が原因とみられることが海洋研究開発機構などの調査で分かった。6日付の米科学誌サイエンスに発表する。プレート境界断層の浅い場所で大きな滑りは起きないとされていたが、大震災では海溝付近が水平方向に約50メートルも滑り、陸側が跳ね上がり津波が巨大化した。
:引用終了
☆史上最大の断層すべり、3・11地震
URL http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2013/12/06/ngeo20131206001.html
引用:
そして今回、12月6日付で「Science」誌に掲載された3本の論文により、三陸沖で発生し、マグニチュード9.0を記録したこの巨大地震には、まだ驚くべき要素が残されていたことが明らかになった。
専門家の計算により、2つの構造プレートが接している日本海溝の断層すべりは、地震発生時に最大で50メートルに達していたことがわかった。これに対し、2004年のスマトラ島沖地震(M9.1)など、東北地方太平洋沖地震と同程度のマグニチュードを記録した他の巨大地震では、断層すべりは20〜25メートル程度だった。
「50メートル(の断層すべり)はこれまでに例がない」と、ブリティッシュコロンビア州にあるカナダ地質調査所の地球物理学者、ケリン・ワン(Kelin Wang)氏は述べている。同氏は今回の研究に関わっていない。
ワン氏によると、断層すべりの規模でこれに続くのは、1960年に発生したチリ地震とみられるとという。残された地震発生時のデータはそれほど多くはないものの、ここから推定されるチリ地震における断層すべりの規模は30〜40メートルだったとみられる。
東北地方太平洋沖地震における断層すべりは、その大部分が上下動だったと、ワン氏は説明する。しかしこの海溝では、プレート同士がくさびのように食い込んでいたため、上下方向のすべりが大量の海水を持ち上げ、これが日本沿岸を襲い、多くの人命を奪う津波と化したという。
:引用終了
もっとも、「東日本大震災の断層すべりが観測史上最大」と言っても、断層すべりを観測した歴史が半世紀程度しかないため、東日本大震災の津波が今までの津波で一番大きいわけではありません。日本では100年ほど前にも東北で巨大津波が発生している上に、石垣島では東日本大震災を遥かに超える90メートル近い巨大津波を捉えた記録が残っています。
また、世界規模で見てみると、アラスカのリツヤ湾で500メートル超という途方も無い記録があり、東日本大震災が観測史上最大となったのは、人類が津波の観測を始めた歴史が非常に短いだけだと言えるでしょう。今後も「観測史上最大」の断層すべりや津波が発生するかもしれないので、防災対策だけはしっかりとしておいて下さい。
☆歴史的な津波の一覧
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%B4%A5%E6%B3%A2%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
引用:
明治・大正・昭和・平成時代[編集]
1894年(明治27年)3月22日 根室半島沖地震 - M 7.9、死者1人。北海道・東北に津波。
1896年(明治29年)6月15日 明治三陸地震 - 岩手県綾里(現・大船渡市)で津波の遡上高38.2m、死者不明者22,000人。津波地震とされる。
1897年(明治30年)8月5日 三陸沖で地震 - M 7.7、宮城県や岩手県で津波により浸水被害。
1923年(大正12年)9月1日 大正関東地震(関東大震災) - 津波の最大波高は静岡県熱海で12m。数百人が犠牲となる。
1933年(昭和8年)3月3日 昭和三陸地震 - 死者・不明者3,000人。
1940年(昭和15年)8月2日 積丹半島沖地震(神威岬沖地震) - 天塩で死者10人。
1944年(昭和19年)12月7日 昭和東南海地震 - 津波の波高は熊野灘沿岸で8mに達する。
1946年(昭和21年)12月21日 昭和南海地震 - 津波は静岡県から九州まで来襲、最高6m。
1952年(昭和27年)3月4日 十勝沖地震 - 津波により、北海道厚岸郡浜中村(現・浜中町)南部が壊滅する。津波は、厚岸湾が最高で6.5m、青森県八戸市で2mなど。
1964年(昭和39年)6月16日 新潟地震 - 津波規模2m。観測地点によっては4m。
1983年(昭和58年)5月26日 日本海中部地震 - 秋田県を中心に、津波による犠牲者100人(遠足中の小学生13名が死亡)。対岸の韓国でも3名の死者・行方不明者を出した。
1993年(平成5年)7月12日 北海道南西沖地震 - 奥尻島で最大波高16.8m、遡上高が30mに達する。死者・不明198人。大津波警報は地震発生後4〜5分で出されるも間に合わず、奥尻町青苗地区は壊滅。対岸のロシアでも3人の行方不明者を出した。
2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)- 岩手県大船渡市の綾里湾で遡上高40.1m[20]、観測できた津波の高さでも9.3m以上(福島県相馬港)と、津波において国内観測史上最大。
山体崩壊に伴う津波[編集]
紀元前1628年頃 (cf.) - ミノア噴火(ミノア文明後期のサントリーニ島[そのうちの、ネア・カメニ島]で起こった噴火)に伴う津波。地中海で最大波高90mの大津波が発生したとの推定がある。アトランティス伝説や『旧約聖書』の「出エジプト記」(海が割れる奇跡の伝説)の元になったとの説もある[27][28]。
1640年7月31日(寛永17年6月13日)北海道駒ヶ岳の崩壊に伴う津波。亀田から十勝にかけて津波を記録。
1741年8月28日(寛保元年7月18日)北海道西南沖の渡島大島近海で地震、対岸の熊石から松前にかけて大きな被害、津波高さ3m、佐渡島でも津波を観測[29]。
1792年5月21日(寛政4年4月1日)島原大変肥後迷惑 - 雲仙岳噴火、眉山崩壊により島原湾に大津波。
1883年8月27日 クラカタウ火山噴火による津波。島の北部約3km四方が崩壊し、インド洋、太平洋に津波が波及。
1958年7月10日 リツヤ湾大津波 - アラスカで発生した地震によりリツヤ湾奥で大規模な山体崩壊。高さ約525mに及ぶ津波が発生[30]。
:引用終了
☆日本一の津波の高さはなんと90m
URL http://www.excite.co.jp/News/bit/00091105684556.html
引用:
日本で最大の津波は1771年に石垣島・西表島を襲った大津波がある。この時の記録を見ると、石垣島の宮良川を波が朔上し、宮良村で28.2丈(85.4m)、白保村19.8丈(60.0m)、安良村18.6丈(56.4m)などとなっている。石垣島には50mを越えるような巨大津波が襲ったのだ。当時、白保村では1600人弱の人口があったが、このうち98%にあたる1546人もの犠牲がでるなど多くの村々が流され、石垣島・西表島だけで9313名もの犠牲者が出た。これは当時の両島の人口の32%にあたる。石垣島の大浜崎原公園などには直径10m以上もあるような珊瑚の巨石が今も残っている。こんな石が標高20m〜40mのところにまで流されたのだ……。
こんな大きな津波が日本を襲うことがあるのだろうか?
日本で大津波を起こすような地震の巣といえば東海・東南海・南海地震があることは知られている。過去にはこれらの地震が同時に発生したことが論ぜられているが、これらが同時に発生するとマグニチュードは8.7ぐらいかな……? まだ9.0には及ばないか……。でもこれに関東地震と房総沖地震も同時に起こすとマグニチュードは9クラスになるだろうな。
:引用終了
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