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的中率75%の地震予測! 東大名誉教授「来年3月までに南海トラフ巨大地震が起きる」
http://tocana.jp/2013/12/post_3329.html
2013.12.08 TOCANA
――30年以上にわたり、スピリチュアル・超常現象研究家の百瀬直也が、今話題の不思議ニュースを独自の目線で紹介する。
「南海トラフ巨大地震が迫っている」…と、世間では騒がれつつも、国の有識者会議が5月に出した結論は、「地震予知は現状では困難」というものだった。その一方で、なんとか地震予知を実用化しようと様々なアプローチを試みている科学者もいる。
今回紹介する、東京大学名誉教授で測量学の世界的権威である村井俊治(しゅんじ)氏もその1人だ。
村井氏は、独自の方法論によって地震予測を繰り返した結果、的中率が75%にまで上昇。東日本大震災の前にも、同様の方法で前兆を捉えていたというのだから今回の予測も見逃せない。
■地震の予測方法
村井氏の地震予測は、国土地理院が全国1240ヶ所に約20Kmの間隔で設置した「電子基準点」を利用したもの。これは地震発生前にはなんらかの変化や異常がみられるGPSデータを、さらに高精度にしたシステムで、ミリ単位の地殻変動を観測することができるものだ。
これを使って、村井氏らが2000〜07年までの8年間に発生したM6以上の地震162件に前兆現象があったかどうかを検証した結果、すべてのケースで何らかの前兆現象が見られたため、地震予測をすることは可能であるという自信を深めたという。
具体的には、電子基準点の移動の幅が通常の範囲からはずれた後に、それが数週間〜数カ月後に元に戻った時点で、地震が発生するという。何日後に地震があるとは、まだはっきり言える段階ではないが、「必ず地震が起きる」ことは、過去の事例から言えるようになったと村井氏は断言する。
■東日本大震災で出た異常と同じ動きが南海トラフ付近で…!?
東日本大震災の前には、5週間前から前兆現象が始まり、4〜3週間前に最大の変動が見られたという。このときには、牡鹿半島あたりの電子基準点で最も異常が出ていたそうだ。
このことは政府機関も認めていて、国土地理院のWebサイトには、「東北地方太平洋沖地震(M9.0)では、最大で水平方向に約5.3m、上下方向に約1.2mという極めて大きな地殻変動が観測されました」とある。
この手法では、陸地から遠い沖合の地震は予測できないが、陸地から200キロくらいまでならば、地上の電子基準点に異常が現れるという。
ちなみに村井氏は、この手法により、共同研究者の荒木春視工学博士とともに、2006年に「地震・火山噴火予知方法」という特許を取得している。
そして今、南海トラフ付近で、東日本大震災と同様の変動が起きているというのだ。
このことについて、村井氏は「データを見て、本当にびっくりしましたよ。これは東日本大震災のときと同じじゃないかと」(『週刊現代』11月23日号)と、語っている。
■来年、南海トラフ地震が発生する根拠は?
村井氏によると、初めは、今年6月末に、九州・四国・紀伊半島で異常変動が観測され、9月上旬になると、日本全国で異常な変動が見られるようになったそうだ。翌週になると変動は収まり、非常に静かになったのだが、3.11の前にも、このような変動と静謐期間が半年ほどの間に3回繰り返されたという。
そして、9月の異常の後、4週間ほどは静かな期間が続いたが、5週目の10月6日〜12日に再び広範囲で変動が起きた。
注目すべきは、特に大きな変動が起きたのが、南海トラフ地震のうち、「南海地震」が起こるとされている地域とピッタリ符合するというのだ。このため、今年12月から来年3月頃の間に南海トラフでの大地震が起こる可能性が高いと村井氏は警告する。
村井氏は、3.11の前年の2010年9月にも全国的な異常が起きていることに気づいていたが、巨大地震の前兆と言えるだけの準備ができていなかったのだという。すでに東大を退官していて、個人的にデータの観測を行なっていた村井氏には発表の場もなく、公の場で注意喚起することもできなかった。だが、現在は「地震科学探査機構」(JESEA)という会社を立ち上げ、顧問に就任。月額210円の有料メルマガで毎週地震予測を配信するなど精力的に活動しているが、個人研究では国からの補助も得られず、限界があるための、苦肉の策だという。
村井氏によれば、昨年1年間を通しての平均的な実績では、「75%で『当たっている』と言えるでしょう」(『週刊現代』11月23日号)とのこと。
■信憑性に疑問の声も
だが、測量学者という地震学の門外漢が行なう地震予測に対して、異論を唱える地震学者もいる。
武蔵野学院大学特任教授・島村英紀氏は「電子基準点やGPSのデータによって地震予知ができるものではない」(『週刊現代』11月23日号)と語っている。電子基準点は地上の位置データだが、地震は地下数キロから数十キロの岩の中で発生するものであり、地上の位置が地下の変動を忠実に反映するとは限らないというのだ。
このような意見もあるものの、過去に75%も適中しているとなると、無視できないだろう。
以前筆者の記事で紹介した地震予測は以下だ。
・ロシアの地震学者アレクセイ・リュブシン氏……低周波微動データの解析により、今年秋頃から来年春までに南海トラフあたりでM9クラスの地震を予測している。
・「体感」と「霊感」で地震を予測する予言者・リシル氏……「霊さん(リシル氏の助言者)」が「2015年に南海トラフ地震が来る」と言っているという。
・予言者の松原照子氏の発言……筆者の解釈によれば2017年に南海トラフ地震が起きるとなるが、これは絶対的な解釈ではないかもしれず、もしかしたらそれより前に起きるかもしれない。ちなみに、松原氏によれば、南海トラフ地震・富士山噴火・関東大地震のいずれかが起きると、3ヶ月〜半年の間に他の2つも起きるかもしれないのではないかという。
蛇足だが、筆者のあまりアテにならないかもしれないダウジングによる予測では、2016年後半から2017年に南海トラフ地震が起きると出ている。
いずれにしても、南海トラフ地震が数年の範囲内で起きるという予測や予言がいろいろあり、「いよいよか」という感がある。特に、東海から西日本にかけての被害予測が出ている地域に住む方々は、防災対策に十分に気を配っていただきたい。
■百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家。地震前兆研究家。シャーマニズム、古代史、民俗学なども研究。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ『探求三昧』主宰。Twitterは@noya_momose。
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