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東日本大震災、余震 震度4以上300回超 「今後10年 警戒を」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131205-00000087-san-soci
産経新聞 12月5日(木)7時55分配信
東日本大震災の余震は減少傾向にあるものの、震度4以上の累計は11月末までに300回を超えた。マグニチュード(M)9・0の巨大地震の影響は長期間続くとみられ、今後もM7〜8級の余震に警戒が必要だ。
気象庁によると、震度1以上の余震は8月に累計1万回を突破したが、ほぼ予想通りのペースで減っている。大震災直後は3千回近くに達した月別の回数は、約1年前から100回程度で推移している。
ただ、地震活動は通常より活発な状態が続いており、10月までの1年間に発生したM4以上は大震災前の年間平均の4・7倍だ。
M7級の余震はこれまで8回発生。震災当日のM7・6が最大だが、昨年12月に三陸沖でM7・3、今年10月には福島県沖でM7・1が起きた。
福島県沖のこの地震は日本海溝の東側で起きる「アウターライズ型」と呼ばれるタイプ。太平洋プレート(岩板)の内部が壊れ、海底が動いて津波が大きくなりやすい。今回は小規模だったが、M8級による大津波も懸念されている。
海外の巨大地震でも、大きな余震は数年後に起きている。2004年のスマトラ沖地震(M9・1)では約6年後にM7・8の余震で最大8メートルの津波が沿岸を襲い、400人超が死亡。7年以上たった昨年4月にはM8・6のアウターライズ型が起きた。
大震災の影響は太平洋側だけではない。東北や関東では地盤にかかる力の方向が変化し、内陸でも地震が増加しており、直下型の誘発も懸念される。
政府の本蔵義守地震調査委員長は「大地震が起きた後、当分大きい地震が起きないというのは誤解だ。特にM7級の余震には注意が必要。少なくとも今後10年は警戒しなければならない」と話している。
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