http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/420.html
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気象庁のサイトにある「地震・火山月報(防災編)」(http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/gaikyo/index.html#monthly)に毎月の地震や噴火の統計がある。
2010年12月の月報(http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/gaikyo/monthly201012.pdf)には次のように載っている。
>日本及びその周辺で発生した主な地震
>平成 22 年(2010 年)12 月に日本国内で震度1以上を観測した地震の回数は 114 回(11 月は 101 回)、日本及びその周辺で発生した M4.0 以上の地震の回数は 213 回(11 月は 60 回)であった。
注目するべきは
>日本及びその周辺で発生した M4.0 以上の地震の回数は 213 回(11 月は 60 回)
のところ。
前後の数を調べてみると、
7月:75
8月:95
9月:113
10月:76
11月:60
12月:232
1月:163
2月:108
となっている。つまり、113回、76回、60回と減少した後に213回へ一気に3倍以上に急増し、その後、163回、108回となって311の超巨大地震を迎えている。
なお、「日本国内で震度1以上を観測した地震の回数」も同じような傾向があり、それについては次の記事を参照していただきたい。
過去の月別地震回数からの地震予知
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/736.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 3 月 11 日 14:36:28: 9XFNe/BiX575U
*最も肝心な点は次に引用することです。
2011年1月は74回に減少し、2月は155回へ一気に増加する。74回と言うのは2008年8月以降で最も数が少ない。そして、2011年2月の155回と言うのは突出して多いのだ。ちなみに、2009年2月は105回、2010年2月は94回だ。
*******************
ところで、現状はどうかと言うと、311前のような大きな変動はありません。このことから少なくともM9レベルの超大型地震はまだ目前に迫っていないとは言えるのではと思いますが、M7レベルでも十分に被害を受けるので、用心をするに越したことはありません。
2013年(「日本国内で震度1以上を観測した地震の回数」、「日本及びその周辺で発生した M4.0 以上の地震の回数」の順に並んでいます。)
4月:272回、152回
5月:206回、84回
6月:179回、79回
7月:214回、96回
8月:209回、90回
9月:163回、85回
10月:165回、124回
なお、周辺で地震数が急増してから日本での地震が減少してから急増するのは、アスペリティの破壊と関係があると思います。つまり、アスペリティと言うのはプレート同士が硬くかみ合っている部分のことで、アスペリティがプレートがずれ動くのを止めているので、ある程度以上の大きな地震はある程度の大きさのアスペリティが一気に破壊されることによって起こるとされています。つまり、まず、日本の周辺部の広範囲でプレート間の留め金であったある程度の大きさのアスペリティが破壊され、その結果、日本直近のアスペリティに力が集中し日本直近のある程度の大きさのアスペリティが一気に破壊され、その次に、最後まで残った巨大なアスペリティが破壊されて311の超巨大地震が起こったということだと思います。
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