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噴火が続く小笠原諸島“新島”、大地震の前兆か!? Xデーは8カ月後…?
http://tocana.jp/2013/11/post_3245.html
2013.11.23 TOCANA
11月20日16時20分頃、小笠原諸島で海底火山の噴火により新しい島が出現した。島が現れたのは、東京から約1000Kmのところにある無人島・西之島の南南東500mほどのところで、直径約200mにわたる新たな陸地ができていた。
島の様子を上空から視察した野上健治東工大教授によると、新島出現の翌日には隆起が進み、かなり大きくなっていたという。
海底火山噴火による新島出現ということで、誰もが気になるのが「地震との関連」だろう。火山活動と地震活動は同根であるというのは、地震学者たちの認めるところだ。
3.11などさまざまな大地震や火山噴火の予知を的中してきた木村政昭・琉球大学名誉教授は、著書『東海地震も関東大地震も起きない! 地震予知はなぜ外れるのか』(宝島社)で、「『火山噴火と地震の時・空関係』からも巨大地震の発生を予知できる」と書いている。
たとえば、1707年の宝永地震(M8.4)という3連動型南海トラフ地震が発生した49日後に、富士山が有史後、最大級の被害を及ぼした宝永噴火を起こした。
「しかし現実には、それよりも普遍性を持ち、しかも圧倒的に事例が多いのが大地震に先立つ噴火の例である」と木村氏は述べている。
つまり、「大地震→噴火」よりも、「噴火→大地震」というパターンの方が絶対的に多いというのだ。
実は、西之島では、1973年9月11日にも近くで海底火山噴火によると思われる新島が出現し、半年後に西之島と結合している。
では、この時、この周辺で大きな地震が起きていないかと調べてみると、約8ヶ月後の1974年5月9日にM6.8の伊豆半島沖地震が発生し、30人の死者が出た。その年には、1974年11月13日に鳥島近海でM7.3の地震も発生していた。
日本で新しい島ができたのは、1986年1月20日に南硫黄島の近くに出現して以来だが、この新島は2ヶ月後に海中に没している。
この後で大きな地震があったかどうか調べてみると、新島出現と関係あると確言できないが、翌年1987年12月17日に、M6.7の千葉県東方沖地震が起きている。この地震では2名が亡くなっており、関東における戦後初の被害地震となった。
前回の記事でも紹介したが、今年9月29日の「世見」で予言者・松原照子氏が、「北アメリカプレートと太平洋プレート、フィリピン海プレートの接点のある場所を中心に動きやすくなっているのを感じています」と書き、木村氏は2015年までに「伊豆・小笠原M8.5スーパー巨大地震」の発生を予測していることを考えると、今回の新島出現もその前兆なのかもしれない。
筆者は地震学者ではないので、これ以上の推測は控えるが、この海底噴火についての木村博士の見解を待ちたいところだ。
たとえM8.5クラスでも、本土からかなり距離があるため、首都圏で地震による甚大な被害はないかもしれないが、津波が発生したら話は別だ。誰もが南海トラフ地震に気を取られている間に、3.11に続く「想定外の大惨事」が起きないことを祈りたいところだ。
ところで、今回の海底噴火を予言していた人がいる。以前に「今注目の日本の予言者ベスト3!」の記事で第3位として紹介したミッヒー氏(Twitter: @mihikarimiko)だ。
「透視ビジョン」によって、これまでさまざまな予言を的中してきた女性だが、2カ月ほど前の9月5日に、Twitterで、「ものすごい噴煙をあげた火山 噴煙が空を真っ暗に覆うほど でも山の形がビジョンでは見えなかった」とツイートしていた。山が見えなかったのは、海底噴火だったせいではないだろうか。彼女の今後の予言にも注目したい。
■百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家。地震前兆研究家。シャーマニズム、古代史、民俗学なども研究。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ『探求三昧』主宰。Twitterは@noya_momose。
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