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新島誕生は新たな地震リスクももたらした=20日午後4時20分(海上保安庁提供)
小笠原に誕生した新島は地震の兆候か!? M8級の巨大地震リスクも…
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131121/dms1311211533026-n1.htm
2013.11.21 夕刊フジ
小笠原諸島に突然ひょっこり、新しい島ができた。東京都小笠原村の西之島の周辺で噴火があり、気象庁が20日、新たな陸地の出現を確認した。日本にとっては新しい領土の出現で喜ばしいことだが、ちょっと待った。地震学の定説では「噴火と地震はワンセット」。何かの前兆でなければいいのだが…。
気象庁によると、西之島周辺での噴火は1974年以来。20日午前10時20分ごろに同島周辺で噴煙が上がっているのを海上自衛隊が発見し、海上保安庁が午後4時ごろに確認。西之島の南東約500メートルの海上に直径約200メートルにわたる新たな陸上部ができたという。
西之島は東京の南約1000キロメートル、父島の西約130キロメートルに位置する無人島。73〜74年の噴火でも陸上部ができ、それ以前にあった島とつながって現在の形となった。
今後も噴火が続く可能性があるため、海上保安庁は船舶に警戒を呼び掛ける航行警報を出した。
狭い日本にとって新領土はうれしいサプライズだが、本紙で『警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識』を連載中の武蔵野学院大・島村英紀特任教授は「一般的に火山活動と地震はワンセットになっている。今回の海底噴火も例外ではない。恐らく今年4月に三宅島近海で群発地震を引き起こした火山活動の一環だろう」と解説する。
小笠原諸島付近は、太平洋プレートがフィリピン海プレートに潜り込む、ちょうど境界付近にあたる。
「伊豆・小笠原海溝と呼ばれるこの(境界付近の)海溝は、これまでマグニチュード(M)7級程度までの地震しか起きないと思われてきたが、今年秋の地震学会でその定説が覆された」と島村氏。この学会で、南海トラフ地震の1つとみられていた推定M7・9の慶長地震(1605年)が、この海溝付近を震源とする地震だった可能性が指摘されたという。
「学説が正しければ、伊豆・小笠原海溝にM8級の巨大地震のリスクが存在していることになる。東日本大震災による地殻変動で、日本列島の地下には相当大きなエネルギーがたまり、その影響も気になるところだ。いずれにせよ、新たな懸念材料が増えたことは間違いない」(島村氏)。
喜んでばかりはいられない。
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東京の南およそ1,000kmの西之島近くで新しい島が出現
東京の南、およそ1,000kmに位置する西之島の近くで、新しい島が出現していることを、海上保安庁の航空機が確認した。
20日午後4時すぎ、西之島の南南東およそ500メートル付近の海上で、これまで確認されていなかった島が出現していることを、海上保安庁の航空機が見つけた。
日本の領海で新しい島が出現したのは、1986年に南硫黄島の近くで見つかって以来のことだが、この島は、海上に姿を現してから2カ月後に消滅している。
海上保安庁は、今後も新しい島の観測や調査を続けていく方針。
(11/21 06:26)
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