FM電波による大地震予測また外れる　研究者「単純に小生の力量の無さ」と謝罪
http://www.j-cast.com/2013/11/20189527.html?p=all
2013/11/20 18:40　J-CASTニュース

近畿地方でマグニチュード7以上の地震の兆候があるなどと、たびたび発表してきた研究者が、またもや予測を外し、「どうかお許しください」などと謝罪した。

ただ、年内に地震が発生する可能性を撤回した一方で、年明けに地震発生の可能性があるとほのめかし、ネットでは「また延期か」「オオカミ少年」などとあきれられている。

■2008年7月から地震の兆候？

地震予測の研究者とは、山梨県にある八ヶ岳南麓天文台・台長の串田嘉男氏だ。阪神・淡路大震災をきっかけに、FM電波による地震予測研究を本格化させた。串田氏の著書「地震予報」（PHP新書）によると、普段は届かない遠くのFM放送局の電波が、地震の発生前に震源の上空で散乱して、受信強度に変化が現れる。これを解析することで地震が予測できるという仕組みらしい。

受信強度の変化が収束した後、地震が発生するまでに一定の法則があるといい、八ヶ岳、秋田、高知などの観測所から集めたデータを基に、地震が起こる場所や規模、時期を推測する。串田氏は以前から近畿圏での巨大地震発生を警告していて、その予兆は2008年7月から継続して見られているようだ。受信強度が最大になり、静穏化し、また最大になるという周期を繰り返している。

2012年12月14日発売の写真週刊誌「FRIDAY」のインタビューで串田氏は、「琵琶湖周辺でマグニチュード7.8の直下型地震が起こる可能性がある」と予測し、FM電波の異変は「第4ステージ」を迎えたとしていた。しかし、琵琶湖周辺で大規模な地震は発生せず、地震発生予測は後ろ倒しになっていき、段階は「第5ステージ」「第6ステージ」とどこまでも続いている。

また、2013年8月31日のZAKZAKの記事では、「早ければ9月前半にも近畿圏でM7以上の大型地震が発生する可能性がある」と警告したが、こちらもまた予測は外れてしまった。串田氏は自身のウェブサイトでも、計測データと地震予測を1か月に数回掲載していて、10・11月の地震発生をにおわせていたものの、近畿圏で大きな揺れは観測されていない。

■「心よりお詫び申し上げます。本当に情けなくなります」

串田氏は11月18日、「近々に対応地震発生の可能性は完全否定できます」とウェブサイトで発表し、同月中の地震発生の可能性を撤回した。さらに、電波の異変段階は「第7ステージ」に突入していると明かし、

「こんなことがより初期の段階で認識できなかったことは、単純に小生の力量の無さによるもので、本当に申し訳存じます。心よりお詫び申し上げます。本当に情けなくなります。どうかお許しください」

と謝罪した。

少なくとも12月下旬までは地震発生の可能性は否定できる、とした一方で、新たに2014年初旬に発生する可能性に言及した。

この発表にネットでは、

「また延長か。ブレないな」「言い続ければいつかは当たるだろうの典型的な例だな・・・」「備えは大切ですが、こう毎月来る来る言ってれば信憑性はどんどん無くなります。そろそろペナルティ付けて欲しい」

と厳しい意見が書き込まれた。

中には「今回こそって思って非常食ダンボール10箱分集めたのに・・・orz」と地震に備えていた人もいたようだ。

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長期前兆No.1778続報No.055
URL　http://www.jishin-yohou.com/1778_zokuhou_No55.pdf

http://blog-imgs-58.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/kusidasi111801.jpg

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コメント
01. 2013年11月20日 23:42:52 : ag9tNNw0lg 相手にするだけ時間の無駄。
02. 2013年11月20日 23:48:12 : EM4u3tTGL6 私は株の信用分を先週いったん損切りしました。 だけど、下がったところで買い戻しで、結果オーライです。 とんでもない地震がなくて、ほんとによかった。 めげずにドンドン発表してもらいたいですね。
03. taked4700 2013年11月21日 00:26:01 : 9XFNe/BiX575U : MhHjRuGxAI 少なくとも串田氏は検証可能な形で予測をされていて、非常に科学的なものです。科学史上最初の試みと言っていいもので、先例があるわけではないので、試行錯誤はつきものです。 今後も、メゲズニ予測を続けていただきたいと思います。
04. 2013年11月21日 00:52:21 : nJF6kGWndY もう十分だろうに 溺れる犬は棒で叩けか 相変らず赤カブ投稿はしようもないな >中には「今回こそって思って非常食ダンボール10箱分集めたのに・・・orz」と地震に備えていた人もいたようだ。 自分の頭で考えずに信じる方が悪い
05. 2013年11月21日 01:00:46 : nJF6kGWndY >>03 検証可能な形で予測するのは良いが 予測の推論過程が、あまり科学的ではなく、少ない経験に頼り過ぎるのが問題だな
06. 2013年11月21日 02:31:23 : sUpHQ8Q75g 串田氏のチャートは何者かが電離層に働きかけてたことを白日の下に晒すもの 大地震に至らなかったのは仕掛けが不完全だったからだろう
07. 2013年11月21日 08:52:23 : 1geRdsjJSg まあ、機序が不明のオカルトだから、大方は注目すれども信はおかずというところだったろう。
08. 2013年11月21日 19:37:38 : IBJorwVJ0w 馬鹿は死ななきゃ治らない。
09. 2013年11月21日 20:50:47 : b5mz9NgdGk 08さん 馬鹿が死んだら直るかどうかは確認できないが、この世でそれ以上根拠のない予測がこの手の人によりまた伝えられることはなくなる。
10. 2013年11月22日 12:01:57 : BxgKgNJpDM 莫大な研究費を供給されている地震学者（予測すらできない）に比べればかわいいもんだ（爆）

11. 2013年11月24日 01:30:17 : Td0N6QHNrk 森谷武男氏は串田式を批判的に検討し、地震予測には相応しくないという結論を得て、新たに森谷式を案出して予測していた、という。 （サイト閉鎖。） イオノ派の「地震ニュース - ja7hoq」では、FM電波観測を否定しないが、串田式に批判的で、大地震前兆ではない、と判断していた。森谷式についても批判的である。他の批判だけでなく、観測仲間や独自の予測にも言及、発震の傾向が出ており、そつがない。 地震ニュース｜地震ニュース http://ameblo.jp/ja7hoq/entry-11702619167.html 「串田情報（琵琶湖周辺のＦＭ電磁波は地震性のものではなく、全く別の原因による異常伝播であることは旧号に書いた通りである。」その他。 少し陰謀めいた、当たり外れや地震予知騒動の背景については、次のサイトの記事に雰囲気が出ている。 神戸だいすき : 実は１００発百中＝地震予知（森谷武男教授） http://blog.livedoor.jp/pegasus2011/archives/6836971.html あるいは、地震予知騒動の背景には、予算配分や国防上の難問が控えている。それは、必ずしも陰謀論で検討するべきものではなく、カネに関わるが普通の行政、政治（利益配分）の問題であり、防衛の問題であって、国会・マスコミで政党・政治家がシノギを削っている。 地震予知については、なかなかのものが出てきたが、確実にピンポイントで予測できないとダメという見解になっている。しかし、いろいろ利用すると、大雑把に、居住地区や観測地周辺での傾向、重要な震源地での傾向を掴むことができる。 まず、次の商用サイトで、だいたいの傾向を見ることができる。 ハザードラボ http://www.hazardlab.jp/know/news/ 更に、次のサイトで、大きな動きや地域別の傾向にアクセントを付加することができる。 アキラの地震予測 http://www16.ocn.ne.jp/~eakira/ また、次のサイトは、木村政昭氏の説を尊重し、房総沖巨大地震に備えた予測を行っている。他の地震についても、細部の適合率が割りと高い。最近、伊豆・小笠原方面に異変があるため、首都圏等の居住者で地震・津波が気になる人は、常に参考すると良い。 地震前兆と予想 http://bbs3.sekkaku.net/bbs/ikasemain.html 地震雲というのは、研究・観察者の間に原理・原則がある上、地震雲を見極めるには経験を積むことが必要で、それを知らずに重箱の隅を非難しても無意味である。以下のサイトがある。 日本地震雲研究会のHP http://jisin-cloud-earth.o.oo7.jp/ 日本地震予知協会Ｗｅｂサイト　〜雲にきこうよ〜 http://www.menokami.jp/ 地震前兆・地震雲・湘南・ＩＫＵのサイト http://homepage2.nifty.com/syounan_iku/footer_04.html 同時に、「地震ニュース - ja7hoq」で引用される「村山情報」は、以下のサイトに掲載される。 つれづれ雲日記 http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/127281/113721 以下のサイトは、宗教的予言調なので疑問符が付けられているが、帯状雲の観察で人気がある。密かに安倍総理とオバマ大統領が注目中、との裏情報がある。 大地震の予知と天変地異:予知、予言、予測 http://eien.mie1.net/c16393.html なお、地震予知研究界隈には、国策としての理学・工学を尊重する保守派が目立つ。うるさ型。それで、政治思想や予算問題等から政争に巻き込まれている場合があり、そこにマスコミ等を通じた干渉を被っている場合がある。
12. 2013年11月24日 16:13:34 : xvnR53v3lg 地震予知関連で、所謂自称予知者の擁護者は 結局は陰謀論に入るから好きではない。

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